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『名探偵コナン 緋色の弾丸』赤井ファミリー集結で原作にも影響が? 想像を超えるドラマに期待

リアルサウンド

20/3/22(日) 10:00

 昨年公開された『紺青の拳』がシリーズ最高の国内興行収入93.7億円を記録し、2012年の『11人目のストライカー』から8作連続で右肩上がりとなっている劇場版『名探偵コナン』シリーズ。必然的に24作目となる今年の『緋色の弾丸』でさらに記録を伸ばし、悲願でもある100億円の大台を狙いたいところではあるが、おそらく昨今の新型コロナウイルスの影響ばかりは避けて通れないだろう。

参考:最新作場面写真はこちらから

 現時点ですでに、春休みからゴールデンウィークにかけてのルーチンでもある東宝のアニメ映画の先陣を切る『映画ドラえもん』の最新作が公開延期となり、本作の前売り券も発売が見合わせとなっている。おそらく多くのファンが、いつ東宝が本作の公開に関する最新情報を発表するのかと、期待半分心配半分で待っていることだろう。急速に感染拡大が進んでいるヨーロッパ諸国やアメリカを中心に相次いで映画館が閉鎖され、営業を続けている日本国内でも大幅に動員が落ちているのが現状だ。しかも海外では大きなヒットが見込める作品や、日本国内では若年層をメインターゲットに据えた作品の多くが公開延期という選択を取っていることから考えるに、どちらにも該当する本作がその例に倣う可能性は非常に高いと考えられる。

 さて、閑話休題。今回の『緋色の弾丸』のストーリーについて現状でわかっていることを整理しておきたい。いかにも2020年というタイミングを意識したかのように、オリンピックを彷彿とさせる世界最大のスポーツの祭典“ワールド・スポーツ・ゲームス”の開催を控える東京を舞台にした本作。その裏で起きる連続拉致事件と、最高時速1000km/hを誇るリニアの暴走。そしてシリーズの人気キャラクターのひとりであるFBIの赤井秀一の過去が絡み合って展開していくということが、予告編の段階で判明している情報だ。 (文=久保田和馬)

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