アニメ映画「ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語」の場面カットが一挙公開された。

東京とサウジアラビアの首都リヤドの両都市で制作され、サウジアラビアのアニメ制作会社マンガプロダクションズが基本構成とコンセプト、東映アニメーションが映像を手がけた本作。古代のアラビア半島を舞台に、主人公アウスらメッカの民が侵略者アブラハに立ち向かい、未来を切り開いていく様子が描かれる。古谷徹、神谷浩史、中村悠一、中井和哉、三石琴乃、黒田崇矢が声のキャストに名を連ねる。

場面カットは16点。メッカの民たちが象の軍隊に立ち向かうシーンや、アウスが額から血を流しながらも闘志をみなぎらせた表情を浮かべるさま、赤子を抱く妻ヒンドの姿などが切り取られた。

キャラクターデザインを担当した岩元辰郎は「それぞれの個性が際立っていて、キャラクターが生きている感じが伝わってきたのがとてもうれしかったです」と完成した作品を観た感想を伝え、「各キャラクターのカッコイイところ、おもしろいところ、かわいいところを楽しんでいただければと思います。そして、この作品が知らない世界を知るための入り口になるのなら、それはとてもうれしいことです」とメッセージを送った。

「GODZILLA」シリーズの静野孔文が監督を務めた「ジャーニー 太古アラビア半島での奇跡と戦いの物語」は6月25日より東京・新宿バルト9、大阪・梅田ブルク7で上映。

(c)2021 マンガプロダクションズ