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2020年はVR演劇元年だった? VR演劇『僕はまだ死んでない』配信延長、原案&演出のウォーリー木下からメッセージも

ぴあ

21/2/27(土) 12:00

『僕はまだ死んでない』

現在配信中のVR演劇『僕はまだ死んでない』の販売延長が決定した。さらに原案・演出のウォーリー木下からのメッセージも公開されている。

コロナ禍で、劇場での有観客公演が依然として厳しい状況にある中、劇場体験の代替ではない、全く新しい演劇体験として、VR(バーチャルリアリティー)技術を用いて誕生した「VR演劇」。演劇を楽しむ醍醐味である“舞台上の観たい部分に注目しながら”かつ“舞台上の主人公の視点で”楽しめる、新感覚の演劇体験となっている。

本作では舞台上の主人公の視点にVRカメラを設置して収録。劇場上演の演劇では見ることのできない、舞台上から360度ぐるりと見渡せる映像で、主人公の気持ちに寄り添うも良し、ずっとひとりの人物を追い続けるも良し。自由な視点で、何度も、幾通りも楽しむことができる。

主人公・直人は、脳卒中で倒れ、自分の意思で動かせるのは眼球と瞼だけ、という状態。直人を取り囲むのは、父、兄貴分の幼馴染、担当医、離婚の話し合いが進んでいた妻。もしも、自分の大事な人が、もしくは自分自身が、倒れて生死の境をさ迷う状態になったら……。その時に人は、何を想い、何を選択するのか。

目を背けがちで話題には上がりにくい、けれど誰もがいつかは迎える「人生の最期」について、エンタテインメントとして、ときにコメディタッチに描いて観客を惹き込み、構えることなく思いを巡らすことのできる作品だ。この販売延長を機に、この新しい映像体験にトライしてほしい。



ウォーリー木下・コメント
――この物語の出発点、着想は?

この企画はまず、VRで演劇を作ろう、というところから始まりました。私自身も初めてのVRだったので色んな形のVRを体験しましたが、その中でも360度カメラのVR映像にとても惹かれました。その360度カメラを使って、円形舞台の反対、お客さんが真ん中にいて周りを役者が囲む「ドーナツ型」の舞台を作ろうと思いました。つまり、舞台上の真ん中にカメラを置くことで、真ん中にお客さんの視点がある、という形です。

そのお客さんの存在を役者も感じながら話が進んでいく、また、一方的でアクションは起こせないという制約などを考え、当時ちょうど「終末医療」について勉強していたことも重なり、この物語を作りました。

――映像作品でもありますが、本作を“演劇”たらしめる要素とは?

昨年は、無観客配信やアーカイブの配信など、私自身も色んな演劇の配信を観ましたが、あくまでも舞台演劇を記録した映像であって、これまでいつも実際に客席で体験していた「生」の作品とはやはり違うなとも思いました。どうやったら映像配信でもより演劇に近い臨場感を与えられるか……と考える中で、「お客さんが好きなところを観ることができる」「色々な人たちが一堂に集まって、個人個人の心の中でドラマを楽しむ」というのが演劇の魅力だと思いましたが、それに近いことを、360度カメラを体験した時に感じました。それがこの「VR演劇」の、もっとも演劇らしい部分のひとつかなと思います。

――完成した作品を観ていかがでしたか?

「終末医療」という重たいテーマであり、ズシリとも来るのですが、広田(淳一)くんの脚本によって軽やかな人間ドラマに昇華されていて、良い意味で他人事のようにも感じられ、その距離感がVRにとても合っていたと思います。 終末医療というテーマについては、広田くんと何度もやり取りしながら作り上げました。日本では終末期の患者さんなどが、自分で死、すなわち生き方を選べない状況もある……という難しい現状があり、それに対して問題提起というか、自分が将来そうなった時にどうするんだろう、とも考えていますが。それを「当事者の話にしたい」という思いが広田くんと私の中にありました。

――今後、VR演劇でやってみたいことは?

たくさんあります。お客さんが能動的に動くことでアクションやドラマが変わっていったり、例えばVRグローブを使ったりなど、もっとインタラクティブ(双方向)なものが作れたら、より演劇として面白くなるなと思っています。

「VR演劇元年」が2020年に始まったと感じています。演劇の豊かな発展につながっていくと思いますし、いちアーティストとしてとても面白い表現だと感じています。これをどんどんブラッシュアップさせ、ここから新しいものが生まれていくのだと思います。ぜひ、怖がらずに試していただけたら嬉しいです。

■配信情報
VR演劇『僕はまだ死んでない』
配信チケット販売: ~3月31日(水)23時59分
※期間中何回でも購入可。

閲覧可能期間: ~4月7日(日)23時59分まで
閲覧期限:7日間
配信チケット価格:3,500円(税込)

<チケット販売窓口>
・Blinky
販売期間:~3月31日(水)23時59分
購入先: https://blinky.jp/contents/20210112_122256.html
視聴期間:購入から7日間

  ・ぴあ
販売期間:~3月31日(水)23時59分
購入先:https:/w.pia.jp/t/madashindenai/
視聴期間:シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html

・楽天チケット
販売期間:~3月31日(水)22時
購入先: http://r-t.jp/bmsn
視聴期間:シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html

・チケットペイ
販売期間:~3月31日(水)22時
購入先:https://www.ticketpay.jp/booking/?event_id=31632
視聴期間:シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html

・イープラス
販売期間:~3月31日(水)22:00
購入先:https://eplus.jp/stagegatevrtheater/
視聴期間:シリアルコード登録から7日間
シリアルコード登録:https://serial.blinky.jp/cat/top.html

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