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IMYの舞台第1弾は福原充則&城田優の書き下ろしオムニバス「あくと」、演出に成河

ナタリー

IMY「あいまい劇場 其の壱『あくと』」出演者

山崎育三郎、尾上松也、城田優によるユニット・IMY(アイマイ)のオリジナル舞台作品「あいまい劇場 其の壱『あくと』」が、11月20日から12月5日まで東京・EX THEATER ROPPONGIで上演される。

IMYは、オリジナルの舞台作品を作り出したいという思いから、山崎、松也、城田が2019年にスタートさせたプロジェクト。本公演では福原充則と城田が脚本を書き下ろし、全4話からなるオムニバスが展開する。演出を成河、音楽監督を桑原まこが担当。出演者にはIMYの3人に加え、皆本麻帆、今回が初舞台となる清水美依紗、そしてキムラ緑子が名を連ねた。チラシビジュアルを手がけたのは、書道アーティストの原愛梨だ。

福原は本作について「この3人は『こんな想いを抱えてるんじゃないか』とか『こんな想いを昇華したがってるんじゃないか』とか『こんな想いは想像もせずに生きてきただろうから演じることで疑似体験して欲しい』とか、想像して書いた物語になります」「また演出の“成河theどてらいマン”が、両手に燃えさかる松明を持って稽古場に君臨する姿を想像して、いいガソリンになれるようにと筆に力を込めました」と思いを述べ、「お三方には、バカバカしさの中で、役者であることの意味を自らに問い直して欲しい。そしてお客さんの前に、改めて役者として屹立して欲しいと思っています」とメッセージを送った。

今作が演出家デビューとなる成河は、数年前からIMYの3人に「演劇でもミュージカルでもない、新しいエンターテイメントを創ろう」と声をかけられていたことを明かし、「『新しい』か『古い』かではなく『自分たちがいまやる意味』にたどり着けるように。そんな作品を目指して。頑張ります」と意気込みを語る。桑原も「この作品での作曲の旅路は始まったばかりですが、挑戦する気持ちを忘れずに進んでいきたいです」と目標を掲げた。

またIMYは「0から作品を作り上げることは容易ではありませんが、このカンパニーなら、これまで観たことのないような、IMYならではのバラエティ要素満載の最高のエンターテイメントをお届け出来ると確信しています」と連名でコメントしている。

チケットのオフィシャル最速先行販売の受付は7月21日10:00から8月1日23:59まで。なお本公演には、開場前にIMYの3人がステージで準備をする様子を見学できる特典付きの“SPセット”チケットや、18歳以下を対象とした税込1500円の“IMYシート”チケットが用意されている。詳細は公式サイトで確認しよう。

福原充則コメント

「人の想いに輪郭をつけて、他者がそれをなぞれるようにしたい」という考えでいつも脚本を書いてます。この“想い”は、僕自身のものだったり、身のまわりにいる友人達やノンフィクション本やドキュメンタリー番組で見た人達だったりするわけですが、今回はIMYのお三方という訳です。もちろん、詳しく“想い“を聞いたわけではないので、私が勝手に、この3人は「こんな想いを抱えてるんじゃないか」とか「こんな想いを昇華したがってるんじゃないか」とか「こんな想いは想像もせずに生きてきただろうから演じることで疑似体験して欲しい」とか、想像して書いた物語になります。

また演出の“成河theどてらいマン”が、両手に燃えさかる松明を持って稽古場に君臨する姿を想像して、いいガソリンになれるようにと筆に力を込めました。

お三方には、バカバカしさの中で、役者であることの意味を自らに問い直して欲しい。そしてお客さんの前に、改めて役者として屹立して欲しいと思っています。

成河コメント

三人から「演劇でもミュージカルでもない、新しいエンターテイメントを創ろう」と持ちかけられてからはや幾年。「新しい」というワードの持つ不確かさに当惑しながらも、チャレンジと実践を重んじる三人のエネルギーに圧倒されました。そしてある日僕はふと、福原さんの書く土の匂いのする世界で、この華やかな三人が泥まみれになって泳いでいる姿を見てみたい、と思うに至りました。

福原さんには三本の短編を書いて頂きました。それ以外にもなんかごちゃ混ぜにして色々やる予定です。僕には勿体ないくらいの一流スタッフを揃えて頂きまして。もう逃げられません。自分が見たいと思えるものに正直に、皆さんの力を借りて、覚悟を決めて臨みたいと思います。

「新しい」か「古い」かではなく「自分たちがいまやる意味」にたどり着けるように。そんな作品を目指して。頑張ります。

桑原まこコメント

はじめまして、桑原まこと申します。今回一緒に作品を創れることをとてもありがたく、幸せに思っております。

少しずつ打ち合わせを重ねていく中、言葉の端々から、IMYでIMYを、愛を持って創り上げている熱量を感じています。こんなにかっこいい先輩方がいて、勇気をもらえます。私は舞台が大好きです。たくさんの夢を乗せた背中を見て、舞台の世界がこれからも盛り上がっていくことを願わずにはいられません。

この作品での作曲の旅路は始まったばかりですが、挑戦する気持ちを忘れずに進んでいきたいです。劇場でお会いできる日を楽しみにしています。よろしくお願いいたします!

IMY(山崎育三郎・尾上松也・城田優)コメント

同世代の僕らは、6年前の舞台での共演をきっかけに意気投合し、この3人にしか作れないオリジナル作品の上演を目指し“lMY”を結成。

人として、そして舞台に立つ役者として互いに信頼し合える関係を築きながら、その日を夢見て準備してきました。

そして、この度ようやく記念すべきIMY初の”オリジナル作品”の上演を発表することが出来ました。

「クリエイティブなチャレンジ」を一つのモットーとしている僕らの今回の挑戦の大きな目玉の一つは、演出に、今作が演出家デビューとなる成河さんを迎えたこと。彼の誰よりも芝居を愛する熱い情熱は、必ずIMYと最高の化学反応を起こすことでしょう。

脚本には、唯一無二の世界観を描き演出の成河さんからの信頼も厚い福原充則さんを。

音楽にはミュージカル「いつか」で圧倒的な音楽センスと才能を見せてくれた桑原まこさんをお迎えし、個性豊かな才能溢れる最高のクリエイター陣が揃いました。

更に城田優も初めて脚本に挑戦させていただきます。

出演者には、圧倒的な存在感を放つ大先輩のキムラ緑子さん。

「いつか」にも出演しその確かな表現力で活躍中の皆本麻帆さん。

そして、今作が舞台デビューとなる歌唱力抜群の期待の新人、清水美依紗さん。

素晴らしい皆さんに参加して頂き、心から感謝しています。

0から作品を作り上げることは容易ではありませんが、このカンパニーなら、これまで観たことのないような、IMYならではのバラエティ要素満載の最高のエンターテイメントをお届け出来ると確信しています。

こんなご時世ではありますが、誰かの心に夢や希望をお届け出来るよう、精一杯製作、稽古に励んでまりいます。

新たなIMYの冒険、是非楽しみにしていて下さい。

IMY「あいまい劇場 其の壱『あくと』」

2021年11月20日(土)~12月5日(日)
東京都 EX THEATER ROPPONGI

脚本:福原充則、城田優
演出:成河
音楽監督:桑原まこ
出演:山崎育三郎、尾上松也、城田優 / 皆本麻帆、清水美依紗 / キムラ緑子

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