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パリの魅力が溢れるオリジナルプリント約75点 『ロベール・ドアノー展』開催

ぴあ

20/2/2(日) 0:00

《市役所前のキス》 1950年 何必館・京都現代美術館蔵

20世紀を代表する写真家、ロベール・ドアノーの作品約75点を紹介する『何必館コレクション ロベール・ドアノー展 パリからのまなざし』が、2月1日よりスタート。3月15日(日)までそごう美術館にて開催されている。

時代を超えて愛され続ける写真家、ロベール・ドアノー(1912〜1994)。パリの雑踏の中の恋人たちをとらえた《市役所前のキス》は、誰でも一度は目にしたことがあるはず。

パリ郊外の町に生まれたドアノーは、石版画を学んだのち、18歳の頃より本格的に写真を開始。雑誌『ヴォーグ』や『ライフ』などの仕事を行う一方、パリの街をくまなく歩き回り、その日常をユーモアと愛情を持って写し出した。その卓越した観察眼により、パリとパリの人々の撮影に生涯を捧げたという。

同展は、機械(カメラ)ではなく、あくまで人間を感じさせるドアノーの作品を「恋人」「街路」「子供達」「酒場」「芸術家」といった5つのセクションにわけ、オリジナルプリント約75点で展観するもの。

会場では「アトリエ・ロベール・ドアノー」を訪ね、撮影した写真や娘たちへのインタビュー映像が紹介されるほか、毎土曜の午後3時からは、ドキュメンタリー映画『パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒』の上映も行われる。

ドアノーの世界を多角的に探る同展で、改めて彼の作品とパリの魅力を感じてみてはいかがだろうか。

【開催情報】
『何必館コレクション ロベール・ドアノー展 パリからのまなざし』 2月1日〜3月15日(日)そごう美術館にて開催

【関連リンク】そごう美術館

《パピヨンの子供》 1945年 何必館・京都現代美術館蔵
《ピカソのパン》 1952年 何必館・京都現代美術館蔵

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