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SixTONESとSnow Manの楽しみ方と15人の魅力 「Imitation Rain」「D.D.」MVをもとに総ざらい

リアルサウンド

20/1/17(金) 6:00

 1月22日にCDデビューを控えている、人気ジャニーズJr.のSixTONESとSnow Man。今夜1月17日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、2組が揃って登場し、それぞれデビュー曲の「Imitation Rain」「D.D.」を披露する。そこで改めて、各グループの特徴とメンバーの見分け方と魅力を、取扱説明書的におさらいしたい。

(関連:SixTONES、“ずぶ濡れ”の「Imitation Rain」MVに海外からも反響 ワールドワイドな活躍への期待

■SixTONESの楽しみ方

 髙地優吾、京本大我、田中樹、松村北斗、ジェシー、森本慎太郎の6人からなるSixTONES。彼らの魅力はなんといっても、ザ・男子なノリ。例えるなら、学校でも目立つ6人組の男子グループが、放課後にくだらないことでずっとキャッキャしてる。その様子をツッコミながら見守るのが正しい楽しみ方。気づけば、一緒に「ズドン、ズドン」と遊んでしまう、巻き込み力の強さもSixTONESの魅力だ。

■メンバーの見分け方

 「Imitation Rain」のMVをもとに、メンバーの見分け方と、パーソナルな魅力も一言。

・ジェシー(23歳)

 最初に登場するジェシーは、身長184cmとグループ1の長身。前髪が重めの赤髪をしていることが多い。アメリカ人の父を持ち、英語が堪能でイントロで披露される〈Imitation Rain〉のウィスパーボイスが甘く響く。空手をたしなみ、硬派な印象だが、ドナルドダックのモノマネが得意で、じゃんけんをするときには「最初はグー、ジャーン!」と、持ちギャグをぶつけてくるお調子者なところも。ジェシーの「HAHAHA」という笑い声につられ笑いしてしまう確率の高さは異常。

・松村北斗(24歳)

 続いて映る松村は、塩顔の爽やかさと色気が入り交じるハイブリット男子。基本的に髪色はダークカラーで、鼻から顎、喉にかけてのラインに魅了されるファン多数。光のコントラストの強いMVでは松村の骨格の美しさが楽しめる。もともとは物静かな印象だったが、今ではメンバーの部屋に率先して足を運び「いろいろ語りたい」とアツいところがチラ見え。寝起きドッキリでは、5人が眠る中乱れた浴衣で1人「JAPONICA STYLE」を踊り切る真面目さも。

・京本大我(25歳)

 MVでは金髪で長めの髪で登場する京本大我は、『エリザベート』など数々のミュージカル舞台を経験。持ち前の歌唱力でMVでも伸びやかな高音を披露する。京本政樹の息子という芸能界きってのサラブレッドで、6人の中でもJr.歴は最も長い。中性的で大人びた美しさを持ちながら、実は『名探偵コナン』の大ファンという可愛らしい一面も。カップ麺が作れなかったり、独特な妄想ストーリーを繰り広げたりと、メンバーからは天然の姫扱いを受けることも。

・髙地優吾(25歳)

 振り向き顔で登場した髙地は、ハイライトメッシュが入った暗めの髪と黒目がちな瞳が特徴。1月11日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、急きょSixTONESのリーダーに就任したばかり。頼まれたら断れない包容力の塊だ。同級生が送った『スクール革命!』の新入生オーディションでジャニーズ入りしたシンデレラボーイでもあり、クシャッとした笑顔が魅力の癒やしキャラ。一方で、地元・横浜愛が強くJr.内では「ハマの番長」との呼び名も浸透している。

・森本慎太郎(22歳)

 全体的に茶色く少し長めの髪、白いインナーに黒いジャケットを羽織っているのが、森本慎太郎。アクロバットが得意な森本のダンスは力強く、水しぶきの中で浮かべる切なげな表情も注目してほしい。ジャニーズ事務所に入るやいなや、映画の主演や期間限定ユニットのセンターに抜擢。それゆえに孤独な思いも抱えてきた森本はSixTONESメンバーに対する愛情が人一倍深い。いつも6人の時間を盛り上げる、末っ子ながら肝の座ったムードメーカーだ。

・田中樹(24歳)

 ピンク色の髪が印象的な田中は、かつてKAT-TUNだった田中聖の弟。兄同様ラップを得意とし、「Imitation Rain」でも雄々しいラップで楽曲を雰囲気を引き締める。一見、最もヤンチャそうに見える田中樹がまとめ役なのも、ワイルドなのにやることはしっかりとというSixTONESらしさを物語っている。6人で旅行した際には「旅のしおり」を作成したり、車を運転する面倒見の良さが出ていた。だが、助手席に座る京本から次々と野菜スティックを口に入れられるなど、しっかり者ゆえにイジられて笑いを誘うことも。

■Snow Manの楽しみ方

 Snow Manは、深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平、向井康二 、目黒蓮、ラウールの9人組。最年長と最年少の年齢差が11歳もあるグループだ。年齢もキャリアもバラバラだからこそ、それぞれの個性をありのままに受け止めているのが、大きな特徴。まるで一つの家族のような関係性が、今年デビュー25周年を迎えたV6を彷彿とさせ、末永い人気を誇るグループになるのではないかと期待が高まる。一人ひとりの成長を見守り、共に年齢を重ねていくのが楽しみだ。

■メンバーの見分け方

 「D.D.」のMVをベースに、メンバーの見分け方と、パーソナルな魅力も一言。

・ラウール(16歳)

 イントロで〈The time has come D.D.〉と囁き、センターに立つ金髪の少年がラウールだ。ベネズエラ人の父を持つラウールは小さいころから踊るのが好きで、ダンスチームに所属し大会で受賞するなど活躍してきた。ジャニーズJr.になってからは少年忍者の一員となり、2019年1月に滝沢秀明の提案によってSnow Man入り。当初はメンバーにも敬語で遠慮がちな素振りを見せていたが、徐々に持ち前の人懐っこさを爆発。YouTube動画ではメンバーに絡む姿も。メキメキと垢抜ける成長ぶりは、ジャニーズきっての加速度かもしれない。

・渡辺翔太(27歳)

 〈Come on,Everybody Take you higher!!〉とピンクの背景で、こちらに向かって手を差し伸べるのが渡辺翔太。メンバーの宮舘涼太とは、幼稚園のころからの幼なじみで、2人合わせて「ゆり組」の呼称で親しまれている。サンリオのキャラクター、シナモロールに似ていると自認したり、人狼のルールが理解できなかったりと、母性本能とSっ気をくすぐる言動で「しょっぴー(5歳)」とファンからイジられることも。だが、後輩の少年忍者22名のフルネームをすぐに覚えるなど、やるときはビシッと決めてくれる男。

・岩本照(26歳)

 〈Hey you…Let me go〉で黄色バッグで鋭い視線のアップから、アクロバットを披露したのは、岩本照。体脂肪率は4%。その身体能力はアスリート並で、スポーツ・エンターテインメント『SASUKE』に出演し、フィットネス雑誌『Tarzan』の表紙を飾ったほど。いつも冷静で、Snow Manの中では頼りがいのある父親的存在。だが、そんな強靭な身体と精神を持ちながらも、お化け屋敷ではビビりまくる。ジェットコースターでは大仏の表情になりがち。

・佐久間大介(27歳)

 腹チラアクロバットからの〈描き続けた Dreaming〉と歌う、ふわふわのパーマヘアの佐久間大介。ダンス&アクロバットがメンバーの中でも、ひときわ軽やかな動きが印象的。「Snow Manの切り込み隊長」を名乗り、何事にも率先して取り組む。だが、人狼ゲームでは最初に殺されがち。アニメが大好きでKis-My-Ft2の宮田俊哉に続いて、アニメ界とアイドル界の架け橋となる予感。

・宮舘涼太(26歳)

 まっすぐ見つめた目を指で覆いながら〈自分見失うTrap Trap Trap〉と歌うのは、宮舘涼太。「舘さま」の愛称で親しまれる貴族キャラで、運転免許は持ってないけれど白馬には乗るなど、ロイヤルな切り返しが秀逸。KAT-TUN亀梨和也を敬愛し、アイドルとしての美学がブレない。常に姿勢が良いところからも真面目さがにじみ出る。ちなみに「ゆり組」は生まれた病院も同じ。買ったばかりの自転車を見せたくて渡辺宅に持っていったことあり。

・深澤辰哉(27歳)

 〈You know 理想とReal?〉と問いかけるのは、「ふっか」こと深澤辰哉。ジャニーズに入ったばかりのころはかっこつけていたが、滝沢秀明のアドバイスをもとに今ではすっかり盛り上げ役に。クレーンゲームという、少年の心を忘れない特技も彼の魅力。かるたも全力。笑いを誘いながらもMCを手がけることが多く、冷静にツッコむ岩本とのおしどり夫婦感が漂う。岩本がSnow Manの厳格なお父さんなら、深澤が面白お母さん。

・阿部亮平(26歳)

 〈Strong will never get ill〉で微笑むのが、阿部亮平。目地からが上智大学大学院理工学研究科修了し、ジャニーズで初めて気象予報士となる秀才ぶり。学業に集中するために活動を休んでいた時期もあったが、それがいつかSnow Manの大きな武器となると信じて待ったメンバーとの絆も胸アツだ。実際にYouTubeの「阿部ちゃん先生」動画など高学歴キャラを活かしたコンテンツが生まれるなど有限実行となった。ちなみにMVの微笑みはメンバーから「あざとい」と物言いがつく。そんな対等な関係性もSnow Manならでは。

・向井康二 (25歳)

 〈The thing is How it shines 何色でも…〉と唇をぬぐう仕草を見せるのが、向井康二。関西ジャニーズJr.として活躍してきたが、ラウール、目黒蓮と共に2019年1月にSnow Man入り。タイ人の母親を持つ関西人という新しい風を吹かせまくり、すぐに馴染んでみせた。コテコテのお笑い気質は、切り込み隊長の佐久間とウマが合うのかボケ合戦になることも。向井の凄まじいコミュ力と気遣いがあればこそ、短期間で新生Snow Manがまとまったといっても過言ではない。

・目黒蓮(22歳)

 シャツの襟に触れながら〈閉ざされた扉へCloser〉と歌うのが、目黒蓮。愛称は「めめ」。前髪を大きく分けた髪型が特徴で、184cmの長身。2019年1月に同時に入ったラウール、向井を可愛がる様子に、彼氏味が強いとファンの中でも話題になり、ついにはラジオで佐久間から「3人はまじで付き合ってる」とツッコまれる事態に。だが「ふはは」と否定しないところも罪な男っぷりが見え隠れ。口数は少ないながらも、確実に求められるリアクションをくれるアイドル力の高さで、今後多くの人に見つかっていくのが楽しみだ。

 以上、駆け足で紹介してきた、2グループの楽しみ方と15人の魅力。すでに今日まで応援してきたファンには「知ってるよ!」、そして新たに好きになった方には「もっと!」となりそうな文字数で恐縮だが、この先はぜひ大いに語り合っていただきたい。ちなみに、両グループとも新たな仲間を温かく受け入れてくれるファンが多いと聞いている。放送後は、SixTONES、Snow Manの話題でもちきりになることを願っている。(佐藤結衣)

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