ピース又吉の新作小説「人間」毎日新聞夕刊で連載、マンガ家の夢破れた男の物語
18/8/6(月) 11:53
新連載「人間」ロゴ
ピース又吉の新連載「人間」が9月3日(月)、毎日新聞の夕刊でスタートする。
「人間」は又吉にとって「火花」(文藝春秋)、「劇場」(新潮社)に続く長編小説3作目。東京でマンガ家の夢に破れた男が、かつて同世代の仲間たちと過ごした日々を振り返るところから物語が始まる。
連載開始にあたり、又吉は「子供の頃から、紙に『人間』という文字を書くと、ゲシュタルト崩壊が発生します。手順が多いためか、『間』の字が大きくなったり崩れたりします。その感覚は、自分が人間そのものについて考えているときの混乱と似ています」とコメントした。
ピース又吉 コメント
この機会に、「人間」という小説を書いてみようと思います。
子供の頃から、紙に「人間」という文字を書くと、ゲシュタルト崩壊が発生します。手順が多いためか、「間」の字が大きくなったり崩れたりします。その感覚は、自分が人間そのものについて考えているときの混乱と似ています。
物語は、書き手である自分と同年齢の主人公が、38歳の誕生日を迎える場面から始まります。
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