私の1本、私を作った1本 Vol. 22 松本穂香「監督から助言を得た青春群像劇と、すべての映画で一番好きなジブリ作品」
20/11/6(金) 12:00
松本穂香
若手俳優たちが、思い出深い過去の出演作と、自身に影響を与えた映像作品を紹介する動画連載「私の1本、私を作った1本」。第22回には、現在公開中の「みをつくし料理帖」で主演を務め、11月27日に主人公の声を担当したアニメーション「君は彼方」の封切りを控える松本穂香を迎えた。役を作ろうと必死だったときに、彼女が監督から掛けられた言葉とは? “すべての映画の中で一番好き”だというスタジオジブリ作品についても語ってもらった。
文 / 小澤康平
松本穂香の“私の1本”
「世界でいちばん長い写真」
誉田哲也の小説を「にがくてあまい」やドラマ「レンタルなんもしない人」の草野翔吾が映画化した青春群像劇。360°の写真が撮れるパノラマカメラを手にした引っ込み思案の高校生を高杉真宙が演じ、武田梨奈、水野勝(BOYS AND MEN)、吉沢悠、小松政夫がキャストに名を連ねる。松本は高校写真部の部長・三好奈々恵に扮した。
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松本穂香の“私を作った1本”
「耳をすませば」
近藤喜文が監督、宮崎駿が製作プロデューサー・脚本・絵コンテを担当したスタジオジブリの青春アニメ。読書好きの中学生・月島雫とバイオリン職人を目指す天沢聖司という中学生2人の恋が描かれる。本名陽子が雫、高橋一生が聖司に声を当てた。清野菜名と松坂桃李のダブル主演で実写化されることも決まっている。
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松本穂香(マツモトホノカ)
1997年2月5日生まれ、大阪府出身。2015年に「風に立つライオン」で長編映画デビュー。2017年放送の連続テレビ小説「ひよっこ」の青天目澄子役で注目を集める。翌2018年にはドラマ「この世界の片隅に」のオーディションで、約3000人の中から主人公すず役を射止め連続ドラマ初主演。2019年には「アストラル・アブノーマル鈴木さん」「おいしい家族」「わたしは光をにぎっている」という3本の主演映画が公開され、ドラマ「JOKER×FACE」でも主演を務めた。そのほか出演作にドラマ「病室で念仏を唱えないでください」や映画「酔うと化け物になる父がつらい」「君が世界のはじまり」「青くて痛くて脆い」「みをつくし料理帖」などがある。2020年11月27日には主人公の声を担当したアニメ映画「君は彼方」が公開。
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