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雨のパレード、新たな環境で挑んだ『Face to Face』の自由な音作り 「自分にしか歌えない曲じゃないとみんなに届かない」

リアルサウンド

20/12/23(水) 12:00

 雨のパレードがニューアルバム『Face to Face』を完成させた。蔦谷好位置を共同プロデュースに迎えた『BORDERLESS』に続く今年2枚目のアルバムは、コロナ禍に見舞われた未曾有の1年の様々な経験を経て、バンドの本質を見つめ直し、より自由度高く作り上げられた作品となっている。ホームレコーディングの重要性が増し、歌詞ではSNSの誹謗中傷からすぐ側にいる大切な存在にまで言及した本作は、2020年のドキュメント的な側面もあると言えよう。12月25日には久々の有観客ライブを控えるメンバー3人に話を聞いた。(金子厚武)

雨のパレード – Face to Face (Official Teaser)

「思ってもみなかったことを言い当ててくれるのが音楽」

ーー『Face to Face』は今年2枚目のアルバムで、コロナ禍による様々な影響を受けてのリリースでもあると思いますが、昨年末に『BORDERLESS』の取材をした時点で、福永くんが「すぐに次の作品を作りたい」と言っていたのを覚えていて、有言実行だなと。

福永浩平(以下、福永):『BORDERLESS』に入ってる蔦谷さんが関わってない曲って、デモの段階では亮ちゃん(是永亮祐)がいる頃の曲が多かったんです。『BORDERLESS』を作り終えて、新しい制作方法をすごく楽しめていたので、今度は0から3人で、より柔軟に作るということに対して好奇心がすごく大きかったんだと思います。

ーー以前はある意味アナログな、メンバーだけの音にこだわっていたけど、そこを解放してライブでも同期を使うようになった。その延長で、もう一度0から3人でやってみようと。

福永:『BORDERLESS』のツアーを途中で中止する形になってしまい、何をしたらファンのみんなに喜んでもらえるかをいろいろ考えたときに、やっぱり音源を届けるのが一番なんじゃないかと思って。僕らとしても何か目標に向けて動きたかったし、今年中にもう1枚出すっていうのは、意味のあることなんじゃないかなって。

ーー前作に続いてプロデューサーを迎えるのではなく、3人でやりたいというのはその時点で決めていたのでしょうか?

福永:そこはそんなに決めてなくて。制作の流れで今回もプロデューサーをつけた方がよさそうであれば、それを拒否するつもりはなかったけど、コロナの状況になって、それぞれが家に閉じこもって自分と向き合う時間ができて、自然とメンバーだけでやるのがしっくり来たというか。今年は外部の方と仕事をするみたいな雰囲気でもなかったですし。ただ、結果的にはそれがいい影響を及ぼして、僕らの表現したかったものがより純粋な形で作品になったんじゃないかと思います。

ーーツアーが中止になってしまったことに関しては、『BORDERLESS』というアルバムがライブを意識して作られた作品だっただけに、思うところは大きかったのではないかと。

福永:おっしゃっていただいた通り、僕らはもともと音源重視のバンドではあったと思うけど、バンドを続けて行く中でライブの重要性をすごく感じるようになって、去年はお客さんと繋がるライブの心地よさにもすごく気付けたので、今年のツアーが中止になってしまったのは、もちろんショックではありました。ただ、さっき「自分と向き合う時間があった」と話したように、この期間で「どういう音楽が届くんだろう?」というのを改めて考え直すことができて。『BORDERLESS』のときは、みんなで歌える曲を意識したんですけど、でもやっぱり僕にしか歌えない曲じゃないとみんなには届かないんじゃないかと思ったし、自分が思ってても言えないことを言ってくれたり、思ってもみなかったことを言い当ててくれるのが音楽だと思ったので、今回はそういうことを意識しながら取り組めました。

大澤実音穂(以下、大澤):福永も言った通り、去年はライブの重要性にすごく気付けた年で、「Summer Time Magic」や「BORDERLESS」では、みんなで歌ったりコール&レスポンスをしたり、お客さんと一緒にライブを作っていく喜びを強く感じて。そういうアルバムを引っ提げてのツアーを最後までやり切れなかったことは、個人的には結構つらかったです。自粛期間中もそんなに落ちることなく楽しめていたつもりだけど、やっぱりツアーをやり切れなかったことでどこかモヤモヤしていて。でも「アルバムを作ろう」となったことで自分を保てたので、新しい目標ができたことはすごく大きなことでした。

雨のパレード – Summer Time Magic (Official Live Video)

山﨑康介(以下、山﨑):ツアーが中止になったのはショックでしたし、本当に未曾有の事態だったので、先の展望がまったく見えない状態で過ごさないといけないのは、結構しんどい期間ではありました。ただ、その時間を使って、これまでやりたくてもやれてなかったことをやろうと思って。鍵盤は普段スタジオに置いてたんですけど、MIDIキーボードだけどフルサイズの鍵盤を家に置いて、YouTubeを見たりしながら練習をして。和音の構成とかは、そのときの経験がアルバムにも生かされてると思います。

ーー曲作りはリモートで行ったりしたのでしょうか?

福永:僕の家に集まって、リラックスしつつ、ガーッと作りました(笑)。

ーー今までは基本スタジオで作っていたわけですよね?

福永:そうです。なので、これまでとは全然違ったんですけど、いいスピーカーもあるし、時間に制限もないし、より遊べてやりたいことがやれる環境ではありました。

「宅レコが盛んになってる中で、この作品が輝けるといい」

ーーざっくり言うと、楽器ベースからDTMベースの曲作りになったということ?

福永:そこまで自分たちの中でカテゴライズしてる感じもなくて、全部が「音」というか。フィジカルに手でも打ちますし、竿(ギター&ベース)で入れますし、わりとベースも生が多かったんで康介さんが弾いたりしながら、本当に自由にやれたというか。スタジオで録るよりも家の音の方がよければそれを使うし、スタジオでしっかり録ったものの方がよければそっちを使うし、何のエゴもなく判断できるようになったと思います。

山﨑:もともとDTMで制作する手法に興味はあったので、ある程度準備して機材は揃えていたので、わりとシームレスに移行できたかなって。やっぱり、自由度が圧倒的に広がるんですよね。選択の幅も広がるし、そういう意味では楽しんでやれました。

大澤:「Splice Sounds」っていうサンプル音源を選べるサイトで音色を選ぶと、自分のイメージにはなかった音が発見できたりして、すごく楽しくて。ビートに関しても、作った当初の音がそのまま作品になるのって、今まではそれを許せない、変に真面目なところもあったんです。でも今回は、最初に何となく「こうかな?」って作ったビートがハマったらそのまま使ったりして、ホントに自由度が増したなって。

ーー近年はGarageBandだけを使って自宅で制作するアーティストも増えて、コロナ禍はそれをさらに推し進めたとも言えますが、そういった状況に対して何か思うところはありますか?

福永:プラグインのバージョンによって、宅レコのクオリティがどんどん上がっていって、みんなきれいな音で作ることが簡単になりましたよね。ただ、カニエ(・ウェスト)のライブ一発録りみたいなゴスペルの音源を聴いたときに、バランスをちゃんと整えてなくて、結構ラフなんですけど、それがサブスクの中で光って見えて、すごく新鮮な気持ちになったんです。レコードも、レコードノイズが一緒に鳴ってるからこその心地よさがあったりするじゃないですか。今回エンジニアは「Summer Time Magic」とかでもご一緒した片岡(恭久)さんに全曲お願いしていて、片岡さんはハイファイなサウンドも作れるけど、アナログライクな質感にも理解がある方で、今回のミックスでもあえてノイズが乗ったままにした心地よさがすごくあると思って。宅レコが盛んになってる中で、一石を投じるとまでは言わないけど、この作品が輝けるといいなって。

ーー確かに、序盤の曲とかははっきりノイズが乗っていて、でもそれが温かみや独自の空気感を作り出していますよね。

福永:前まではそこを追求するのがまだ不安だったというか、「本当にいいのかな?」みたいなところもあったと思うんです。自分たちが勝手に決めた枠にハマって、クリックに合ってるドラムの方がいい、クリアに録れてる方がいい、家で録った音は使わない方がいいとか、変なこだわりがあったけど、『BORDERLESS』を経て発想がより自由になったなって。宅レコもスタジオでのレコーディングも本当にシームレスで。

大澤:宅レコでここまで録れるんだっていう驚きは今回すごくありました。

福永:Apollo(オーディオインターフェイス)を買ってみて、UADプラグインのソフトを使って、NEVE(プリアンプ)刺して、歌を録ってみたら、めちゃめちゃきれいに録れて、「こんなにいいマイクだったっけ?」みたいな(笑)。ほぼミックスまでやった状態でエンジニアさんに送ったら、「もうこれでいいんじゃない?」みたいに言われたり。もちろん、そこにエンジニアさんのカラーが入って、よりいいものになったんですけど。

山﨑:ホームプロダクトをそのまま世に出すこと自体は前々からあって、それがニュースタンダードになったということだと思うんですけど、僕はそれをそこまで意識したわけでもなくて。プログラムを書くような感じではないので、PC上で偶発的に面白くなることもあるし、その意味ではこれまでと同じように楽器を触ってる感覚に近い気がしました。

ーー具体的な曲で言うと、まずは8月にアニメ『メジャーセカンド』(NHK Eテレ)のエンディングテーマ曲にもなった「IDENTITY」が配信されました。『BORDERLESS』の流れを受け継ぎつつサウンドは作り込まれていて、『Face to Face』との中間にあるような仕上がりだなと。

雨のパレード – IDENTITY (Official Music Video)

福永:なるほど。この曲は1月にみんなでボン・イヴェールのライブを観に行って、あのプリズマイザーと呼ばれるボコーダーみたいなやつがやっぱカッコいいなと思って。これまでライブでは使っていたものの、音源では本格的に使っていなかったので、Aメロで使ったりしながら、それ以外にもいろいろ新たな武器を試しながら作った曲です。

ーープリズマイザーを使うのは初なんでしたっけ?

福永:『Change your pops』の「speech」っていうインタールード的な曲で使ってたんですけど、ちゃんと歌詞を載せてコード進行もしっかりあるのは初めてです。オートチューンとかも入れて、より精度が増したというか……ボン・イヴェールに寄せたというか(笑)。

ーーボン・イヴェールの来日公演良かったですもんね(笑)。

福永:よかったですねえ。今年観た最初で最後のライブ(笑)。

ーー今思えば、あのタイミングでよく来てくれましたよね。「IDENTITY」は、8月の配信ライブでも演奏していましたが、音源以上にドラムがロックで印象的でした。

大澤:今までもAメロがSPD(サンプリングパッド)、サビで生ドラっていうのはあったんですけど、今回はそれがより馴染んでるというか。「You」とかは「急に生ドラ」みたいな感じがあって、それはそれでよかったんですけど、今回は移行がより滑らかで1曲としてちゃんとまとまっているなって。1サビの後の間奏とか、最後もですけど、あそこはすべてを発散する、すべてを吐き出すような感じですね。

「初期に書いてた情景に通じるものが出せた気がする」

ーー声の使い方という意味では、やはり1曲目の「scapegoat」も印象的でした。

福永:4~5年前にSOHNの曲を聴いて、1回ああいうことをやってみたいと思って。当時で言うとFKA twigsみたいにSPDのサンプリング音源を使って、ライブでできないかと思ったんですけど、当時はまだ同期もナシでクリックも使ってなかったので、やるのが難しくて。で、今年頭にマック・ミラーのアルバムが出て、その中にもこういう曲があったので、今だったらこれもできそうだと思って、挑戦してみました。コロナ禍でいいオーディオインターフェイスを買ったんですけど、これを録ったのはその前で、今までだったら録り直したい気持ちになってたと思うんです。でも今回はそれも許せたというか、いいローファイ感が出てるかもしれないし、これがいいんだろうなって。

ーー〈画面越しのやつは知らない/加減できる言葉 言えない〉という歌詞は、SNSを巡る状況に言及しているわけですよね。

福永:ちょうどSNSでの誹謗中傷の話題が上がっている中で思うことがあったので、この歌詞を書きました。サビはゴスペル風で14トラックくらい重ねて、それを全部一人の声でやっているから、一人で多くの人数を装ってるわけで、曲のテーマにも合ってるなって。そういういろんなミラクルがハマった曲ですね。

ーー先に声を使ったサウンドのアイデアがあって、そこに歌詞のテーマが紐づいた?

福永:完全に音からです。作り終えてから気づいたこともいろいろあって。この曲で書かれてることって、完全に解決することではないと思っていて。不条理という言葉が合ってるかどうかわからないですけど、そういうことをゴスペルで歌うことにも意味を感じています。

山﨑:今回の歌詞には浩平くんがもともと持ってる毒っ気みたいなものが色濃く出ていて、僕はそういうのすごく好きで。匿名での誹謗中傷は昔からあることだけど、それがより浮き彫りになった時期に、それについて端的に言ってくれるのは本当にその通りだなって、共感する部分が多々ありました。

福永:Twitterで昔の歌詞のbotとか流れてくると、「こういう曲を書けてたな」という感覚になるときがあって。同年代の曲を作る友達は「もう取り戻せない感覚だ」と言ってたけど、もうちょっとあがいてみようかなって思ったんです。例えば「partagas」とか「Flash Back」とかって詩的な言葉を並べてるだけなんですけど、初期に書いてた情景に通じるものが出せた気がして、“取り戻す”じゃないけど、改めて自分のそういう部分に気付けました。

大澤:一番ハッとしたのは「scapegoat」でした。SNSの誹謗中傷で亡くなった方のニュースを見て毎回グサッと来てて、それに対する怒りの気持ちもあったので、こうやってちょっと辛辣に皮肉も込めつつ書いてるのはいいなって。ただ、〈みんながみんな/幸せになれるならいいのに〉みたいにちょっと柔らかい部分もあって、この曲は誹謗中傷を受けてる人にも、誹謗中傷をしてる人にもどっちにも響くと思います。あと「Dear Friend」や「Child’s Heart」は、「自分と向き合った」って言ってましたけど、それをしたことによって書けた歌詞だと思うので、読んでてグッときましたね。

ーー僕も「Dear Friend」と「Child’s Heart」は印象的で。歌詞には今年の状況が反映されてると思うし、「Dear Friend」はアコギの弾き語りでも成り立つような曲で、サウンドの作り込みとはまた違う意味での“部屋感”が感じられたのも、2020年的だなと。

福永:「Dear Friend」に関しては、「自分にしか書けない曲」を考えたときに、僕は学校に行ってない時期があったので、そのときのことを歌った曲で、同じように学校に行けてない子たちに何か言ってあげられないかなと思って書いた曲なんです。それが結果的に、コロナともリンクしちゃったんですけど。

ーー〈「普通」ができなくなって/閉じこもった毎日〉という歌い出しは、やはり2020年の状況を歌ったものかと思いました。

福永:これまでのインタビューでも何人かの方がそういう受け取り方をされていて、逆に「なるほど」と思いましたね。でも、別のインタビュアーの方には「普遍的な名曲はどの時代のどういう状況でも響く」と言ってもらえて、ありがたかったです。

「近くにいる人たちに愛を伝えるきっかけになれば」

ーーサウンド的には「if」あたりが雨のパレードらしい80年代感なのに対して、この曲は90年代を感じさせます。

福永:そうですね。Suchmosが売れたときは、僕もああいう音楽が好きなので、そのカウンターとしてブリティッシュロックみたいなのを『Reason of Black Color』の「MARCH」でやってみたんです。そうしたら周りの方に「早すぎる」って笑われて(笑)。俺はまだシーンがどのくらいのペースで変わるかとかあんまりわかってなくて、実際その頃はオシャレなバンドがいっぱい出てきてたから、確かに早すぎたなって。でも、そこで学んだことはすごくあって。そのときはハイファイ寄りだったんですけど、音の質感をもっと90年代ブリティッシュロックに寄せたいと思って、声も歪んでる印象にしたり、今回より時代感を出せたんじゃないかなって。

ーー「Dear Friend」は90年代末の印象かも。アメリカではラウドロック勢が伸びてきて、イギリスのロックもちょっとヘヴィになってるくらいの時代というか。

福永:今回アルバムの推し曲をどれにするかをチームで話し合って、それぞれ違う曲を推してたりして、その中には「Dear Friend」も入っていたんですけど、正直リードで出すにはまだちょっとだけ早いかなと思って。「MARCH」のトラウマもあるし(笑)。かなりライブライクな曲だと思うので、少しずつライブで育てていって、みんなに広まっていけばいいなと思ってます。ライブでは珍しく僕がアコギを持つ予定です。結果リードになったのは「Child’s Heart」で、この曲はコロナ禍で感じた強い繋がりーー家族とか一緒に暮らしてる人もそうですし、リモートでも飲みたい人とか、自粛期間明けてすぐに会った人とか、そういう近くにいる人たちに愛を伝えるきっかけになればと思って、それを子供から両親に向けた目線で書きました。

ーー離れた場所から投げられる愛のない言葉について書いた「scapegoat」から始まり、すぐ近くにいる人への愛情のこもった言葉を歌う「Child’s Heart」で終わる構成は、今年のドキュメントのようで、このアルバムが2020年に出ることの意味を感じさせます。

大澤:音に関してはコロナだからとかは考えずに、純粋にいいものを作ろうと思ったんですけど、歌詞を読んだときは、絶対刺さるだろうなっていう確信がありました。「Child’s Heart」はアコースティックな音作りだからこそ、歌がすごく立っていて、歌詞も響くと思います。

山﨑:僕も作り始めはそこまでコロナを意識していたわけじゃなかったけど、でも結果的に今までといろいろ違うことがあって。その相互作用が働いて、この時代に出るべくして出るような形になっていったのかなって。

ーー時代感をさらに強めているのが、『Face to Face』というタイトルかなと。

福永:このタイトルは8月の配信ライブのときに発表していたんですけど、正直ギリギリまで悩んだんです。いろいろ案を挙げた中で、チームとして「これがいいんじゃないか」って。まだ曲が全部できる前に発表したんですけど(笑)。

ーー「Child’s Heart」のテーマである近くにいる人への愛情だったり、部屋で3人で顔を突き合わせて制作していたり、ライブでお客さんと直接会うことの尊さを再認識したり、2020年のいろんな出来事がこのタイトルに集約されているように思います。

福永:なるほど。8月の段階でどこまで曲ができてたかは曖昧なんですけど、無意識の中でこのタイトルに向かって曲を作っていたのかなって、今話をしながら思いました。曲順はいつも悩むんですけど、今回はすぐに全部決まって「これしかないな」って感じだったので、そういう意味でも珍しいアルバムになったと思いますね。

ーーでは最後に、12月25日の久々の有観客ライブに向けて一言もらえますか?

福永:今回はサポートメンバーを入れることにして、Sawagiでベースを弾いていた雲丹(亀卓人)さん、キーボードのAAAMYYYと5人でやってみます。去年はベースを流してライブをやったんですけど、<Rallye Label>の近越(文紀)さんが「浩平の歌はフィジカルのベースがいた方が合ってると思う」と言ってくださったのが印象に残っていて。何か変化が欲しいのは僕もチームも思っていたことだったし、このタイミングでサポートを入れるのがいいんじゃないかなって。これからライブがどういう感じになっていくかはまだわからないけど、3人でやるときもあれば、サポートを入れてやるときもある、みたいな感じになるかもしれないですね。

■リリース情報
雨のパレード『Face to Face』
12月23日(水)発売
初回盤/通常盤 ¥3,000+税

<収録曲>
1. scapegoat
2. Strange GUM
3. if
4. IDENTITY
5. Have a good night
6. resistance
7. Dear Friend
8. partagas
9. Flash Back
10. one frame
11. Child’s Heart

■ライブ情報
『ame_no_parade LIVE 2020“Face to Face”』
2020年12月25日(金)Zepp DiverCity(Tokyo) 
開場 / 開演:18:00 / 19:00(※全席指定)
来場ライブチケット:¥5,500(税込)

オンラインライブチケット(1/3までアーカイブ視聴可):¥3,000(税込)
国内受付はこちら
海外受付はこちら
期間:11/7(土)10:00~1/3(日)21:00

■雨のパレード リンク
オフィシャルサイト
公式YouTubeチャンネル
Official Twitter(@amenoparade)

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