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エランドール賞授賞式に「蜜蜂と遠雷」松岡茉優、「新聞記者」シム・ウンギョンら登壇

ナタリー

20/2/6(木) 21:37

左から松岡茉優、「蜜蜂と遠雷」プロデューサーの石黒裕亮。

第44回エランドール賞の授賞式が本日2月6日に東京・京王プラザホテルで開催され、受賞者が出席した。

1956年にスタートしたエランドール賞は、日本映画テレビプロデューサー協会が選出した優れた映画、テレビ作品のキャストやプロデューサーを表彰するもの。映画プロデューサー賞は「翔んで埼玉」の若松央樹と古郡真也が受賞した。同作は第43日本アカデミー賞でも最多受賞を果たすなど大きく話題となり、若松は「寛大な心で観ていただいた埼玉県の皆様に感謝しています」とユーモアを交えて喜びを伝えた。出演者のブラザートムもお祝いに駆け付け、「日本で初めてコメディ映画ができたと思います! 今までも喜劇はあったけど……この人たちがこれから“コメディ”を作っていくと思います」と誇らしげに語る。

映画プロデューサー奨励賞に輝いたのは「蜜蜂と遠雷」の石黒裕亮。「メイン4人のキャストは何カ月もピアノを練習し、ピアニストを体現してくれました」とキャストを労い、「唯一の反省点は、もっとお客さんに観ていただきたかった! 4月15日にBlu-ray / DVDが発売されます」とPRした。祝福のため来場した松岡茉優は、真っ白なドレス姿で登壇。多大なる感謝を述べたのち、「Blu-ray / DVDが発売されます。いつでもクラシックを聴くことができます!」としっかり宣伝して、石黒とのコンビネーションを見せつけた。

また大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」もプロデューサー賞を受賞し、清水拓哉、家冨未央、大越大士が壇上に並んだ。花束ゲストとして出演者の阿部サダヲも駆け付け、周囲からの反響を伝える。そして「熱狂的な方たちが多くいて、今後も語り継がれるドラマだと思います。今年はオリンピックもありますしね!」とさらなる盛り上がりに期待。またテレビプロデューサー奨励賞にはドラマ「凪のお暇」の中井芳彦が選ばれた。

特別賞は、国家権力の闇に迫ろうとする記者の姿を描いた「新聞記者」製作チームへ。授賞式にはプロデューサーの河村光庸や、監督の藤井道人が出席したほか、出演者のシム・ウンギョンも来場した。河村は「『新聞記者』は禁断の映画。でも(キャストの)松坂桃李くん、シム・ウンギョンさんがこの映画を理解し、素晴らしい演技をしてくれました。『映画こそ、真の表現の自由を』と旗を掲げました。この旗を掲げつつ、これからも精進していきたいです」と本作に込めた覚悟を改めて述べ、シム・ウンギョンは「このような素敵な賞をいただけてとてもうれしいです。みんなで一生懸命がんばって作った映画でした」と製作チームをたたえた。

なおアクターズセミナーの受賞者には片桐美穂、佐伯大地、ついひじ杏奈、内藤聖羽、仁科あい、吉川一勝が選出。新人賞には神木隆之介、安藤サクラ、横浜流星、清原果耶、吉沢亮、橋本環奈が輝いた。

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