Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

BLでありながらBLを超えた大ヒット純愛ストーリー
ファン待望の劇場版がいよいよブルーレイ&DVDに!

『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』特集

PR

こじらせ官能小説家の男と、純粋な青年男性、ふたりの“男”の純愛を描いた『ポルノグラファー』が熱狂を呼んでいるのをご存知だろうか。コミックからスタートしたこの物語は、配信ドラマとしての大ヒットを経て、2021年2月にはついにスクリーンにも到達。ドラマ版の“その後”を描いた劇場版は、その人気を過熱させた。そんな『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』が、いよいよブルーレイ&DVDで発売に! 本特集では、この『ポルノグラファー』がなぜ多くのファンを熱狂させるのか、ポイントごとに考えてみたい。

コミックから配信ドラマ、そして満を持しての劇場版へ
ファンを熱狂させる『ポルノグラファー』シリーズとは?

原作は丸木戸マキ氏によるコミック『ポルノグラファー』シリーズ。“官能小説の口述筆記”をきっかけに出会った主人公の官能小説家・木島理生と大学生・久住春彦の純愛ストーリーがときに切なく、ときに甘美に描かれ、瞬く間に国内外のファンを魅了した。

実写ドラマとして2018年に動画配信サービスFODで配信されると、FOD史上最速で100万回再生を突破。毎話配信・放送されるたびにSNSのトピックスとして、上位ランクインを果たした。続編『インディゴの気分』も実写化され、その人気はさらに過熱。

そして、ファンの熱望に応える形で映画化が実現し、シリーズ完結編となる『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』で理生と春彦の物語は、幕を閉じることになった。互いを思いながら、すれ違いを重ね、未来に、そして人生に葛藤するふたりは、果たしてどんな“結末”を選択するのか?

ファン熱狂のポイント①
近年、市民権を得て大きなうねりとなったBLジャンル

BLとはボーイズ・ラブという和製英語の略称で、男性同士の恋愛を描く小説やコミックのジャンルを指す。ムーブメントを地道に支える愛読者が数多く存在する一方、“日陰の存在”というイメージも少なからずあったBLだが、近年、徐々に市民権を獲得し一気にエンタテインメントの世界で旋風を巻き起こしている。

大きなきっかけとなったのが、実写化作品のヒット。高視聴率を記録した人気ドラマ『おっさんずラブ』をはじめ、同性カップルの日常にスポットを当てた名作コミックをドラマ化した『きのう何食べた?』も大きな話題に。また、大倉忠義と成田凌が共演した映画『窮鼠はチーズの夢を見る』は異例のヒットを記録し、映画関係者を驚かせた。タイ発のBLドラマ『2gether』が配信され、コロナ禍の日本でも熱狂的なファンを生み出し、Twitter世界トレンド1位を記録したこともBLブームを象徴する出来事だった。

ファン熱狂のポイント②
妥協ナシ! 見たことのない男同士の激しいキスシーン&ラブシーン

いわば“BLブーム”とも呼べる現象が巻き起こる中、『ポルノグラファー』シリーズがファンを魅了したのが、竹財輝之助(木島理生役)、猪塚健太(久住春彦役)が妥協ナシで濃密に絡み合い、生まれたキスシーン&ラブシーンの数々。愛を確かめ合う儀式×欲望のままに相手を求める行為。そんな化学反応から生まれるのは、漫画にもアニメにも表現できない、美しくも激しい“生身の色気”だ。

すでにドラマシリーズで関係性を築き上げた竹財&猪塚だからこそ、『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』では、より自然に、さらにワイルドに情感あふれるシーンを体現。同時に、再会を果たし「ちょっと久しぶり……」という戸惑いや、ぎこちなさも巧みに表現しており、俳優としての力量を存分に発揮。ファンの心をこれでもかと、くすぐっている。

ファン熱狂のポイント③
実は男女でも置き換えられる普遍的な心理描写と純愛ストーリー

これまでのBL作品の枠組みを超え、熱く“ハマる”視聴者が続出した理由のひとつが、「ラブストーリーの主人公たちが、たまたま男同士だった」という制作スタンスにあった。追求するのは、恋愛ドラマとしての美しさ、そして細やかで普遍的な心理描写。

そんな姿勢は『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』でも健在。映画化に際し、恋愛ドラマとしての純度をさらに高めながら、登場人物それぞれが抱える葛藤と、そこから一歩を踏み出す決断が丁寧に描かれている。加えて、コロナ禍にも通ずる「遠く離れていても、心はそばにいる誰かへの思い」というメッセージが、本作を世代や性別を問わず共感できるラブストーリーに昇華させた。

ドラマ版で演出・脚本を手がけた三木康一郎(『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『弱虫ペダル』)が劇場版でも続投し、“心に刺さる”演出と映像美で再びファンを魅了する。

ファン熱狂のポイント④
ひねくれものの木島と直情的な久住。対照的なキャラクター設定

ラブストーリー、特にBLの場合、最も重要なエッセンスとなるのが、当事者の“距離感”とそれによって生まれる“パワーバランス”の変動だ。単なる物理的距離に限らず、お互いの性格・立場・年齢といったキャラクター設定にギャップがあればあるほど、恋愛が成就した瞬間の喜びも大きいもの。本作では、ひねくれもので繊細な理生に対し、直情的で一途な春彦が思いをぶつけるという対照的なふたりの恋の駆け引きが見どころになっている。

そして『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』では、小説家として自信を失った理生が見せる弱さ、社会人として羽ばたいた春彦の頼もしさという関係性の逆転が、すれ違いに拍車をかけてしまう。理生と春彦をセピア調で活写したメインビジュアルにも注目。一見愛し合って見えるふたりだが、視線はそれぞれ別の方向を見つめており、不確実な未来を暗示しているようだ。

キャラクター紹介

木島理生
(竹財輝之助)

官能小説家。自転車事故で腕を骨折してしまい、示談の条件として加害者である大学生の久住春彦に“口述筆記での小説の代筆”を依頼する。人生経験豊かだが、少々ひねくれた性格で、ピュアな春彦を翻弄する。ペンネームは鬼島蓮二郎。

久住春彦
(猪塚健太)

自身の過失で腕を骨折させてしまった小説家・木島理生の提案で、“口述筆記での小説の代筆”を始める大学生。理生が描く淫らな小説の内容、そして気まぐれな態度に戸惑いつつ、次第に惹かれてしまう。現在は大学を卒業し、広告会社で働く。

城戸士郎
(吉田宗洋)

理生の大学時代の同級生。自身も小説家志望だったが、理生の才能に圧倒され、夢を断念。現在は出版社に勤務し、理生の担当編集者を務めている。過去にはある大物作家の策略によって、理生との“一線を超えた”関係に落ちてしまう。

明実春子
(松本若菜)

理生の地元でスナックアケミを営むシングルマザー。帰省した実家に馴染めず、家を飛び出した理生は、居候としてスナックアケミに転がり込んだ。美人で男にだらしない性格。『ポルノグラファー』シリーズに登場する初めての女性キャラクター。

明実静雄
(奥野壮)

春子の息子。物静かな性格で、シングルマザーの春子を懸命に支えている。理生と春彦の出会いがそうであったように、腕を怪我した理生に官能小説の口述筆記を頼まれる。ふたりの親しげな雰囲気に、春彦は動揺を隠せない。

ドラマ版のその後を描いた劇場版の物語
木島と久住、ふたりの選択のゆくえは……?

最終章となる映画版は、原作コミックのシリーズ3作目『續・ポルノグラファー プレイバック』を原作とした物語となる。

官能小説の口述代筆という奇妙な出会いを経て、恋人となった作家の理生と大学生の春彦。理生が農業を営む家族の暮らす田舎に帰郷してからも、文通で遠距離恋愛を続けていたが、広告代理店に就職したばかりの春彦とすれ違い、気まずい空気に陥ってしまう。そんな折、再び腕を負傷した理生はかつてを思い出すように、地元で知り合った青年・静雄にペンを握らせることに。ところが、そこへ春彦がやって来てしまい、物語は新たな局面を迎える……。

ドラマシリーズの主題歌を担当した鬼束ちひろが、本作のために新曲『スロウダンス』を書き下ろし。不器用で傷つきながらも、真っすぐに深く人を愛する登場人物を温かく包み込んでいる。

『劇場版ポルノグラファー ~プレイバック~』

9月8日(水)発売

Blu-ray 2枚組(本編Blu-ray+特典DVD) ※上写真
9680円(税込)

DVD 2枚組(本編DVD+特典DVD)
8580円(税込)

【本編ディスク 本編約107分+映像特典約17分】
予告・TV-SPOT、愛欲映像集

【特典ディスク 約90分】
■メイキング
■舞台裏密着 上映記念舞台挨拶

【封入特典】
■生写真1種ランダム封入(全3種)
■ブックレット(12P)
■「春彦への手紙」直筆コピー

【外装特典】
特典ケース

監督・脚本:三木康一郎
出演:竹財輝之助、猪塚健太、松本若菜、奥野壮、小林涼子、前野朋哉/吉田宗洋、大石吾郎

発売元:松竹
販売元:松竹

公式サイト https://pornographer-movie.jp/

©2021松竹株式会社 ©丸木戸マキ/祥伝社

Text:内田涼

アプリで読む