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『野性の呼び声』ハリソン・フォードはプライベートでも冒険家!? 「いつも好奇心を持ってきた」

リアルサウンド

20/2/26(水) 15:00

 映画『野性の呼び声』で主演を務めたハリソン・フォードのコメントが到着した。

参考:ハリソン・フォードが『野性の呼び声』出演理由を明かす 「若者たちにも刺さるメッセージがある」

 本作は、『スター・ウォーズ』シリーズでアウトローの運び屋、『インディ・ジョーンズ』シリーズでは冒険家の考古学を演じてきたフォードの主演映画。アメリカを代表する作家、ジャック・ロンドンの世界的名作冒険小説をもとに、地図にない地を目指し旅する男ソーントンと名犬バックの出会い、そして言葉の壁を超えた友情と冒険を描く。

 本作でフォードが演じるジム・ソーントンは、未開拓地を目指す孤独な男。ある日バックを飼い主の虐待から助けることをきっかけに、2人の間に友情が生まれる。

 本作でフォードは、バディの名犬バックと共にカナダ・ユーコン準州の大自然に立ち向かい冒険へと挑む。プライベートではこれまで、国際環境NGOの副会長を務め、野性トラ保護活動に取り組んだり、山で身動きが取れなくなっていた一般人を、自身が所有するヘリコプターで救ったりするなど数々の勇姿を見せてきたフォード。そんな彼は、「僕は自分が行ったことない場所に対して、いつも好奇心を持ってきた。そして自然の力と荘厳さに心を動かされてきたんだ」と語り、根っからの冒険心が彼を突き動かす原動力になっていることを明かした。

 さらに、ソーントンのように「僕もユーコンに行ったことがあるんだ。アラスカに出向いたこともあるし、肉体的にあの大自然のスケール感や壮大さを体験したこともあるよ」と、本作でソーントンとバックが活躍する大自然にも足を踏み入れたという過去を語る。

 そんな本作の監督を務めたのは、ディズニー・アニメーション『美女と野獣』や『アラジン』など数々の作品を生み出してきたクリス・サンダース。監督は、フォードの新たな冒険について「ソーントンとバックの物語は、おとぎ話ではありません。サバイバルと忍耐を描いた気骨ある物語であり、子供も大人も、これに似た経験は誰にでもあるものだと思います。彼らの冒険の中には、自分もまた同じように生きているのだと、観る側に感じさせます。本作は、自分の中に存在することを知らなかった強さを発見する物語でもあります」と語っている。(リアルサウンド編集部)

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