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吉村界人主演、震災後の福島描く「ハッピーアイランド」公開、主題歌は古舘佑太郎

ナタリー

18/12/14(金) 12:00

「ハッピーアイランド」ポスタービジュアル

吉村界人が主演を務める「ハッピーアイランド」が2019年初春に公開決定。あわせてポスタービジュアルが到着した。

福島県須賀川市出身の渡邉裕也がメガホンを取った本作は、東日本大震災から約4年半後の福島県を舞台とした作品。福島の農家で働くことになる青年・真也が、原発事故の風評被害によって苦しむ人々の現実を目の当たりにするさまを描く。真也を吉村が演じ、震災で妻を亡くすも農業を営み、真也の成長を後押しする正雄に萩原聖人、真也が淡い恋心を寄せる保育士の里沙に大後寿々花が扮する。本作の撮影は2015年12月に行われた。

このたび、主題歌と劇中音楽をバンド・2(ツー)のボーカルとして活動する古舘佑太郎が担当することが明らかに。主題歌「ハッピーアイランディア」を手がけた古舘は「“答えは1つじゃない。もしかしたら正解なんて無いのかも知れない。それでも……”というのが、僕の個人的なテーマであり、結論でもあります」とコメントを寄せた。また渡邉は「農作業を続ける祖父がかっこいいと思って作りましたが、祖父はもういません。いないけど、この映画が届けばいいと思います。そして、世の中の方々にこの映画を観て頂き、祖父と福島で闘う農家の方々を自慢出来る事を嬉しく思います」と語っている。

「ハッピーアイランド」は東京・ユーロスペースほかで公開。

古舘佑太郎 コメント

映画「ハッピーアイランド」公開おめでとうございます。3年前ぐらいでしょうか。監督からお話いただき、本編と睨めっこをしながら音楽を紡いだあの日々を思い出しました。映像の中に出てくる景色、言葉、表情のおかげで生まれたメロディ、詞がありました。
“答えは1つじゃない。もしかしたら正解なんて無いのかも知れない。それでも……”
というのが、僕の個人的なテーマであり、結論でもあります。その後に続く言葉は、観た人それぞれなのかも知れません。

渡邉裕也 コメント

2011年夏に祖父の風評被害で野菜が売れなくても農作業を続ける姿を見ました。2015年秋に界人にカフェであってこんな話をやりたいんだとプロットを渡し、企画の話をしました。2015年年末に福島の方々に支えられ、「ハッピーアイランド」を撮影しました。そして、ようやく震災からもうすぐ8年、公開することができます。農作業を続ける祖父がかっこいいと思って作りましたが、祖父はもういません。いないけど、この映画が届けばいいと思います。
そして、世の中の方々にこの映画を観て頂き、祖父と福島で闘う農家の方々を自慢出来る事を嬉しく思います。

(c)ExPerson2019

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