東京・ポレポレ東中野が2月8日よりポスティングチラシの取り組みを行うことを発表。チラシを持参すると鑑賞料金が200円割引される。

2003年に開館し、今年で18年目を迎えた同館。ドキュメンタリー作品を中心に自主配給や新人監督の作品など、多様なプログラムを上映している。

このたび「ご近所にお住まいの皆さまに身近にあるこの映画館のことを知ってほしい」という思いから、東中野地区限定でポスティングを実施。緊急事態宣言下を踏まえ「今は遠出をするのも躊躇われる状況でもございますので、ゆっくりのんびりと近所を散歩でもするように当館にお越しいただけたらと思い、ささやかではございますが、優待券を添付します。街の映画館で過ごすひと時を暮らしの中にそっと加えていただけたら幸いです」とコメントを発表している。割引は1枚につき4名まで。3月末まで有効となる。

現在のポレポレ東中野では、第94回キネマ旬報ベスト・テンで文化映画1位を獲得した大島新「なぜ君は総理大臣になれないのか」のほか、「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」「陶王子 2万年の旅」を上映中。2月27日には小森はるか+瀬尾夏美の新作ドキュメンタリー「二重のまち／交代地のうたを編む」の公開も控えている。