HEP HALLのオンライン企画第1弾、空晴のリーディング作品を無観客生配信
20/6/26(金) 13:00
空晴 リーディング芝居「一番の誕生日!」の出演者。左から駒野侃、小池裕之、南川泰規。
大阪・HEP HALLで、配信企画「HEP HALL ONLINE」がスタートする。
これは、新型コロナウイルスの影響で、劇場に足を運びにくい人にも、エンタテインメントの楽しみを届けたいという劇場側の思いから実施されるオンライン企画。第1弾として空晴のリーディング作品「一番の誕生日!」、第2弾として山村菜月作、虎本剛演出の「保健室で抜く男子高校生の話」が、それぞれ7月25日と26日に、無観客の劇場から生配信される。
「一番の誕生日!」の作・演出を手がける岡部尚子は、上演作について「新鮮で懐かしく、空晴旗揚げ前に書いたのに空晴らしさ満載。あえての男性の若手(?)中心ですが、この上なく空晴です。今まで空晴を知らなかった方へも届きますよう。そして知ってくださっている方には、元気ですよ! という気持ちもこめて」とコメント。「保健室で抜く男子高校生の話」の演出を担当する虎本は「タイトルに反し美しく甘酸っぱく紡がれたこの青春物語を、アツく泥臭くそして切なく皆様にお届けします。笑いと涙、そしてあの夏の日に学校で嗅いだ汗と制汗剤の混ざった香りが配信画面からにじみ出る、そんな瞬間をしっかり抜いていきたいと思います」と意気込みを述べた。チケット情報と視聴方法の詳細は、いずれの公演も7月上旬に発表される。
岡部尚子コメント
このお話を初の外部依頼で書いたのは16年前。男三人芝居というリクエストで。
13年前の空晴の旗揚げイベントでリーディング(朗読劇)として、空晴メンバーにアテガキすべく新しいキャストも加わりました。
久しぶりに今年やろうとした公演が延期になってしまったところ劇団として初の配信公演のお話が。
いつも転機にこの作品が、そしていつも新しい展開を劇団にもたらせてくれます。
新鮮で懐かしく、空晴旗揚げ前に書いたのに空晴らしさ満載。
あえての男性の若手(?)中心ですが、この上なく空晴です。
今まで空晴を知らなかった方へも届きますよう。そして知ってくださっている方には、元気ですよ! という気持ちもこめて。
虎本剛コメント
男子高校生には2パターンの人間しかいないと思っています。それは青春を謳歌しキラキラと輝きを放つ者と、燻ったままひたすらグズグズと日陰を歩く者。圧倒的後者であった僕が、タイトルに反し美しく甘酸っぱく紡がれたこの青春物語を、アツく泥臭くそして切なく皆様にお届けします。笑いと涙、そしてあの夏の日に学校で嗅いだ汗と制汗剤の混ざった香りが配信画面からにじみ出る、そんな瞬間をしっかり抜いていきたいと思います。
空晴 リーディング芝居「一番の誕生日!」
2020年7月25日(土)
大阪府 HEP HALL ※無観客生配信
作・演出:岡部尚子
出演:小池裕之、南川泰規、駒野侃 / 上瀧昇一郎(Wキャスト)、古谷ちさ(Wキャスト)
「保健室で抜く男子高校生の話」
2020年7月26日(日)
大阪府 HEP HALL ※無観客生配信
作:山村菜月
演出:虎本剛
出演:福田薫、中島大 ほか
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