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佐藤大樹&佐藤寛太の 映画の処方箋、お出しします!

大樹が語る、繰り返し何度も観ている3本!

月2回連載

第28回

19/10/26(土)

今回は、佐藤大樹さんのソロトーク回! 大樹さんがブルーレイやDVDで繰り返し何度も観返している大好きな3作品について語ってくれました。「先読みできない作品が特に好き」だそうです! まだ観たことがない方はぜひチェックしてみてください!

『ゴールデンスランバー』

好きな日本映画は何ですか?と聞かれたときに必ず答えている1本です。メンバーにも「とりあえず観て!」ってかなりお勧めしていて、「面白かった!」って感謝されてます(笑)。

伊坂幸太郎さんの原作は読んでいなかったので、最初に観たときは意外なラストにかなり驚きました。ラストが分かってからも何度も観ているのに新鮮に楽しめるということは、どんでん返しだけではなく逃亡劇や人間ドラマとしても見応えのある作品だからだと思います。

仙台を舞台に描かれるのは、首相暗殺事件の犯人に仕立て上げられた男の逃亡劇。観ている間は、ここちょっと無理矢理じゃない?なんて思ったりもしたのですが、最終的には伏線の回収の仕方が本当にすごい! エンドロールが流れる頃には、スカッとする気分が味わえます。

主演の堺雅人さんをはじめ素晴らしい役者さんが共演しているなか、特にグッときたのは殺人鬼を演じる濱田岳さんの切なさを感じる声のトーンやキャラクター作り。あとは観たあと、香川照之さんのことがさらに好きになりました。韓国のリメイク版も観たいと思っています。

『ゴールデンスランバー』ブルーレイ情報

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