乃木坂46の写真集「乃木撮 VOL.02」が明日12月17日に発売される。これに先駆けて本日12月16日に東京・講談社で行われた記者会見に、白石麻衣、秋元真夏、堀未央奈、与田祐希、遠藤さくらが登壇した。

「乃木撮」シリーズは、乃木坂46メンバー全員がカメラを持ち、お互いの素顔を撮影したオフショット写真集。2018年6月に発売された前作「乃木撮 VOL.01」は9度の重版で34万部を突破し、オリコンランキングでは写真集ジャンル累積売上記録歴代1位を獲得した。今回の「乃木撮 VOL.02」も発売前にして2度の重版がかかり、すでに発行部数20万部を突破。前作との累計で54万部発行されており、女性グループアイドル写真集史上最大のヒット作となっている。

最初にマイクを取った秋元は「メンバー全員がカメラを持った状態で撮影をしていたので、365日いつでもメンバーの素顔を撮れる状態でした。卒業した西野七瀬から四期生の遠藤さくらまで幅広く写っています。仲のよさが見どころです」と「乃木撮 VOL.02」の魅力を語る。白石は「乃木撮」シリーズが女性グループアイドル写真集史上最大のヒット作になっていることについて「身構えていない素の表情をした写真がたくさんなので、54万人もの方の手にわたって見られていると思うとちょっぴり恥ずかしさもあります。でもすごくたくさんの人に見てもらえてうれしいです」と声を弾ませた。

「乃木撮 VOL.02」には楽屋で撮影された写真も満載。楽屋でのメンバーの様子について堀は「乃木坂はおとなしいとか、清楚だとか言ってもらえることが多いんですが、実は食べることが大好きで食に関しては獣のように食らいつくんです」と乃木坂46の意外な一面をアピールした。4期生の遠藤は「乃木撮を通して撮ったり撮られたりして、先輩方と一緒に写真を撮ることで距離がグッと縮まりました」と「乃木撮 VOL.02」を通してメンバー間の親交を深めたことを明かした。

その後5人はそれぞれお気に入りの写真を発表することに。与田は秋元がどアップで捉えられたショットを選び、「若月（佑美）さんの卒業コンサートのときですごく泣いてるんですけど、こんなに美しくてかわいくて……」と涙目の秋元の表情を絶賛。与田から褒めちぎられた秋元は、西野と白石の写真をセレクトし「なぁちゃんとまいやんのツーショットですね。西野七瀬ちゃんは卒業してしまったので、もうこのツーショットを見ることははなかなか難しい。それがここに収まっているのがレアでエモいです。乃木坂の顔として引っ張ってくれている2人が寄り添っている、忘れられない1枚になりました」と述べた。白石は自分と秋元が口元に黒いヘアゴムを付けた写真をチョイス。「真夏が右手に歯ブラシを持っているのがリアル。まさかこんなに大きく載るとは……」と見開きで掲載されたキュートなツーショットを紹介した。

遠藤は高山一実、伊藤理々杏、与田のスリーショットについて「高山さんの笑顔が本当に大好き。優しさがあふれでている笑顔でいつも話しかけてくださるんです」とコメント。堀はぶれた松村沙友理が捉えられたページを開き、「これは“タッカンマリ事件”といって……どうしてもタッカンマリが食べたくてもがいている松村さんです。食べることが大好きな松村さんらしい1枚で、ぶれているべき写真。目の前で『食べたい』と言っている松村さんが3Dになって出てきそう」と松村の写った写真について熱弁を振るった。

「乃木撮 VOL.02」で名カメラマンとして名前が上がったのは秋元。彼女の撮る乃木坂46の写真について白石は「クレジットを見たらわかるんですけど、大半が秋元真夏が撮っているくらい上手なんです。かわいい角度を知ったうえで撮ってくれるのですごくいいカメラマンだなと思います。寝てる写真でも食べてる写真でも角度をつけて撮ってくれるのがプロっぽい」と話す。秋元は角度についてはこだわりがあったそうで、「彼氏目線を研究して撮っていました」と語った。

本作にはメンバーの寝顔も多数掲載されており、MCから「よく寝ていたメンバーは誰？」と質問された5人は本人を含む満場一致で与田を挙げる。与田は「あんまり寝ていたつもりはないんですけど、すごい寝顔を撮られていて。どんな一瞬の休みでも気付いたら寝ていて、目を閉じたつもりが落ちてた、みたいな」と照れくさそうに述べ、秋元は「人目に触れていないときは常に寝ているんです。ファンの方の前では起きているけど、裏では寝ていて立ったまま寝ているときもあります」と与田の特異な体質を暴露。すると与田は「成長期だという言い訳をしています。まだ測ってないけどきっと身長が伸びているはず……」と小さな声で話した。