「21世紀の女の子」テアトル新宿で凱旋上映決定、LINEスタンプも発売
19/3/26(火) 20:00
「21世紀の女の子」ポスタービジュアル
山戸結希が企画とプロデュースを担当したオムニバス映画「21世紀の女の子」が、3月30日より東京・テアトル新宿にて凱旋上映されることが決定。あわせて、本作のLINEスタンプが本日3月26日にリリースされた。
1980年代後半から1990年代生まれの新進監督15人が、“自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーが揺らいだ瞬間が映っていること”という共通のテーマを、各自8分以内の短編で表現した本作。山戸自身も「離ればなれの花々へ」を監督した。
LINEスタンプは、本作を構成する短編のチラシビジュアルや場面写真を使用したもの。全40種で1セットとなっており、50LINEコイン(120円)で購入できる。
またこのたび、著名人によるコメントも到着。女優の松本穂香とシム・ウンギョン、山戸の過去作「溺れるナイフ」や新作「ホットギミック ガールミーツボーイ」に出演したミュージシャン・志磨遼平(ドレスコーズ)らが本作を称賛している。
松本穂香 コメント
女の子は綺麗で可愛くて儚くて脆くて元から粉々だったのかってぐらい弱くて……
けど、気が付いたら二本足でしっかり立って真正面見ている強い生き物……
かと思えば泣き出して、しまいには床を這いつくばってしまうほどにやっぱり弱くて……
でも、やっぱり可愛くて守ってあげたい……
私の思う21世紀の女の子です。
シム・ウンギョン コメント
この映画が、女性による、女性がつくった、女性に対するテーマであることが何より新鮮で嬉しく思いました。そして、自由な表現とは何かを考えさせられました。それぞれの演出、役者の演技によって綴られた15の物語が1つの作品として多彩な色を発している印象があります。
「21世紀の女の子」がより多くの若い女性の映画人を引き寄せ、未来の作品が生まれるきっかけになることを期待しています。
志磨遼平(ドレスコーズ)コメント
きっと周りの友達が同級生と恋をしている頃に一本の「映画」と恋に落ちた女の子、その女の子の恋が今、ついに実ったのだ。そんな15人の幸福な瞬間に立ち会う120分の祝祭。そのうえ、21世紀はまだ始まったばかりなのです。誰かがこの映画と出会い、またいつか恋を実らせますように。
水上路美(BEAMS COUTURE デザイナー)コメント
離ればなれの花々へで、感動して涙が溢れました。
私は、映画を撮影している時に妊婦で、映画公開と同時に出産しました。
衣装を手がけさせて頂き、話の内容までもが自分と重なり……。私の中で本当に特別な映画となりました。
映画の衣装をデザインする事が夢だった私にとって、洋服にスポットがあたるこのような映画に携わる事が出来たこと、大ファンである山戸監督とお仕事できたこと、大変嬉しく思っております。
素敵な機会を頂き、ありがとうございました。この映画が、たくさんの女の子に届きますように。
正木裕(DIGAWEL)コメント
未知と既視のイメージが交錯する21世紀の恐るべき子どもたちが喚起するストーリー。
奇貨おくべし。
岩本えりか(G.V.G.V. プレス)コメント
山中瑶子監督作品の「回転てん子とどりーむ母ちゃん」
一見ドリーミー、よーく見るとリアリティー! 可愛すぎるサイケデリックムービーでした。
そして全作品を通して万華鏡の様な世界が広がって無限大のガールズパワーを感じました。
「21世紀の女の子」監督、主演キャスト
参加監督
山戸結希 / 井樫彩 / 枝優花 / 加藤綾佳 / 坂本ユカリ / 首藤凜 / 竹内里紗 / 夏都愛未 / 東佳苗 / ふくだももこ / 松本花奈 / 安川有果 / 山中瑶子 / 金子由里奈 / 玉川桜
主演キャスト
橋本愛 / 朝倉あき / 石橋静河 / 伊藤沙莉 / 唐田えりか / 北浦愛 / 木下あかり / 倉島颯良 / 黒川芽以 / 瀧内公美 / 日南響子 / 堀春菜 / 松井玲奈 / 三浦透子 / モトーラ世理奈 / 山田杏奈
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内