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奥田民生、周防正行×成田凌「カツベン!」エンディングで「カツベン節」歌う

ナタリー

19/9/17(火) 5:00

左から奥田民生、周防正行。

12月13日に公開される映画「カツベン!」のエンディング曲を、奥田民生が歌唱することが発表された。

「カツベン!」はサイレント映画が主流だった大正時代を舞台に、活動弁士志望の青年・俊太郎の奮闘を描いた作品で、成田凌が主演、周防正行が監督を務める。エンディング曲として使用されるのは、奥田が歌う「カツベン節」。大正7年に発表され、ザ・ドリフターズやなぎら健壱などによる替え歌も生まれた「東京節」の歌詞を、脚本の片島章三が書き換えた1曲だ。

周防監督は「奥田さんとお仕事するのは初めてでしたが、楽曲の狙い、映画の狙いを見事に表現してくれた」と述べ、奥田は「子供の頃、大人たちが歌っていた感じというか、ムードを思い出してやりました。自分が昭和の生まれなので、この歌がもっていた心は分かると思います」とコメントしている。

奥田民生 コメント

「カツベン!」を観て、作品から昔の人の体力と気力のすごさを感じました。「東京節」というものが子供の頃よりさらに前の流行り歌みたいなことは、ほのかに覚えています。当時というのは今より自由な気がします。
子供の頃、大人たちが歌っていた感じというか、ムードを思い出してやりました。自分が昭和の生まれなので、この歌がもっていた心は分かると思います。

周防正行 コメント

「東京節」という、大正時代の流行歌がもつ楽しい雰囲気と時代感を活かして、この映画の音楽を作れないか。いつも僕の映画の音楽を担当していくれている音楽監督の周防義和さんのアイディアからエンディング曲はスタートしました。それならあの東京節を、この映画にふさわしい詩にしようということで、今度は脚本家の片島さんに作詞をお願いして見事「カツベン節」が完成したんです。

もととなった東京節がもつ時代感を現代にも通じる味わいに変える、そういう歌手は誰かを考えたときに僕の好きな奥田民生さんが頭に浮かびました。奥田さんとお仕事するのは初めてでしたが、楽曲の狙い、映画の狙いを見事に表現してくれて、この楽曲が持つ楽しさを活かし味わい深いものにしてくれました。現代に蘇る不思議な味わいを持つ歌となった「カツベン節」のおかげで、映画のクライマックスシーンをイメージすることができました。

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