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「新感染半島」磯村勇斗が“ゾンビ映画あるある”語る「おもちゃにしたがる」

ナタリー

20/12/21(月) 19:57

磯村勇斗

「新感染半島 ファイナル・ステージ」のトークイベントが本日12月21日に東京・スターライズタワーで行われ、ゾンビ映画好きとして知られる磯村勇斗が登壇した。

本作は「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編となるサバイバルアクション。前作の4年後を舞台に元軍人のジョンソクが、人間を凶暴化させる謎のウイルスが蔓延したソウルで決死の脱出を図るさまが描かれる。

本作を鑑賞した磯村は「手に汗握りました! とにかくゾンビが速い!」と興奮気味に語り、「いい意味で裏切られましたね。監督そっちで来たか!みたいな。前作とはテイストが変わっていて、ヨン・サンホ監督は枠にとらわれずに挑戦していくんだなと思いました」と声を弾ませた。また「荒廃した街並みを描くためにCGが巧みに使われていて、前作から4年後の世界観に説得力がありましたね」と述べ、「(登場人物の)ファン軍曹がゾンビをおもちゃにしているシーンがありましたが、悪者はゾンビを手懐けるか、おもちゃにしたがる。ゾンビ映画あるあるですよね(笑)。人間のエゴを引き立てている場面だと思いました」とゾンビ映画好きならではの視点から感想を伝える。

主演を務めたカン・ドンウォンについて問われた磯村は「かっこいい! 何より目力がすごいなと思いました。何もしゃべらなくても、すごく危機的な状況にあるんだというのが目や表情で伝わってきました」と感嘆の声を漏らし、ゾンビ映画に出るならどんな役を演じてみたいか質問されると「自我を持って人間に戻ろうとするゾンビを演じてみたいですね。ゾンビ主体の映画を観てみたいです」と願望を明かした。

イベント中盤には新型コロナウイルスの影響を受けた映画業界に話が及ぶ場面も。磯村は「自粛期間中は過去作品を配信で観たり、逆に映画が身近に感じられる状況もあったと思うんです。でも、やっぱり劇場が恋しいという思いがありました」と振り返り、「自粛期間が明けて映画館に行ったのですが、劇場で作品を観ることは大事だなと改めて思いましたね」と述懐。そして「2020年は世の中がこういう状況の中で、俳優としてどうやって作品を届けていけばいいんだろうと悩んだりもしました。でも観てくれる人がいてくれるからこそがんばれると希望を持って、自粛が明けてからも一生懸命やってきました」と口にする。

最後に磯村は「ゾンビ好きももちろん楽しめますし、前作を観ていない人も楽しめる作品になっていると思います。感染予防をしっかりして、家族や友人、恋人と観ていただきたいと思います」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。

「新感染半島 ファイナル・ステージ」は、1月1日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

(c)2020 NEXT ENTERTAINMENT WORLD & REDPETER FILMS.All Rights Resered.

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