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リュックと添い寝ごはん、1stアルバムツアー完走しファンと再会を約束

ナタリー

20/12/28(月) 18:55

リュックと添い寝ごはん

リュックと添い寝ごはんの東名阪ツアー「リュックと添い寝ごはん 1st albumリリースツアー『neo neo』」ファイナル公演が、12月23日に東京・WWWで開催された。

12月9日にリリースしたメジャーデビューアルバム「neo neo」を携えて行われたこのツアー。「neo neo」の収録曲を中心に、バンドの新たな姿勢をアピールするセットリストで各地のファンを楽しませた。またツアーファイナルの模様は生配信も行われ、会場に足を運べなかったファンにも3人の最新の音楽を届けた。

開演時刻を迎えると、ステージには松本ユウ(Vo, G)、堂免英敬(B)、宮澤あかり(Dr)、そしてサポートメンバーのぬん(G)が白シャツに黒パンツというおそろいの衣装で登場した。「リュックと添い寝ごはんです! 自由に楽しんで」という松本の挨拶から、1曲目「生活」がスタート。疾走感あふれるアンサンブルを、メンバーは時折顔を見合わせながら心地よさそうに奏でる。エバーグリーンな空気を表現した「青春日記」、しっとりとした序盤から一気に加速した「手と手」が終わると、松本はフロアを見渡して「めっちゃ人いるね!」とファンとの対面を喜ぶ。松本から挨拶を促された堂免と宮澤だが、それぞれ「……がんばるぞ!」「……がんばります(笑)」とシンプルな言葉のみを発し、松本も「これはよくない流れだね(笑)」と苦笑いしていた。

和やかなMCから一転し、「Night Gimmick」では宮澤と堂免がクールなビートを刻み、会場の空気を変化させた。「サニー」の壮大な音像でフロアを圧倒したあとは「ホリデイ」を軽やかに演奏。さらに柔らかな照明の下で「500円玉と少年」をノスタルジックに披露した。続くMCでは松本の発案で決まったという今回のツアーの衣装について4人がトークを繰り広げ、オーディエンスを和ませる。続く「23」では松本がキーボードを奏で、リュックと添い寝ごはんのさらなる音楽性の広がりを感じさせるひとときとなった。ライブ後半、「渚とサンダルと」からは再び勢いのある楽曲を連投してフロアのテンションを上昇させる。「グッバイトレイン」ではオーディエンスが笑顔で手拍子し、4人が鳴らすサウンドを全身で楽しんでいることをうかがわせた。最後は「ノーマル」をエネルギッシュにプレイし、ライブを締めくくった。

アンコールでは松本が1人でステージに現れ、アコースティックギターの弾き語りで「ほたるのうた」を披露。曲の持つメッセージをシンプルなアレンジでまっすぐに伝えた。堂免と宮澤、ぬんが拍手をしながらステージに戻ると、松本はバンドを代表してツアーファイナルを迎えた心境を「またみんなで集まって笑い合いながらライブをしましょう」と笑顔で語る。そして4人は「海を越えて」を演奏し、ツアーのエンディングを飾った。

このライブのアーカイブ映像は明日12月29日(火)23:59まで配信中。視聴チケットは明日21:00まで販売している。

「リュックと添い寝ごはん 1st albumリリースツアー『neo neo』」2020年12月23日 WWW セットリスト

01. 生活
02. 青春日記
03. 手と手
04. Night Gimmick
05. サニー
06. ホリデイ
07. 500円玉と少年
08. 23
09. 渚とサンダルと
10. PLAY
11. グッバイトレイン
12. ノーマル
<アンコール>
13. ほたるのうた
14. 海を越えて
15. あたらしい朝

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