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毎熊克哉が明かす、“人間じゃない役”への憧れ 『恋つづ』以降の反響は?

リアルサウンド

20/8/15(土) 12:00

 毎週土曜日にテレビ朝日系で放送中の小芝風花主演ドラマ『妖怪シェアハウス』。本作は、クズ男にお金も仕事も家も奪われたどん底気弱女子を、妖怪たちが“奇想天外”な方法で救うというホラーコメディだ。

 お岩さんに座敷童子、ぬらりひょんとさまざまな妖怪たちが現代に隠れ住んでいるという突飛な設定の本作。大酒飲みの女好き、かつて自分に恋焦がれた女の恨みで鬼化したという酒呑童子役を演じるのは、NHK連続テレビ小説『まんぷく』で塩軍団として話題となり、2020年1月クールに放送された『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で来生先生を演じ、上白石萌音演じる七瀬の恋路を支えた毎熊克哉。

 今回リアルサウンド映画部では、そんな毎熊にインタビューを行い、妖怪役への思いや『恋つづ』以降の反響などについて話を聞いた。

毎熊克哉が明かす、“人間じゃない役”への憧れ 『恋つづ』以降の反響は?

『妖怪シェアハウス』は「笑いが絶えない現場」

ーーまずオファーを受けたときの心境を教えてください。

毎熊克哉(以下、毎熊):『妖怪シェアハウス』の話を聞いたのは、5月あたりだったような気がします。ちょうどずっと家にいて、「次どんな役があるのかな」と思っていた時期だったので、脚本を読ませていただいて、「妖怪の役やれるんだ。最高だな!」と。妖怪というか鬼ですけど、ちょうど自粛明けでこれをやるのは最高だと楽しみでしたね。

ーー出演が発表された際のコメントでは、「ここまでガッツリと人間では無い役をやらせて頂くのは初めて」とおっしゃっていましたね(参考:松本まりか、毎熊克哉らが特殊メイクで大変身 小芝風花主演『妖怪シェアハウス』追加キャスト発表)。

毎熊:厳密に言うと、宇宙人とかはあるんですけど、それは作品の中の一部分だけだったので、ここまでしっかりやるのは初めてですね。

ーーこういった役柄に以前から興味はありましたか?

毎熊:そうですね。やりたかったです。ゾンビも好きで、友達が撮る映画のエキストラに参加したこともあります。なので、人間じゃない役柄に憧れはあります。

ーー今回演じる酒呑童子をどんなキャラクターにしていきたいですか?

毎熊:鬼なので、一応怖い部分もあるんですけど、怖いというのは見え方だけで、この作品はどちらかというとコメディだと思うんです。そういう意味では、そこまでがっつりとしたコメディな感じの作品もこれまでなかったと思うので、見てくれの怖い鬼を使って、どれだけ楽しいことができるかを考えています。

ーー楽しいことに挑戦するというところで、撮影現場はいかがでしょう?

毎熊:笑いが絶えない現場だと思います。僕は妖怪なので、ほぼセットで撮っているんですけど、大倉(孝二)さんや池谷(のぶえ)さんは大先輩で、僕と松本(まりか)さんが30代で年が近いこともあり、年齢層があまり低くなく、“じわじわ”と和気あいあいとしている感じがあります(笑)。

ーー今回、鬼化した姿では特殊メイクもがっつりとされています。

毎熊:特殊メイクには、毎回2時間ほどがっつりと時間をかけています。毎回作るのが大変なので、鬼のシーンを撮影する日はまとめて撮っていますね。

ーー特殊メイクした感覚はいかがでしょう?

毎熊:最初は「今日も……鬼だな!」と思うんですけど(笑)。休憩に入り、ご飯を食べ始めちゃうとそのうち鬼になっているのを忘れてしまうんです。あと、自分の中では普通なのですが、他の方から見ると常に怒っているように見えるみたいですね。

ーー公式Twitterにもオフショットがあがっていましたね。

毎熊:あれも全然怒っていないんです(笑)。普通に出番を待っているだけなんですけどね。トイレに行ったときなんかも、鏡を見て「そういえば鬼だったわ」と思うことがあります。

「いい意味でプレッシャーを感じながら、楽しくやっています」

ーーがっつりと鬼化した姿も魅力的ですが、人間として擬態している姿のラフさも見ていて心地いいです。この辺りの塩梅などは意識しているんですか?

毎熊:そうですね。その辺りは撮影が始まる前に「どうしようかな」と考えていたのですが、変身する前もある程度は人間の世界に馴染んでいる妖怪なので、本当に馴染みきるのもありですよね。でも、妖怪になったときに二段くらい感情上乗せした方が、後々やりやすいのかなと思ってやっています、普段別の作品で人間をやるよりかは、ベースも多少誇張して演じている部分はあるかもしれません。

ーーシェアハウス内での些細なやりとりや掛け合いは見ていて心地いいですが、この辺りはほかの妖怪役の方々と相談などされていますか?

毎熊:実際にキャスト同士で打ち合わせすることはないですし、やってみないとわからないというのが皆さんあって、自分も含め初日からなんとなく各々好き勝手にやるのが、良い雰囲気に繋がっているという感覚があります。話し合って決めるというよりは、時々胸を借りつつ、雰囲気を作っていく感じですかね。大倉さん、池谷さんは、いろんな作品を拝見させていただいているので、「一緒にやらせてもらっておもろいな!」と思いますし、これで自分の役がすごく弱く見えてしまったら、作品としても良くないと思うので、いい意味でプレッシャーを感じながら、楽しくやっています。

ーー主演の小芝風花さんの印象はいかがでしょう?

毎熊:めっちゃ元気な人です。主人公の澪も小芝さんが演じているからかもしれませんが、けっこうエネルギーがあるように感じます。愛されるというか、撮影の現場でも気にかけたくなるような存在です。

ーー毎熊さんといえば1月クールの『恋はつづくよどこまでも』にも出演され、大きな話題となりました。その後の反響などはいかがですか?

毎熊:いろいろな人に「若い女性ファンとか増えたんじゃないの?」と聞かれるんですけど、あまり実感はないんですよね。この間街で、おじさんが「あの、『全員死刑』観ました!」と声をかけてくれて(笑)。案外自分の周りは変わっていないなと思いましたね。

 

ーー最後に『妖怪シェアハウス』をどのような作品にしていきたいですか?

毎熊:現場でシーンを撮っていると、すごくパワーを感じますし、撮っているときに「これはめっちゃ楽しい作品になるんだろうな」と思ったんです。「それが何なのか」と聞かれると説明が難しいのですが、しばらく休んでパワーがあり余っていたこともあり、この役でそれを全て出すことができるんじゃないかと思っています。僕だけではなく不思議なパワーを感じるので、それが届くといいなと思います。

■放送情報
『妖怪シェアハウス』
テレビ朝日系にて、毎週土曜23:15~24:05放送
出演:小芝風花 松本まりか 毎熊克哉 池谷のぶえ 内藤理沙 宮本茉由 味方良介 
大東駿介 大倉孝二
脚本:西荻弓絵、ブラジリィー・アン・山田、綿種アヤ
演出:豊島圭介、山本大輔
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:飯田サヤカ(テレビ朝日)、宮内貴子(角川大映スタジオ)
制作:テレビ朝日
制作協力:角川大映スタジオ
(c)テレビ朝日
公式Twitter:https://twitter.com/youkaihouse5
公式Instagram:https://www.instagram.com/youkaihouse5/

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