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土屋太鳳が「アイうた」制服姿でファンの前に“降臨”、劇中歌の難しさには弱音

ナタリー

「アイの歌声を聴かせて」イベントの様子。左から土屋太鳳、吉浦康裕。

オリジナルアニメーション映画「アイの歌声を聴かせて」で主人公・シオン役を務めた土屋太鳳のファンクラブ限定イベントが本日10月12日に東京・新宿ピカデリーにて行われ、土屋のほか、監督の吉浦康裕が登壇した。

「アイの歌声を聴かせて」は、ポンコツAIのシオンとクラスメイトが織りなす友情と絆を描く物語。シオンをイメージした制服でイベントに登場した土屋は、「26歳になりました。2年前に高校生役は卒業させていただいたんですけど、今日はファンクラブイベントということで、制服を着ようと。ファンのみんなが温かく笑ってくれるかなって。ただ、こんなにマスコミの方々がおられるとは知らなかった(笑)」と明かす。制服姿を見た吉浦は「2次元のキャラクターが3次元に“降臨”されるっていうのは、アニメーションやキャラクターを作る人の夢なんですよ。今日は僕もすごく幸せな気分になっております」と笑顔を見せた。

映画ではアフレコに先駆け、土屋による劇中歌を収録したという。これについて吉浦は「複数の曲を歌っていただいたんですが、曲調も歌い方もバラバラなんですよ。シオンはAIなので、いろんな歌い方ができるんです……と言うのは簡単ですけど、本当に大変なお仕事を振ってしまったなと。土屋さんは1曲ごとにトレーニングを重ねて、毎回いろんな表情の歌を歌ってくれた。すごい、すごいと思いながら聴く毎日でした」と称賛した。

ここでMCの荘口彰久が「レコーディングは大変だったんですか? 今日はファンクラブイベントなので、弱音を吐いてもいいんですよ」と促すと、土屋は「……めちゃくちゃ大変だった!」と吐露。キーが高くて歌うのに苦労したことや、歌のトレーナーと対面で会えなかったことを明かしつつ、「だけど歌っていると歌詞が体に入ってきて、自分も励まされた」とコメントした。

続いてファンクラブの会員からの質問に土屋が答えるコーナーへ。まずは「映画の主人公シオンと似ている部分、似てないと思った部分」を聞かれると、土屋は「力強いところ、すぐ歌うところ、あと家族に会うとすぐくっつきたくなっちゃう。そこは似てると思いました。似てないのは、勉強ができるところ(笑)」と回答。これを聞いた吉浦は「僕は土屋さんの出ている作品を観させていただいたんですけど、(オファーの)決定打になったのは、ドラマとかじゃなくて、テレビに出ている普段の立ち振るまい。すごくシオンっぽくて、僕らとは別の次元にいらっしゃる感じがしたのでお願いしました」と明かした。

続いて「太鳳ちゃんが元気をもらえる歌はなんですか?」という質問に、土屋は中島みゆきの「宙船」と回答。「元気が出るというよりは、元気を出さなきゃいけないときに聴きます」とも付け加えた。また自身が歌った「ユー・ニード・ア・フレンド ~あなたには友達が要る~」についても、「私にとって奇跡の歌。コロナ禍で収録が大変だったけど、スタッフさんや、会えなかったほかのキャストさんとも、あの歌が心をつなげてくださった」と思い入れを語る。

最後に土屋が「予告でシオンが『あなたは今、幸せかな』って歌うんですけど、ブログでもインスタでも番宣の企画でも、ファンの方々が『太鳳ちゃん、幸せでいてね』って言ってくださるんです。その言葉に支えてもらってきたので、そのセリフを応援してくださる方に言わせていただきます。どうか受け取ってください」と挨拶し、イベントは終了した。

「アイの歌声を聴かせて」は10月29日より全国でロードショー。

(c)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会

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