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BOYSぴあSelection 第4回 小関裕太

小関裕太「最近は朝イチで乗馬をしてから仕事場へ行きます」

特集

19/2/21(木)

今、旬のイケメンをクローズアップする「BOYSぴあSelection」。第4回めに登場してくれるのは、俳優として注目度急上昇中の小関裕太さん。

映画『サムライマラソン』は小関さんにとって初の時代劇出演。
黒船来航で揺れる幕末、日本で初めて開催されたマラソン大会とされる「安政遠足(あんせいとおあし)」を題材にした土橋章宏の小説『幕末まらそん侍』が原作。

監督は『キャンディマン』『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』のバーナード・ローズ。そして、佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、竹中直人、豊川悦司、長谷川博己ら錚々たるキャストが集結した話題作です。

安中藩主・板倉勝明(長谷川博己)は太平の世でなまった藩士たちを鍛錬するために、十五里(約58キロ)の山道を走る遠足を開催すること思いつく。名誉や褒美、様々な動機で遠足に参加する藩士たちの戦いがスタートするも、とある行き違いでただの遠足が幕府への反逆とみなされてしまい、刺客が安中藩に迫る。
侍たちの行く手を阻む刺客を体当たりで演じた彼に、本作への想いやプライベートについて話を聞きました!

人物の背景が浮かんでくるような演技を

僕、『ハリー・ポッター』シリーズが好きなんですけど、「ぴあ」って、公開時期に表紙をハリーポッターのイラストにしていましたよね。その印象が強いです。

─── ありがとうございます。アプリになっても及川正通先生のイラストは健在です♪ さて、学園モノのイメージが強い小関さんですが、時代劇に初挑戦されていかがでしたか?

とにかく特殊な現場でしたね。台本があるようでないというか、「台本どおりのセリフにしないでくれ」という監督の意図があって、役者の判断に委ねられていました。
例えば、「遠足」の結果も、台本上では決まっているのですが、「必死で走ってくれ、そこで一着になった人が、作中でも一位だ」みたいな。とにかく常に本気でいることを求められて、監督は納得するまでカメラを回し続けていました。僕らは「お芝居をする」というよりも、「自然とそこに存在している」ことを意識していましたね。

─── 監督は英国人監督のバーナード・ローズ氏ですね。

この作品のオーディションの時、先に台本を渡されて監督から「どう思うか?」と聞かれたので、「僕だったらこんな風に演じます」みたいなやりとりをしました。その後も役柄や演技についてディスカッションを重ねました。とにかく準備期間が長くて、半年くらいあったんですよね。

─── 小関さんの演じる役は、国を想って幕府の刺客に志願する青年・三郎です。

人物の背景、描かれていない部分を監督と作っていくのが楽しかったです。彼は、家柄が良くて好青年なんです。その子が、荒くれ共に混ざって、自分の命をかけて刺客として人を殺めようとする。その背景にある想い、理由を考えようと、監督にも色々提案しました。

─── 乗馬も披露されていますが、こちらも初挑戦でしょうか?

そうです。楽しかったですね。スタントの吹き替えのない撮影だったので、馬に乗れるようになりました。「馬が合う」ってよく言うじゃないですか、馬と人にも相性があって。そしたら本番で選ばれた馬と僕の相性があまり良くなくて(笑)。合わなくても、「慣れる」ことはできるから、乗ってるうちに息もあってきて、僕とカメラ、僕と馬と戦いながらの撮影でしたね。いろんな戦いがありました(笑)。

─── 息を呑む戦闘シーンも見どころのひとつです。

すごくリアルな感じですよね。戦闘シーンでも血が流れますし。
「家柄がいい」という設定なので、稽古はちゃんとやってきたけれど、実際に人を殺すとなると、手が震えてしまう……というような、人物の背景が浮かんでくるようなシーンになったらいいなと思いって演じました。

─── そうそうたる共演者ですよね。今回の撮影を通して、共演者の方からはどんな刺激を受けましたか?

そうですね、特に刺客のボス役の木幡竜さんは、馬の稽古でも一緒にいることが多くて。
中国でも活躍されている方なんですが、言語の違う国で渡り歩いてる人ですから、一緒に演技をしていても、「そこに居る」という力を感じるんですよね。色々と考えることや、影響されることも多かったです。

─── 今は様々な作品に引っ張りだこで、多忙な生活を送っていると思います。もし、長いお休みが取れたらやりたいことはありますか?

スキューバダイビングの免許をとりたいですね。3、4日くらい必要らしいので、一週間くらいの休みがあれば免許をとりたいですね。沖縄に「青の洞窟」という名所があるんですが、そこに行きたいですね。

─── 素敵ですね!

海が好きなんです。以前、親友と一緒に、沖縄にある信号機が一基しかないような島へ行って、魚をさばいたり、自分で火を起こしたりして、ほぼ自給自足で過ごしたこともあります。すごく楽しかったですね。

─── 免許、近い内にとれたらいいですね。

そしたら趣味だけじゃなく、役の幅も広がると思うんです。『海猿』みたいな作品は、スキューバダイビングの免許を持っていないといけないと聞きました。もし、そういう仕事があったとき、免許をとる作業に時間を使わずに、すぐ作品に入れますよね。

─── たしかに、役のチャンスも増えるかもしれませんね。最近ハマっている趣味を教えてください。

乗馬ですね。この映画をきっかけに、ずっと続けてきます。時間があれば朝イチで乗馬をして、仕事現場に行くという生活をしています。今、ようやく基礎が体に入ってきた感じなので、ここからもう少し発展させていきたいですね。

─── まさに白馬に乗った王子様ですね。

いやいや、ありがとうございます(照)。そういうのを実現できるように。趣味は結構色々ありますね。でも、最近は声の研究をするのが楽しくて。

─── 声の研究とは?

ディズニー作品の吹き替え版などの、声のお芝居の技術を研究したりしています。とくに山寺宏一さんのプロフェッショナルぶりはすごいですよね。声、言葉ひとつとっても、聞き手の感じ方も違ってくるじゃないですか。最近、ドラマの『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』を観ているんですが、椎名桔平さんの声も素晴らしいですよね。情報の入ってくる声質というか。そういう声にすごく憧れがあります。

─── 本当に勉強熱心ですね。

他には、ギターをやっていたりするので、J-POPからジャズ、クラシックまで色々聴きます。高橋優さんだったり、ナオト・インティライミさんをよく聴いていますね。以前出演した『覆面系ノイズ』で演奏指導してもらったのをきっかけに、ホタルライトヒルズバンドさんにもハマっています。今の曲も昔の曲も好きで、スティーヴィー・ワンダー 、ビリー・ジョエル、レイ・チャールズ、最近はブルーノ・マーズも好きですね。

─── なるほど。

クラシックも興味が出てきて、聴いています。さっきの「声の研究」にもつながってくるんですが、やっぱり掘れば掘るほど、音楽って深くて。クラシックの声の抑揚ってすごいし、今まで知らなかったことが、クラシックにはたくさんあるんです。それを研究するのが面白いですね。

─── 理想のデートプランも聞かせてください。

やっぱり海が好きなので、船舶免許も取りたいですね。船上デートをしてみたくて。船の上って、「壁のない個室」じゃないですか。海に囲まれて、誰にも鑑賞されない二人きりの空間だけど、壁はないのがいいなあって。船を運転できたら、そういうこともできるじゃないですか。

─── ロマンチックですね。最後に「ぴあ」のアプリの読者の方に、『サムライマラソン』の見どころについて、ひとことお願いします。

『サムライマラソン』は豪華なキャスト陣、アカデミー賞のスタッフの方々でお送りする、大変美しくてダイナミックで、重厚な作品なんです。外国人監督が日本の時代劇を描くということは、僕たち俳優にとっても、すごく刺激的でした。時代劇や侍に対しての先入観がないので、別の視点での「和」の素敵さ、侍のカッコよさが描かれているので、日本人にとっても新鮮な時代劇になっていると思います。映像の撮り方ひとつとっても、光の操り方が素晴らしくて、目の保養になると思うので、ぜひ、大スクリーンで楽しんで欲しいですね。

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プロフィール

小関裕太

1995年6月8日生まれ。 NHK『天才てれびくんMAX』(2006~08年)のテレビ戦士として活躍するなど、子役として俳優活動をスタートさせる。 その後、舞台『ミュージカル・テニスの王子様』(2011~12年)や舞台『FROGS』(2013年)、『わたしは真悟』(2017)、ドラマ『ビターブラッド』(2014年)、『ごめんね青春!』(2014年)、『ホテルコンシェルジュ』(2015年)、『恋がヘタでも生きてます』(2017)、『特命刑事 カクホの女』(2018)、『ゼロ一獲千金ゲーム』(2018)、『半分、青い。』(2018)、映画『Drawing Days』(主演/2015年)、映画『ドロメ』(主演/2016年)、『覆面系ノイズ』(2017年)、『ちょっとまて野球部!』(2018年)などに出演。 また、2018年3月21日には映画『曇天に笑う』、6月23日には『わたしに××しなさい!」、12月14日には『春待つ僕ら』が公開された。

(撮影/杉映貴子、取材・文/藤谷千明、企画・構成/藤坂美樹)

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