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アッパークラスの主婦たちのマウンティング合戦を描く メキシコ映画『グッド・ワイフ』公開へ

リアルサウンド

20/4/27(月) 12:00

 2019年メキシコ・アカデミー賞で13部門ノミネート、主演女優賞ほか4部門を受賞した映画『グッド・ワイフ』が7月10日に公開されることが決定し、ポスタービジュアルと予告編が公開された。

参考:映像はこちら

 本作は、最悪の経済危機に見舞われた1982年のメキシコを舞台に、アッパークラスの主婦たちの戦いを描いた社会派ドラマ。メキシコを代表する女性作家グアダルーペ・ロアエサによる社会風刺の効いた小説『Las Ninas Bien』が原案で、メキシコの新鋭女性監督アレハンドラ・マルケス・アベヤの長編2作目となる。裕福な夫の“妻”として生きる女たちのマウンティング合戦を通し、現代女性にとっての愛や結婚、さらにはアイデンティティを模索する。

 ポスタービジュアルでは、主人公となるセレブ妻の“女王”ソフィアの姿とともに、「女は誰でもお姫様を夢見てる」とコピーが添えられている。

 公開された予告編では、ソフィアをはじめ1980年代当時のアッパークラスの主婦たちの贅沢な暮らしぶりと、女たちの激しい“マウンティング”バトルが切り取られている。当時最先端のゴージャスなファッションやライフスタイル、カルチャーも本作の大きな見どころのひとつに。しかし、誰もが憧れる生活を送っていたソフィアの完璧な世界は、1982年にメキシコを襲った経済危機をきっかけに、脆くも崩れ去ってゆく。(リアルサウンド編集部)

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