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片桐仁が台湾での「ギリ展」開催を発表、鯛Phoneは南アフリカでもウケた

ナタリー

19/3/7(木) 15:45

片桐仁

本日3月7日、片桐仁が都内で記者会見を開き、個展「不条理アート粘土作品展『ギリ展』」を台湾・華山 Laugh&Peace Factoryで開催すること、この資金をクラウドファンディングで募ることを発表した。

約20年にわたり「何かに粘土を盛る」という方法で作品を生み出している片桐。彼による「ギリ展」は2015年に千葉で初開催され、2016年より全国を巡回してきた。台湾での展示は6月7日(金)から6月30日(日)まで華山 Laugh&Peace Factoryで行われる。クラウドファンディングでの支援募集はCAMPFIREで本日スタートした。

会見で片桐は「これまでの『ギリ展』では僕のことを知らない老若男女にも楽しんでいただけたので、これを世界でもやりたいなと思っていました。今回、ちょうど台湾の方からお声がけいただき、やらせていただくことになりました」と経緯を説明。また「知らない男が作った粘土の作品を台湾の方々は有料で見てくれるのかという話になり、無料で開催することにしました」とも話し、クラウドファンディングでの支援を呼びかけた。

支援総額の目標は600万円。これについて片桐は「嫌な感じですよね! タレントがクラウドファンディングをやるとなんか嫌な感じになっちゃうんだよなあ」と苦笑いしつつ、「たくさんの種類のリターンをご用意しております! 皆さんが欲しくてたまらなかったであろう魚型スマホケース『カレイPhone』『鯛Phone』のレプリカ。ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』にも登場した作品のレプリカがついに皆さんの手に届く!」「『ペットボ土偶』のソフビなども早い者勝ちでございます!」「アーティスト自らが作るわけですから! これはもう! ね!」とリターン品の価値を熱弁していた。

記者からは「粘土作品はこれまでも海外の人からの反応はあったんですか?」という質問も。これに対して片桐は「首から鯛Phoneを下げて南アフリカを旅行していたとき、屈強な警備員の男3人に『これはなんだ?』と言われたことがあって。『イッツ・マイ・フォン!』って言ったらめちゃめちゃウケました。『アメージング!』って(笑)」と回答。さらに今後の展望について記者から「いずれはルーヴル美術館にも?」と聞かれると、片桐は「視野に入れています。イメージはできています」と即答して笑いを誘っていた。

不条理アート粘土作品展「ギリ展」

日時:2019年6月7日(金)~6月30日(日)
会場:台湾・華山 Laugh&Peace Factory

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