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武田航平 オレニ撮ラセロ!

もし共演するなら、二人で一緒に変身してみたい!?

毎週連載

第85回

徳山秀典さんゲストの最終回は、武田さんからのお悩み相談回に…? 女性との向き合い方から、演技に関する相談まで、相談ごとが「解決しなかったことがない」という徳山さんの頼れるアニキぶり満載のトークをお届けします!

全人類と結婚している男・徳山秀典

武田 徳山さんって、僕から見ると完璧な人に見えるんですけど、自分ではどう感じていますか?

徳山 プライベートはダメ人間だよ。

武田 え、どういうところが?

徳山 全部だね。

武田 すごく意外です。結婚されていないのも、そういうダメなところがあるからとかなんですか?

徳山 結婚に関しては、機会がなかったからかな。……というか、もう結婚しているので。

武田 え!?

徳山 俺は全人類と結婚しているよ。すべての女性と結婚しているので。

武田 あはは! もう今回の見出しはコレですね(笑)。“全人類と結婚した男”。

徳山 結婚って、残念がるファンの方もいらっしゃるし、とてもセンシティブなことだよね。武田くんもいろいろ考えたんじゃない?

武田 そうですね。すごく考えました。

徳山 だから俺は、ファンの方と“結婚以上恋人未満”でいたいなと思っている。そう考えたほうがファンの方と最高に近い場所でいられるでしょ。

武田 僕が『キバ』で演じた音也には「2人まとめて愛してやる」っていう台詞があるんですけど、そんなレベルじゃないですね。

徳山 俺は全人類だからね(笑)。この記事を見た人達からは「ダサ!」って思われるだろうけど、でもいいの。自分でもダサいなって思っているから。でも誰も傷つかないでしょ?

武田 たしかにそうですね。しかも徳山さんのような本当にかっこいい方が言うから、より面白いです。「全人類と結婚しています」ってサラッと言われたら、「そっか」ってなるし。ちなみに、好きな女性のタイプはあるんですか? 個人的にすごく気になるんですよ(笑)。

徳山 人によってさ、いいところってそれぞれ違うじゃない? 目が素敵、声が素敵、がんばっている姿が素敵とか。俺はそれが全部欲しいから、全員と結婚する。

武田 ひとりひとりのよさを見つけられるということですね。これはモテるわ……。

徳山 もちろん人間だから、いいところだけじゃなくて悪いところもあると思うけど、でも自分が考える完璧な人が欲しいなら、自分と結婚すれば?って俺は思うから。

武田 好きな女性のタイプとか、結婚は?とか、ちょっと答え方が難しい質問への返答も見事ですよね。こっちがかわされているとはわからないまま、上手にかわしているというか。

徳山 だって、足の臭くない人間なんていないでしょ? 「そういうところを愛せますか?」っていうテーマより、それぞれの素敵なところを探したいじゃん。

武田 めちゃくちゃ勉強になります。徳山さんにお悩み相談したら全部ポジティブに返してくれそう。

徳山 そういうのはいつでも大歓迎です。俺が相談にのって解決しなかったことはないかな。

武田 あはは! かっこいいなぁ! これまであまりゲストの方に女性についての話は聞いてこなかったけど、徳山さんならセンスのある返答をしてくれるから、すごく楽しいですね。

徳山 ありがとう。

男性にこそ聞いてほしい、母親との向き合い方

武田 徳山さんは今後の人生設計についてはどう考えているんですか?

徳山 昔から言われている言葉って大事だと思っているんだよね。例えば、おばあちゃんの知恵袋みたいなものとか格言のことなんだけど。そういった言葉を、ひとつでも多く理解していきたい。

武田 それは俳優としてですか?

徳山 人としてだね。昔から「親を大事にしなさい」って言葉があるけど、俺が生きているうちにどこまで大事にできるんだろうって考えるし、親を大事にするってなんだろう?とも考える。俺ね、今、毎週母親とデートしているの。

武田 すごく素敵ですね! 僕も、母親を大切にするってどういうことなんだろうって考えているんですよ。

徳山 難しいよね。

武田 わかりやすいところでいうと、たくさん稼いで仕送りをすることなのかなとも思うけど、それって本当に喜んでくれることなのかな?とも考えちゃいますし。

徳山 そうだね。……意外とね、下着をプレゼントすると喜んでくれるよ!

武田 そうなんですか!?

徳山 母親って、自分で下着を買いに行く機会は減っていくんだって。しかも女性の下着ってすごく高いんだよね。母親と下着のお店に行ったときにすごく驚いたし、勉強になった。

武田 そうなんですね。でも僕は下着をプレゼントする勇気はないかも……(笑)。ただ、やっぱり徳山さんの語ることって、男性に聞いてほしいですね。母親との向き合い方とかもすごく勉強になる気がする。

徳山 昔からある言葉を理解していくと、自分の内面が変わってきていると感じるんだよね。心に余裕ができるというか。あとは、男性はいっぱい失敗するといいと思う。かっこつける前にいろいろ失敗した方がいい。

武田 失敗によって成長していきますもんね。

俳優は「自分を否定し続ける仕事」

徳山 この仕事ってさ、「やっていてよかったな」って思える瞬間は本当に一瞬で、それ以外は絶望的な生みの苦しみがあるよね。苦しんでいるときは、自分の中から出てくる思いを「これは違う、これも違う」って否定し続けていかないといけないというか。

武田 自分の中から湧き出てきたものが正解だったら、そこで成長が止まっちゃいますもんね。

徳山 それに毎回関わる相手も違う。毎回それなりのものしか出せなかったら、それなりの役者で終わっちゃうし。

武田 徳山さんに相談したいことがあるんですけど、悩む演技をするときに、誰かがやったことのある表情や動作をしちゃうんですよね。これ、誰かがやった“悩んでます”って顔だなっていうか。すでにあるものを真似するんじゃなくて、これは違うかもしれないって否定して考えないといけないと思っていて。

徳山 よく見る正解をやりがちってことだよね? 例えば悩むリアクションに関しても、いっぱい引き出しに入れておいた方がいいよね。その中から、今回はこのリアクションをこの人物のクセにしよう、って決めていくのがいいと思うよ。そういう複雑さがギュってかたまると、別の人間としてたくさんの芝居ができるはず。

武田 引き出しかぁ。たしかにそうですよね。

徳山 俳優もそうだし、いろんなアーティスト、バンドマンたちのふとした瞬間のリアルなリアクションをいっぱい観るといいかも。それを一時停止して自分で真似していくと、自分の引き出しが増えていくよ。そしてその引き出しの中から、実際に自分が演じる役に反映させてみて、これだな、とか、ちょっと違うなって考えていくといろんな役を演じわけられるようになる。要はモノマネだからね。でも、これを実践したところで、必ずノイズが走るから。「俺、今、徳山さんに言われたことを真似してる」とか。

武田 そうなんですよね……。

徳山 そのノイズが消えるまでは、とにかく回数をこなしていくしかない。舞台も映画もドラマも、どれもが少ない時間の中でやらないといけないから大変だとは思うけど。

武田 だからこそ瞬時に引き出せるものを普段から増やしていくことが大切なんですね。

『仮面ライダー』での共演を熱望

武田 もし今後、僕と共演するとしたらどんな役柄がいいですか?

徳山 こういう武田くんを観てみたいっていう話になるけど、映画『レインマン』のトム・クルーズが演じた役(チャーリー・バビット)をやってほしいな。たぶん、武田くんと似ている部分があって、だからこそ苦手そうだなって思う。

武田 僕は映画『太陽と月に背いて』という作品で、レオナルド・ディカプリオがやった役(アルチュール・ランボー)をやってほしいですね。結構、苦しむ役柄なので、徳山さんのそういう姿を観てみたいかも。あとは映画『シークレット・ウインドウ』のジョニー・デップの役(モート・レイニー)も演じてほしいな。

徳山 それは俺も大好きな作品だよ。階段の途中から窓を見るシーンがかっこいいんだよね。

武田 そうなんです!

徳山 あとはさ、『仮面ライダー』で一緒に変身してみたいかな。

武田 たしかに! 徳山さんと僕が一緒に敵役で出るのも面白そうですよね。2人で白倉さんのところに相談しに行きましょう!

再演ならではの難しさ

武田 徳山さんは6月上演の舞台『剣が君 -残桜の舞- 再演』に出演されるんですよね。

徳山 去年、みんなで感染対策に気をつけながらもがんばって作り上げた作品を再演できるということで、本当にうれしい。この作品のゴールが6月の再演なのかなと思っているんだ。あと、去年は観られなかった方も多いと思うから、今回はいろんな人に生で観てもらいたい。再演自体も僕は初めての経験だから、自分の中でもワクワクしているんだよね。武田くんは再演の経験はある?

武田 『詭弁・走れメロス』という作品でやらせてもらいました。僕は以前やったことのあるストーリーということもあって気持ちが楽だったんですけど、徳山さんは性格的に、再演は初演を超えないといけないという想いが強く出てしまいそうだなって感じますね。

徳山 そうなんだよね。ノイズが多くなりそう。

武田 徳山さんのようなマインドを持っている人は、再演はひとつのハードルになりそうですよね。ひとつひとつの完成度が元から高い人だから、それを絶対に超えなきゃいけないって葛藤がありそう。でも、それって絶対にいいことだと思いますし、本来、俳優はそうあるべきだとも思います。

徳山 お芝居って難しいよね。じゃああまり考えすぎずに、肩の力を抜いてやらないとね。本番前にこの記事を見返して、リラックスしてから臨むようにするよ。

武田 ぜひ! 本当に面白いお話がたくさん聞けました。

徳山 本当? まだまだ話せるけど(笑)。

武田 さすがです(笑)。またご一緒できるように、僕もがんばります!

武田航平さんと徳山秀典さんのサイン入りチェキを3名様に! 応募の方法はこちら↓

プロフィール

徳山秀典

1982年1月30日生まれ、東京都出身。1995年、NHK大河ドラマ『八代将軍吉宗』にて俳優デビュー。ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』、『GTO』など数々の作品に出演し、注目を浴びる。2006年に『仮面ライダーカブト』矢車想/仮面ライダーザビー、仮面ライダーキックホッパー役として出演し、さらに2008年にはスーパー戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』にて須塔大翔/ゴーオンゴールドとして、再び東映特撮作品に出演した。現在もドラマ、映画、舞台と幅広く活動中。2021年6月には舞台『剣が君-残桜の舞-』再演の出演も控えている。

武田航平

1986年1月14日、東京都出身。2001年に芸能界入り、同年に第14回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」審査員特別賞を受賞した。『仮面ライダーキバ』『仮面ライダービルド』などで人気を博し、現在はドラマ、映画、舞台と幅広く活躍中。2021年はドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日)に出演し、恋愛フェイクドキュメンタリー『フェイクラブ』が動画配信サービス「FOD」にて配信。ドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』(フジテレビ系全国ネット)に出演中。

写真/大塚秀美、ヘアメイク/田中宏昌(allure)、取材・文/榎本麻紀恵、動画BGM/タダオト、撮影機材協力/Nikon(「ニコン Z 5」)

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