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キム・ヒエと中村優子が出演、日韓女性の秘めた初恋つづる「ユンヒへ」予告解禁

ナタリー

「ユンヒへ」日本版ビジュアル

韓国映画「ユンヒへ」の予告編がYouTubeで解禁された。

本作は韓国の地方都市で暮らすシングルマザーのユンヒと、北海道・小樽に暮らす日本人女性ジュンの関係をめぐるラブストーリー。ある1通の手紙をきっかけに、互いの家族にも打ち明けていない秘密を抱えたまま、20年以上も連絡を絶っていた2人の姿を描く。ドラマ「夫婦の世界」のキム・ヒエがユンヒ、「ストロベリーショートケイクス」の中村優子がジュンを演じたほかキム・ソへ、ソン・ユビン、木野花、瀧内公美、薬丸翔、ユ・ジェミョンがキャストに名を連ねた。

予告には娘のセボムの「海外旅行に行こう、雪が積もる街へ」という強引な誘いで、ジュンが暮らす小樽へ旅することになるユンヒの姿が収録された。小樽の雪景色を背景にした母と娘の何気ないやり取りや、伯母マサコと暮らすジュンのささやかな生活が切り取られていく。

同じく雪の小樽を舞台にした岩井俊二の「Love Letter」から影響を受けている本作。監督のイム・デヒョンは手紙を重要なモチーフに据えた理由について「2人は長い間、会うことができず、ずっとお互いを恋しく思っていました。ジュンは送ることのない手紙を書きためていました。かつての愛や恋愛には待って期待する、そんな時間があったはずです。だからこそ切ない。そんな気持ちをこの映画で描きたかったのです」と語る。

ジュンが書きためていた手紙は、あることがきっかけでユンヒのもとへ届く。映画ではそれぞれの身近な人物であるセボムとマサコが、思いを心の奥に閉じ込めた2人を導く重要な役割を担った。イム・デヒョンはセボムとマサコに関して「ユンヒとジュンを結び付けてくれる協力者であり、人生になくてはならない同伴者。この映画はユンヒとジュンのラブストーリーですが、広い目で見ると、セボムとマサコの物語でもあるのです」と説明している。

2020年の青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞の2冠に輝いた「ユンヒへ」は2022年1月7日より東京・シネマート新宿ほか全国でロードショー。

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