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横浜流星とロン・モンロウが寄り添う「DIVOC-12」藤井道人チームの予告

ナタリー

「DIVOC-12」より、「名もなき一篇・アンナ」。

「DIVOC-12(ディボック-トゥエルブ)」より、藤井道人チームの予告編がYouTubeで公開された。

「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」による、映画製作プロジェクトとして生まれた本作。藤井、上田慎一郎、三島有紀子それぞれが率いるチームに一般公募で選ばれた新人を含む9名の監督が集い、短編12本の製作を行った。藤井チームは“成長への気づき”、上田チームは“感触”、三島チームは“共有”をテーマとしている。

藤井チームによる4作品のうち、藤井が手がけた「名もなき一篇・アンナ」は喪失感を抱える男と、彼の前に突然現れた女性アンナの時空を超えた旅を追う物語。志自岐希生の監督作「流民」ではホテルで自分の部屋を探す女、林田浩川の監督作「タイクーン」では知らない男と釣り船に乗る中華街のシェフ・シンの姿を描く。また廣賢一郎による「ココ」ではフランスへの留学を前に、関係を持った女から妊娠を告げられた料理人・熙舜(フィスン)が思い悩むさまが映し出される。

映像には横浜流星とロン・モンロウ扮する男女が寄り添う「名もなき一篇・アンナ」の1シーンや、「流民」で石橋静河演じる女がさまざまな部屋を訪ね回る場面を収録。「タイクーン」より小野翔平と窪塚洋介、「ココ」より笠松将、円井わん、渡辺いっけいが映ったカットも確認できる。

藤井は“成長への気づき”という題材について「自分が解釈したのは“道のり”だったのかなと。自分たちでカメラを買って、最初に10万円とかで自主映画を撮っていたのですが、その中で確実に “成長”というものはあるわけで。あの辛い時期があったからこそ、自分が若い作家たちにしてあげられることは自分にしかできないことだと思います。今回やる自分の作品もそういうものを大事にしてできたらなと思っています。ただ、非常に難しいテーマだとも思っています」と述懐した。

「DIVOC-12」は10月1日より全国ロードショー。

(c) 2021 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All rights reserved.

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