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わたしとイチロー

第4話 登場人物:ビートたけし イチローが1番から9番まで揃っていたら、アウトにならない

特集

第四話

20/4/13(月)

“わたしとイチロー”ストーリーの第4話は、引き続き、ビートたけしさんが主人公です。インタビュー中には、イチローさんに限らず、さまざまな野球選手の逸話もたくさん飛び出しました。野球はもちろん、ほかのスポーツもたくさん楽しんでいらっしゃるたけしさん。今回は、横綱やプロゴルファー、岡本綾子さんのお名前も出てきました。

イチローのレベルだと、同じプロだとはいっても、自分の技術の方がチームメイトよりもはるかに上なのが分かっていると思うんだよ。打率や、ヒット数は当たり前。だって、2004年にはメジャーリーグ記録のシーズン262本ものヒット打ってるんだから。この記録は、もう破られることはないだろうね。

そうなると、イチローだけはひとりだけ違う「野球」をやってたんじゃないかな。どういうヒットを打つのか。狙い通りのヒットは打てたのか。野球というゲームの中に、もうひとつ「イチローのゲーム」を持っていたんじゃないかと思ってね。

だから、偶然に野手の間を抜けたヒットなんてうれしくなかったかもしれない。それよりも、狙ったところにゴロを転がして内野安打で出塁したほうが、満足度が高かったんじゃないかという気がするんだよ。

イチローがプレーしていた時のマリナーズって、なかなかポストシーズンにも進めなくて、気の毒だったね。選手としていい時期に、ワールドシリーズでプレーしたかったと思うんだよ。でも、チームの結果が残せないときでも、そうやって自分のゲームをしていたかもしれない。それはきっと、他の選手たちには理解されなかったんじゃないの。目指してるものが違うから。

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