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“水と火”の中村倫也、石橋静河を「人数の町」監督が絶賛「ピタッとハマった」

ナタリー

20/8/24(月) 16:45

「人数の町」大当たり祈願の様子。左から中村倫也、石橋静河。

「人数の町」の大当たり祈願と完成記念会見が本日8月24日に東京都内で開催され、キャストの中村倫也と石橋静河が出席した。

本作は、出入りは自由だが決して離れることができない謎の町を舞台とする物語。中村扮する借金で首が回らなくなった主人公・蒼山が、人々との交流を経て町の謎に迫っていくさまが描かれる。

東京・福徳神社で行われた大当たり祈願に、中村と石橋は浴衣姿で参加した。その後の会見で中村は「僕の邪念がすべてふり払われましたので、今日はつるんとしたコメントしか出なそうです(笑)」と祈祷の感想を述べて笑いを誘う。

会見に参加した監督の荒木伸二は、制作時を振り返って「たった1人で孤独に脚本を書き始めるところから始まりました。それが今、日本で最高レベルのお二方に演じてもらうことで立体化したことに感動しています」としみじみ。中村は「特徴もなく流されるままに生きてきた男」と自身が演じた役を解説し、舞台となった“町”の印象を「場所、空間、表情、言葉遣いなど、1つひとつがなんか異様でしたし、違和感は拭えませんでした。でも考え方を変えて、頭を切り替えれば居心地がよかったりするのかなという感覚でいました」と懐かしそうに話す。

中村が本作で注目してほしいポイントは石橋の瞳だそうで、彼はその理由を「本当にきれいな瞳なんです。こんなに光が集まる眼球、僕は持ってないですもん」と明かす。石橋は大きな意味がある場面ではないと言いながらも「逃避行して海辺でけだるそうに過ごす2人のシーンがすごく好き」とコメントする。荒木は2人を“水と火という真逆のタイプ”と評しながらも「タイプが違いすぎると思ったけど、2人そろったらピタッとハマったのですごくうれしかったです」と手応えを語った。

「人数の町」は9月4日より東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。

(c)2020「人数の町」製作委員会

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