Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

「プペル」OP主題歌で蜷川実花が監督、予算大胆オーバーも西野「本当に本当に痛快」

ナタリー

20/10/31(土) 15:32

左からキングコング西野、HYDE、蜷川実花。

キングコング西野が製作総指揮を執り、12月25日(金)に公開されるアニメーション「映画 えんとつ町のプペル」。このオープニング主題歌「HALLOWEEN PARTY-プペルVer.-」のスペシャルムービーを蜷川実花が手がけた。

空を見上げること、夢を信じること、そして真実を知ることを禁じられた“えんとつ町”を舞台に、えんとつ掃除屋の少年ルビッチと、ゴミ人間プペルが巻き起こす奇跡を描いた同作。オープニング主題歌はHYDE(L'Arc-en-Ciel)が主宰しているハロウィンイベントのテーマ曲「HALLOWEEN PARTY」に子供たちのコーラスを加えてアレンジしたもので、西野は「絵本を書くときも『HALLOWEEN PARTY』にあて書きでオープニングシーンを書いていました。やっぱりこの曲でこの物語は始まってもらわないと困ると思っていたので、オファーを快諾してくださったと聞いて本当にうれしかったです」と明かしている。

スペシャルムービーは「Drama ver.」と「Dance ver.」の2種類がYouTubeで公開された。「Drama ver.」には岸井ゆきのと笠松将演じる2人が舞台「えんとつ町のプペル」を観劇するというドラマ仕立てになっており、舞台上にはHYDEの姿も。西野は「蜷川実花の才能に大人の事情でブレーキなんてかけたくないので、『予算のことを一旦忘れて作ってみてください』というオファーを出したところ、こちらが想定していた以上に予算のことを大胆に忘れてくださいました(笑)」と冗談めかしつつ、「ただ、それに対して誰も文句が言えないクオリティで返してくださって、本当に本当に痛快でした」と大満足の様子。蜷川は「コンセプトは『プペルがミュージカルになったら』というところから、2020年に上演するとしたらどうなるのか、このコロナ禍において西野くんが大きな勝負をすることも入れ込みたいと思いました。こういう大変な状況下において、エンタメに何ができるのかを詰め込んだ作品です」と語っている。

キングコング西野 コメント

もともとプライベートでもとても仲良くさせてもらっていて、一緒に仕事ができるタイミングをずっと探っていました。で、「ここだ」と。蜷川実花の才能に大人の事情でブレーキなんてかけたくないので、「予算のことを一旦忘れて作ってみてください」というオファーを出したところ、こちらが想定していた以上に予算のことを大胆に忘れてくださいました(笑)。ただ、それに対して誰も文句が言えないクオリティで返してくださって、本当に本当に痛快でした。(※予算はオンラインサロンの売り上げから出ています)僕が大好きなエンターテイメントがここにあります。是非、ご覧ください。

蜷川実花 コメント

「スペシャルムービーやってー」「いいよー」と、いつものゆるっとしたやりとりで即決しました。西野くんはいつも“蜷川実花なら絶対にいいものができる”と信じきってくれているので、プレッシャーもかかりますし、緊張もしますが、そのぶん自由度がものすごく高いので、やりがいがあります。西野くんからのオーダーは、特に何もなかったです。「ポイントは?」と聞いても「任せる!」という答えしか返ってこず。うーん、どうしようかなと思っていたら、西野くんのオンラインサロンの記事に「蜷川実花を追い込む方法」みたいなタイトルのものがあって。その記事に「何も言い訳できないくらい自由度をあげる」「お金は払う」と書いてあったので、アクセルを踏みました。予算は倍になっちゃった(笑)。コンセプトは「プペルがミュージカルになったら」というところから、2020年に上演するとしたらどうなるのか、このコロナ禍において西野くんが大きな勝負をすることも入れ込みたいと思いました。こういう大変な状況下において、エンタメに何ができるのかを詰め込んだ作品です。

(c)西野亮廣 /「映画えんとつ町のプペル」製作委員会

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む