シネマ歌舞伎「野田版 桜の森の満開の下」のBlu-ray / DVDが、4月7日に発売される。

2017年に野田秀樹の作・演出で上演され、2019年にシネマ歌舞伎として公開された「野田版 桜の森の満開の下」は、1989年に夢の遊眠社が発表した「贋作・桜の森の満開の下」を歌舞伎化した作品。劇中では桜の森を舞台に、夜長姫と早寝姫の2人の姫を守る仏像の彫刻を作るよう、ヒダの王から命じられた3人の名人、耳男、マナコ、オオアマの姿が描かれる。

出演者には、耳男役の中村勘九郎、オオアマ役の松本幸四郎、夜長姫役の中村七之助、早寝姫役の中村梅枝、ハンニャ役の坂東巳之助、アナマロ役の坂東新悟、ビッコの女役の中村児太郎、左カタメ役の中村虎之介、右カタメ役の市川弘太郎、エナコ役の中村芝のぶ、マネマロ役の中村梅花、青名人役の中村吉之丞、マナコ役の市川猿弥、赤名人役の片岡亀蔵、エンマ役の坂東彌十郎、そしてヒダの王役の中村扇雀が名を連ねた。

なお、数量限定で「野田版 桜の森の満開の下」の衣裳を務めたひびのこづえがデザイン・監修した特製ケースと、舞台写真を使用したポストカードが付属する。価格はBlu-rayが税込8250円、DVDが税込7150円。