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カンテレ×劇団Patch「マインド・リマインド」本日開幕、中山義紘は作品の出来に自信

ナタリー

20/12/26(土) 12:30

カンテレ×劇団Patch プロジェクト「音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』」囲み会見の様子。

「音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』」のゲネプロと囲み会見が昨日12月25日に行われた。

「音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』」は、関西テレビと劇団Patchが関西から全国に向けて演劇を発信するプロジェクトの第1弾となる。作品は、ある特定の香りに記憶を呼び起こされる“プルースト現象”を題材にしたもので、ロボットエンジニアの“僕”、その恋人で音楽好きの“彼女”、僕の友人でもある“彼女の弟”、クリニックの“医師”が登場。完璧な“彼女”をロボットなのではないかと疑ってしまう“僕”の葛藤がサスペンスタッチで描かれる。

ゲネプロ後の囲み会見には、劇団Patch代表の中山義紘をはじめ、井上拓哉、松井勇歩、近藤頌利、納谷健、谷村美月、入山法子が登壇した。

会見で中山は、今年を「劇団Patchにとってもリスタートの年で、色々と考え直すきっかけが多い年でした」と振り返り、「人間の愛、人間が考えていることとはなんだろう?というものが題材なので、それを生の人間が舞台上で演じることがピッタリの作品だなと思います。全員で力を合わせた良い作品ができたと自信があります!」と気合いを見せた。

本作では劇団Patchのメンバーが公演ごとに顔合わせを変えて3人ずつ出演する。初日公演で“僕”を演じる井上は「個人的には今年、舞台に立つのが初めてで、とても緊張すると思います。全部で9通りの組み合わせがある中で、初日1発目の公演でお客様にイメージしてもらいやすいように、模範解答じゃないですけど素敵な物語をお届けできれば」とコメント。また、納谷は「演じ分けができることが単純に嬉しいです。9公演、さまざまな組み合わせがあるので、自分だからこそできる表現や、劇団Patchだからこそ作れるお芝居を見せていきたいです。今年は悔しい思いもたくさんしました。自分の意志、個人の部分も見て頂けたらとも思いますので、3役で“納谷健”を出していきたいと思います」と語る。

Wキャストで“彼女”役を演じる谷村は「マスクで相手の表情が読めない難しさを痛感しました」と新たな発見を告白。一方、稽古のために単身大阪に滞在した入山は「異国に来たような気分で、とっても楽しい滞在期間でした。毎日、面白いことをPatchの皆さんと谷村さんがしてくれるので、安心して楽しくお稽古を過ごさせてもらいました(笑)」とほほ笑んだ。

ゲネプロで“僕”を演じた松井は「今回、劇場に入ってからの“初めて”も多く、すごく新鮮な気持ちで今日のゲネプロができて楽しかったです。お客様にしっかり物語のメッセージを届けられる演劇にしたいです」、大阪公演で“医師”を演じる近藤は「生で届けることができることが何より幸せだと思います。最後まで走りきれるように皆様祈っていてください!」とコメントした。

出演は劇団Patch、谷村、入山のほか、青山郁代、秦コータロー、齋藤晋介。脚本を古家和尚、演出を木村淳が務める。公演は本日26と明日27日に大阪・サンケイホールブリーゼで行われたあと、1月28日から31日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAでも上演される。また期間中は公演終了後に劇団Patchのメンバーがステージ上でトークやゲームを繰り広げるイベントも予定されている。

カンテレ×劇団Patch プロジェクト「音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』」

2020年12月26日(土)・27日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

2021年1月28日(木)~31日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

脚本:古家和尚
演出:木村淳
出演:劇団Patch / 谷村美月(Wキャスト)、入山法子(Wキャスト)/ 青山郁代、秦コータロー、齋藤晋介

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