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アイスランド合唱曲「ヴォルヴィーサ/春の歌」の旋律 『たちあがる女』本編映像公開

リアルサウンド

19/3/7(木) 19:30

 3月9日に公開される映画『たちあがる女』より、本編映像が公開された。

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 本作は、雄大なアイスランドの自然と叙情的な音楽に彩られたヒューマンドラマ。コーラス講師と環境活動家、2つの顔を持つ中年女性ハットラが、新しい家族を迎え入れ、母親になる決意をしたことから巻き起こる騒動を描く。

 ビョークやシガー・ロスなどのアーティストたちを輩出してきたアイスランドは、国民の50人に1人は楽団や合唱団に所属しているという音楽が身近な国。人口約30万人という小さな島国ながら音楽学校の数が90校にも及ぶと言われている。

 本作にはロックやジャズ、民謡などさまざまな音楽が登場し、中でも印象的なのがハットラの指導する合唱団が歌う美しい合唱曲の数々。合唱団メンバーを演じているのは、実在する「Ljotikor」という合唱団で、どの曲もアイスランドで広く親しまれている。劇中で最初に披露される「ヴォルヴィーサ(Vorvisa)/春の歌」は、20世紀を代表するアイスランドの作家であり、1955年にノーベル文学賞を受賞したハルドル・ラクスネスによって作詞され、アイスランドの厳しく長い冬を越えて訪れた春の喜びが表現された曲だ。公開された本編映像では、約1分間にわたる合唱を堪能することができる。

 また、公開初日の3月9日には、メイン劇場であるYEBISU GARDEN CINEMAにて、「ヴォルヴィーサ(Vorvisa)/春の歌」やアイスランド国歌が楽しめる合唱付きのイベント上映も決定している。(リアルサウンド編集部)

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