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毛皮族による“貴族と民”の物語「あのコのDANCE」ザ・スズナリで幕開け

ナタリー

20/9/3(木) 17:08

毛皮族2020Tokyo「あのコのDANCE」より。(撮影:曵野若菜)

毛皮族「あのコのDANCE」が、昨日9月2日に東京のザ・スズナリで開幕した。

毛皮族は、江本純子が手がける作品を上演する団体として2000年9月に設立された劇団。近年、江本は毛皮族から離れ、財団、江本純子での活動や、小豆島における野外演劇の上演などに取り組んできた。その経験を踏まえ、“特定の人によるグループ・劇団ではなく、誰もが関われる場”として、今作「あのコのDANCE」で毛皮族を再始動させた。

劇中では、“貴族”によりジェントリフィケーションされた現代の劇場を取り戻そうとする“民”たちの物語が描かれる。民は劇場を勝手に占拠し、“民トリフィケーション”しようと行動するが、貴族たちはそのさまを2m以上離れた場所から眺めていて……。

上演時間は約1時間30分。公演は9月7日まで。なおPIA LIVE STREAMでの生配信のチケットは各回の開演時間まで販売される。

毛皮族2020Tokyo「あのコのDANCE」

2020年9月2日(水)~7日(月)
東京都 ザ・スズナリ

族仲間:高山のえみ、遠藤留奈、間瀬奈都美、石井エリカ、松之木天辺、小林麻子、金子清文、小早川俊輔、小川紘司、吉村元希、川上ルイベ、美館智範、金子実怜奈、森下紀彦、秋成絵美、加藤ちか、伊藤孝、相本美樹、加藤温、遠藤瑶子、高木阿友子、鈴木ちなを、柿木初美、花澤理恵、樋口一、平野由紀、千木良悠子、笹野鈴々音、光瀬指絵、羽鳥名美子、twominutewarning、rhythmicsequences、神藏美子、木下京子、江本純子

※小早川俊輔は“遠隔出演”、千木良悠子、笹野鈴々音、光瀬指絵、羽鳥名美子は“遠隔応援”で参加。

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