4月17日から東京・銀座の松屋銀座で開催される『誕生80周年 トムとジェリー展 カートゥーンの天才コンビ ハンナ＝バーベラ』の続報が発表された。

1940年にウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが短編アニメとして発表し、1964年に日本に上陸した『トムとジェリー』シリーズ。2020年に誕生80年を迎えることを記念した展覧会では、アメリカのワーナー・ブラザースのアーカイブに保管されていた資料を中心に、同シリーズの第1作『上には上がある』のセル画や設定資料、『第19回アカデミー賞』短編アニメ賞を受賞した『ピアノ・コンサート』のラフスケッチ、ストーリーボード、『チキチキマシン猛レース』『原始家族フリントストーン』といったハンナ・バーベラ・プロダクションが製作した作品の原画など約250点を紹介する。

今回の発表では、祖父江慎が手掛けた展覧会のメインビジュアルとロゴが公開されたほか、展示内容の一部が明らかになった。ジェリーとトムのやりとりを表現した立体作品、『トムとジェリー ショー』の特別映像、『トムとジェリー 夢のチョコレート工場』などを手掛けたスパイク・ブラント監督のコレクションや彼のアニメーターデスクの再現なども展示されるほか、グッズコーナーでは展覧会限定グッズや先行販売グッズなど約200アイテムが取り扱われる。