Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ラウル・デュフィ展― 絵画とテキスタイル・デザイン ―

19/11/14(木)

日本でも人気の高い、ラウル・デュフィ(1877-1953)の5年ぶりの展覧会は、絵画だけでなく、彼が数多く手掛けたテキスタイル・デザインも多く紹介されています。ラウル・デュフィ作品の魅力としてその明るさがまずあげられます。多くの画家たちが抽象絵画への道を進む中デュフィはそれに追従せず、海や音楽といったモチーフを鮮明な色調で描き続けました。晩年に至ってもまだ尚これだけ明るい多幸感あふれる作品が描けたデュフィ。多くの人から愛され高い人気を誇るわけもよく分かります。 今回の展覧会ではデュフィが学生時代に描いた珍しい初期作品も出ており、数こそ多くないものの初期から晩年までの彼の作品を一望できます。第1章で絵画をまとめて展示し、第2章以降は彼が手掛けたバリエーション豊かなテキスタイル・デザインを実際のドレス(洋服)などと共に見せています。絵画ではできなかった新たなチャレンジをテキスタイル・デザインでは思う存分好きなように行った様子が多くの展示作品から読み取れます。ファッション・デザイナーのポール・ポワレの衣装にも使用されるなど、デュフィの新たな魅力に触れられる展覧会です。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む