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「遊星王子2021」で宇宙人ヒーロー演じた日向野祥、人と心通わせる場面を回想

ナタリー

「遊星王子2021」トークショーの様子。左から若林司、日向野祥、織田奈那、河崎実。

「遊星王子2021」の完成披露上映会が本日7月18日に東京都内で行われ、キャストの日向野祥、織田奈那、若林司、監督の河崎実がトークショーに出席した。

本作は1958年から翌年にかけて放映された特撮作品「遊星王子」のリメイク版。遊星王子が令和の現代によみがえり、地球を守るヒーローとして一躍国民の人気者になるさまが描かれる。日向野が遊星王子 / 舟木康介役、織田が大村君子 / クローディア姫役で出演した。

「お客様に観てもらって完成だと思う」と話した日向野は「役者は人に感動を与える仕事だと思うので、何かを感じてもらえれば」とコメント。織田も「(緊急事態宣言下でのイベント開催となったことで)緊張も不安もあったけれど、お客さんと対面で接することができてすごくうれしいです」と述べた。

印象に残ったシーンについて、織田は家族団らんの場面を挙げ「ひと昔前の、ちゃぶ台をみんなで囲むっていうのがいいなと思い、ほっこりしました」と振り返る。また日向野が「この作品は笑えるシーンもけっこうありますが、人と宇宙人の心が通うシーンはとても温かみがあった」と笑みをこぼすと、若林は「自分は堀田(眞三)さんの眼力に圧倒されました」と共演者についてコメントした。

役との共通点を尋ねられた日向野は「グイグイ行くアイドル舟木の部分はなく真逆のタイプですね。遊星王子のポイントである笑い声も作り込みました。なので僕に似た要素はあまりないかもしれないです」と、河崎と一緒に役を作り上げていったことを回想する。織田は「君子は大学生役で、そのとき私も現役の大学生だったのでやりやすかった。ずばずば言っちゃうところとか似てるのかなと思います」と答えた。まぼろし大使など3役を演じた若林は「三者三様の役でしたが演じやすかったです」とコメント。しかし思い入れの深かったシーンがカットされたことを知り、驚きの表情を見せる場面もあった。

「大変な時期での撮影に、よくやってくれた」と出演者へ感謝の思いを伝えた河崎。最後の挨拶では「僕らは映画を作り続けるしかないので、1人でも多く観ていただければ本当にありがたいです。よろしくお願いします」と応援を呼び掛けた。

「遊星王子2021」は8月27日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。

(c)2021「遊星王子2021」製作委員会

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