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ケリー・ライカートの特集上映が全国で開催、長編デビュー作など4本

ナタリー

「リバー・オブ・グラス」 (c)1995 COZY PRODUCTIONS

特集上映「ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ」が、7月より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次開催される。

監督作がカンヌ、ヴェネツィア、ベルリンと名だたる国際映画祭に出品されているケリー・ライカート。日本ではソフトスルーでの紹介にとどまっていたが、昨年9月の「イメージフォーラム・フェスティバル2020」で上映された際には、チケットが即完売になるなど好評を博した。A24が製作・配給した2020年の「First Cow(原題)」は欧米の主要メディアでも年間ベストに軒並みランクイン。「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノも同作をお気に入りの1本に挙げた。

特集ではバーで出会った男と逃避行する主婦を描いた1994年の長編デビュー作「リバー・オブ・グラス」など4本をラインナップ。旧友と秘境の温泉地を目指す男を主人公に据えた「オールド・ジョイ」、旅の途中で愛犬と離ればなれになってしまった女性をミシェル・ウィリアムズが演じた「ウェンディ&ルーシー」、再び主演にウィリアムズを迎え西部開拓時代を女性の視点から紡いだ「ミークス・カットオフ」も上映される。「オールド・ジョイ」以降の作品は「リバー・オブ・グラス」に惚れ込んだトッド・ヘインズがエグゼクティブプロデューサーを務めた。

配給を担当するのはグッチーズ・フリースクールとシマフィルム。上映劇場などの詳細は続報を待とう。

ケリー・ライカートの映画たち 漂流のアメリカ

2021年7月スタート 東京都 シアター・イメージフォーラムほか
<上映作品>
「リバー・オブ・グラス」
「オールド・ジョイ」
「ウェンディ&ルーシー」
「ミークス・カットオフ」

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