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cero“しみじみ楽しい”ツアー開幕、新曲「Fdf」お披露目も

ナタリー

20/2/10(月) 11:05

ceroワンマンツアー「TOUR 2020 "Contemporary Tokyo Cruise"」初日公演の様子。(撮影: 廣田達也)

ceroのワンマンツアー「TOUR 2020 "Contemporary Tokyo Cruise"」の初日公演が、2月7日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで行われた。この日のライブで彼らは新旧の楽曲をバランスよく取り入れたセットリストでステージを展開して満員の観客を楽しませた。

MOODMANのDJでフロアの熱気が高まる中、高城晶平(Vo, Flute, G)、荒内佑(Key)、橋本翼(G, Cho)が、サポートメンバーの厚海義朗(B)、光永渉(Dr)、小田朋美(Key, Cho / CRCK/LCKS)、古川麦(G, Trumpet, Cho)と共にステージに登場。この日のライブはミディアムファンク「Yellow Magus(Obscure)」で幕を開けた。ステージ序盤でceroは「マイ・ロスト・シティー」など2ndアルバム「My Lost City」からの楽曲を多めに演奏し、厚海、光永を中心とした屈強なリズムアンサンブルが初期曲をグルーヴィに彩った。

ツアーのタイトル曲でもある「Contemporary Tokyo Cruise」を経て、キラーチューン「魚の骨 鳥の羽根」になだれこむと場内の空気がさらに熱を帯びていく。続く「Poly Life Multi Soul」では真っ赤なライトがステージを照らす中、バンドが繰り出す四つ打ちの享楽的なビートに乗せて観客たちが思い思いにステップを踏む。バンドはステージに小西遼(T.Sax, Flute / CRCK/LCKS、象眠舎)、大石俊太郎(B.Sax, B.Clarinet)、石川広行(Tp, Flugelhorn)、高井天音(Tb)からなるホーン隊を迎え入れると、ここで満を持して新曲「Fdf」を披露。高城いわく「荒内くんが考えたドSなホーンアレンジ」をフィーチャーした高揚感あふれるサウンドでフロアを沸かせた。

ヘビーなポリリズムで突き進む「Buzzle Bee Ride」やミラーボールのきらびやかな光が降り注ぐ中メロウな演奏を届けた「ロープウェー」など、ステージ終盤では緩急織り交ぜたパフォーマンスで観客を魅了したcero。本編最後のMCで、高城はバラエティ豊かな楽曲で構成されたこの日のライブについて、「今日は、しみじみ楽しいですね」と満足げに振り返った。なおアンコール終了後には、「今後のツアーで失敗体験を引きずらないように」とメンバーが再びステージに現れ、演奏ミスがあった「Contemporary Tokyo Cruise」を弾き直すひと幕も。ツアー初日ならではのサプライズな展開に観客は大喜びの様子だった。

ceroは今後、2月15日に岡山・YEBISU YA PRO、2月24日に愛知・DIAMOND HALL、3月13日に宮城・Rensaでライブを実施する。

cero「TOUR 2020 "Contemporary Tokyo Cruise"」(終了分は割愛)

Contemporary Okayama Cruise -YEBISU YA PRO 5th Anniversary LIVE-

2020年2月15日(土)岡山県 YEBISU YA PRO

Contemporary Nagoya Cruise

2020年2月24日(月・振休)愛知県 DIAMOND HALL

Contemporary Sendai Cruise

2020年3月13日(金)宮城県 Rensa

※「高城晶平」の「高」ははしごだかが正式表記。

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