ジョン・レノンとオノ・ヨーコの歴史を紐解く展覧会「DOUBLE FANTASY - John & Yoko」の東京展が、ジョンの80回目の誕生日にあたる本日10月9日にスタートする。

「DOUBLE FANTASY - John & Yoko」は2018年5月から2019年11月までジョンの故郷であるイギリス・リバプールで開催され、約70万人を動員した大規模な展覧会。東京展は2021年1月11日まで開催され、会場ではジョンとヨーコが世界に発したメッセージや音楽・アート作品、貴重なプライベートコレクションなどを通じて、2人の公私にわたるヒストリーを追体験できる。

東京展の開催を記念して展覧会のオフィシャルサイトには、細野晴臣、坂崎幸之助（THE ALFEE）、小山田圭吾、つんく♂、吉井和哉（THE YELLOW MONKEY）、東京スカパラダイスオーケストラの沖祐市とGAMO、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文と喜多建介、曽我部恵一、NAOKI （LOVE PSYCHEDELICO）、和田唱（TRICERATOPS）、オカモトコウキ（OKAMOTO'S）、JQ（Nulbarich）、菅原卓郎（9mm Parabellum Bullet）、牧達弥（go!go!vanillas）、Rei、YOSHI、杉真理、片寄明人（GREAT3、Chocolat & Akito）、佐藤竹善（SING LIKE TALKING）、サエキけんぞう（パール兄弟）、直枝政広（カーネーション）、伊豆田洋之、大野由美子（Buffalo Daughter）、鈴木惣一朗（ワールドスタンダード）、山内総一郎（フジファブリック）、高橋久美子など、ジョンとヨーコを愛する著名人56名からのコメントが掲載されている。またショーン・レノンが寄せたメッセージ動画も公開された。

ヨーコ・オノ・レノン コメント

私たちの「DOUBLE FANTASY - John & Yoko」展を日本で開催することができて大変嬉しく、とても感謝しています。リバプール展はジョンの故郷だということで特別でした。今度は私の故郷である東京での開催。まさに西と東の融合です。

私たちはただ日々互いを愛し続けた非常にシンプルな夫婦でした。
そんな私たち夫婦の真実を、自分たちの言葉でお見せしたいと思ったのです。日々の生活の中で、何をするにもそこにはお互いへの愛がありました。
ジョンにとって日本は心の落ち着ける場所であり、息子のショーンと過ごす日本での夏の滞在はとても大切なものでした。

私たちは二人とも世界平和に強い関心があると気づきました。今でもジョンと二人で活動をしているように思います。彼の温もりをいつもそばに感じています。

ショーン・レノン コメント（動画より）

日本の皆さんコンニチワ。ショーンです。
「DOUBLE FANTASY - John & Yoko」展に来てくれるすべての皆さんに感謝します。
僕も皆さんと一緒にその場にいたかったです。間違いなく素晴らしい展覧会になるでしょう。
今年の父の80回目の誕生日を世界中の方々と一緒に祝いたいと思っています。
そして、皆さんにはぜひこの素晴らしい展覧会でジョンとヨーコに対する理解を深めていただけたら嬉しいです。
アリガトウゴザイマス。

DOUBLE FANTASY - John & Yoko

2020年10月9日（金）～ 2021年1月11日（月・祝）東京都 ソニーミュージック六本木ミュージアム
日～木：OPEN 10:00 / CLOSE 18:00
金～土および最終日：OPEN 10:00 / CLOSE 20:00
（休館：12月31日、1月1日）

クレジット:Photo by Iain Macmillan ©Yoko Ono *ジョン、ヨーコ、ショーン 1977年 家族旅行 クレジット:Photo by Nishi F. Saimaru ©Yoko Ono *ショーン・レノン メッセージ動画からのスクリーンショット