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福士蒼汰が大学への“潜入”に「異常に楽しかった」、安藤政信はうらやましがる

ナタリー

20/9/16(水) 22:57

左から福士蒼汰、安藤政信。

「DIVER-特殊潜入班-」の取材会が本日9月16日に行われ、福士蒼汰と安藤政信が出席した。

大沢俊太郎によるマンガ「DIVER-組対潜入班-」をもとにする本作は、悪の根源を駆逐するためには手段を選ばない“最凶”の潜入捜査官・黒沢兵悟を主人公とするノンストップサスペンス。10代の頃は窃盗や暴力事件の常習犯だった兵悟だが、異常に高いIQ、判断力、身体能力が認められ、秘密裏に結成された潜入捜査官チーム、通称“D班”の一員となる。その仕事は、暴力団や詐欺集団など悪の組織に潜入して情報や証拠をつかみに行くという、命を落としかねない特殊な捜査だった。福士が兵悟を演じ、D班の班長・伊達直哉に安藤が扮する。

互いの印象を聞かれると、福士は「ミステリアスで、常に心がむき出しの状態でいらっしゃる。素敵な部分をたくさん持たれているので、そういう部分を吸収できたらと感じました」と安藤について語った。対する安藤は「蒼汰は本当にクレバーで、アクションだろうがなんだろうが涼しい顔で乗り越えていく。それを見て、きれいな人だなと思いました」と印象を述べる。

撮影は7月から9月にかけて関西で行われた。福士は「雨と暑さが大変でした。7月はめちゃめちゃ雨が降って、8月はめちゃめちゃ晴れて。みんな汗だくになりながら撮影しました。マスクやフェイスガードをしながらの撮影だったんですけど、みんな本当に笑い合っていたなって。“みんなで楽しんでいい作品を作ってるね”という感覚で過ごしました」と振り返った。

ストーリーにちなんで「印象に残った“潜入先”や潜入したい場所は?」という質問も。福士は「2話の潜入先が大学だったんですが、それが異常に楽しかったです(笑)」と回答。「若い男女がキャンパスにいるというだけで画になって素敵でした。おそらくエキストラさんも20代の方々だったので、こういう大学生活もいいなあって思いながら。自分も戻れるならその歳で大学に行ってみたいですね」と話すと、同シーンには出演していない安藤も「そんな撮影があったなんて蒼汰がうらやましい(笑)。その話を聞いて、僕も大学に潜入してみたいなと思いました」と同意した。

最後は初回放送に向けて、2人が作品をアピール。安藤は「初めて高校生の娘がいる父親役を演じました。娘との会話のシーンもあって、僕が父親役っていうのに爆笑してもらいたい(笑)。娘とすれ違ったり、それを修正しようとする愛とか、その芝居は見てほしいです」と注目ポイントを挙げる。福士は「クスっと笑えるシーンもあるので、ダークながら見やすい作品になっているんじゃないかなと。現代社会に対してのメッセージも含まれているので、善と悪だとか、果たして逃げるのが正しいのかとか、そういうものを深く深く見つめ直せるきっかけにもなると思います」と見どころを伝えた。

「DIVER-特殊潜入班-」は9月22日よりカンテレ・フジテレビ系で5週にわたって放送。毎週火曜21時からオンエアされる。宇田学が脚本を手がけ、「10の秘密」の宝来忠昭らが演出を担当した。

DIVER-特殊潜入班-

カンテレ・フジテレビ系 2020年9月22日(火・祝)スタート 毎週火曜 21:00~
※初回は15分拡大
※全5話

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