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ダンスやめるくらいなら死んだほうがマシ、仲万美の映画初主演作が公開

ナタリー

20/12/23(水) 17:00

「ドリームズ・オン・ファイア」ポスタービジュアル

ダンサーであり女優、モデルとしても活動する仲万美の映画初主演作「ドリームズ・オン・ファイア」が、3月13日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

本作はダンサーになる夢を実現するため家族の反対を押し切り上京したユメを主人公とする“アーバンダンスムービー”。東京のダンサーたちとのレベルの差に衝撃を受けるも、目標を達成するために努力は惜しまないユメは歓楽街で働くことに。劇中では夢と現実のはざまでもがきながら、ダンスを続けていくユメの姿が描かれる。

加藤ミリヤや椎名林檎、マドンナなど数々のアーティストのバックダンサーを務めた仲がユメ役で出演。高嶋政宏、麿赤兒、黒田育世、奥田咲、紅林大空、メデューサ・リー、山下雫もキャストに名を連ねた。さらに世界中で活躍するダンサーも参加。カナダ出身のフィル・メッキーが監督を務め、長編デビューを果たした。

仲は「沢山寄り道して、沢山傷付いて、沢山挫折して、でもそれでも立ち上がって。こんな時もあったなとか、まだまだこれからだなとか、他人事のようで自分にもあるようなそんな気持ちになる映画です」と述べ、「夢は必ずしも叶うわけではありません。そして諦めるのも簡単です。でもユメのように諦めない姿は、きっと胸を熱くさせてくれると思います。歩き続ければ少しの光でも大きな喜びに変わる。私もユメから教わりました! そんな切磋琢磨するユメの姿を劇場で是非ご覧ください」とコメント。なお、このたび解禁されたポスタービジュアルには「ダンス辞めるくらいなら死んだ方がマシ──」というコピーが添えられている。

※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記

仲万美 コメント

沢山寄り道して、沢山傷付いて、沢山挫折して、でもそれでも立ち上がって。
こんな時もあったなとか、まだまだこれからだなとか、他人事のようで自分にもあるようなそんな気持ちになる映画です。
夢は必ずしも叶うわけではありません。そして諦めるのも簡単です。でもユメのように諦めない姿は、きっと胸を熱くさせてくれると思います。歩き続ければ少しの光でも大きな喜びに変わる。私もユメから教わりました!
そんな切磋琢磨するユメの姿を劇場で是非ご覧ください。

高嶋政宏 コメント

なんと言っても撮影のスピード感が最高だった。
僕はたった1日のロケでしたが監督のフィルの頭の中で、撮る前から全てが出来上がってるので、その芝居のどこが良くて、どこが余計なのかの指示が的確。俳優陣の感情が整ってなければ、即座に止める。和やかに撮影を進める世界各国のスタッフもプロフェッショナル。少数精鋭とはこのことだ。誰も現場で声を荒げる者はいない。自然にリハーサルが始まり、構えることなく本番へと誘(いざな)われる演出に、いつまでも撮影をしていたかったです。この映画に関われたこと、心の底から良かったと叫びたい!

麿赤兒 コメント

私の役はユメの祖父だが、祖父としての心情はわかりつつも、私自身がダンサーであるが故にユメに共感するところもあり、少々複雑な心持ちでの撮影は楽しい時間であった。
確かにダンサーになるのはそうそう甘いものではないから、たっぷりと怖がらせてやろうと、金粉を纏った大駱駝艦の舞姫・藤本梓、梁鐘譽とともに大いに張り切った。
フィル監督の日本人観がどのような映画になったのかも興味深く、楽しみなところだ。

黒田育世 コメント

私共カンパニーBATIKの代表作「SHOKU」のオープニングを、そのまま今回の映画のオープニングシーンにと伺って、とても驚きました。15年前に「SHOKU」をモントリオールで上演した際に監督がご覧下さって(当時まだ学生だったそう!!)、こういった形で起用頂くことになりました。
あの時客席にいらした若き芸術家と、今こうしてご一緒していること、映画や踊りや劇場や運命の悪戯の花束です。私事で誠に恐縮ですが、15年前一緒にモントリオールで「SHOKU」を踊り、奇しくもこの撮影をもって引退した矢嶋久美子に、この花束を。

フィル・メッキー コメント

Dreams on Fire──心の中で炎のように燃える情熱、そして燃えているように感じることで生じる痛み。夢を持ったり、アーティストとして生きていくことは、こういった気持ちを感じることが多いのではと思います。
日本には深く情熱的なダンスコミュニティがあり、世界中を旅し、国際的に活躍しているトップダンサー、アーティストが沢山います。この映画を通して、国内外の人たちにその力を魅せたいです。才能ある彼らを誇りに思います。この映画が、新しいパフォーマー・音楽・アーティストを発見するキッカケとなり、夢を追う人の刺激となれば嬉しいです。

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