タカハ劇団「僕らの力で~」は“爽やかで、バカバカしくて、せつない”作品に
19/2/9(土) 0:05
タカハ劇団 第15回公演「僕らの力で世界があと何回救えたか」より。(撮影:深沢飛鳥)
タカハ劇団「僕らの力で世界があと何回救えたか」が、昨日2月8日に東京・小劇場B1で開幕した。
主宰の高羽彩が書き下ろす本作は、7年ぶりに再会した元アマチュア無線部の3人が、かつての仲間が失踪した真相に迫る“SFグラフィティ”。キャストには、阿佐ヶ谷スパイダース / 俳優集団D-BOYSの大久保祥太郎、20歳の国の斉藤マッチュ、松澤傑、ナイロン100℃の小園茉奈、内藤栄一、もたい陽子、KAKUTAの若狭勝也、そしてナイロン100℃の松永玲子が名を連ねている。
開幕に際し、脚本・演出の高羽は「小難しくて、見たあとモヤッとする、そんな作品も良いけれど、たまにはこういう作品観たっていいじゃないですか! ワクワクしながら観に来てください!!」と観客に呼びかけた。上演時間は約2時間。公演は2月14日まで。
高羽彩コメント
まだ脚本もなく出演者も決まっていない頃、必要に迫られて書いた企画書に、勢いで「SF青春グラフィティ」とアオリをつけました。
アオリというのはわりと勢いでエイッとつけてしまうものなんですが「『SF青春グラフィティ』はあまりに漠然としてるよなーなんかどっかでいいやつ思いついたら変えよー」と思っていたのに気がついてみるともう初日。
でも大丈夫。今考えるとこの作品のアオリは「SF青春グラフィティ」以外にありえない。
爽やかで、バカバカしくて、せつない。
そんな作品に仕上がりました。
小難しくて、見たあとモヤッとする、そんな作品も良いけれど、たまにはこういう作品観たっていいじゃないですか!
ワクワクしながら観に来てください!!
タカハ劇団 第15回公演「僕らの力で世界があと何回救えたか」
2019年2月8日(金)~14日(木)
東京都 小劇場B1
脚本・演出:高羽彩
出演:大久保祥太郎、斉藤マッチュ、松澤傑、小園茉奈、内藤栄一、もたい陽子、若狭勝也 / 松永玲子
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