天才、ピエール・カルダンの数々の偉業が 『ライフ・イズ・カラフル!』本編映像公開
20/9/30(水) 7:00
『ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン』 (C) House of Cardin – The Ebersole Hughes Company.
10月2日(金)に公開する映画『ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン』の本編映像が公開された。
帝国を築いた伝説のファッションブランド「ピエール・カルダン 」。作中では、ブルジョワ向けのオートクチュール(高級仕立服)から脱却して、プレタポルテ(既製服)に業界で初めて本格参入し、未来的なコスモコール・ルックで若者を熱狂させたモード界の革命児に密着する。
今も現役で活躍するレジェンドの回想は、ファシズムが台頭する祖国イタリアからフランスへ脱出した記憶からスタート。先鋭的すぎてファッション界から敬遠された苦悩と反撃、ジャンヌ・モローとの運命的な恋、情熱を注いだ劇場運営、門前払いされた高級レストラン「マキシム・ド・パリ」のリベンジ買収など、波乱万丈でカラフルな97年が明かされる。
ファッション後進国だった日本や人民服を着ていた中国に先陣を切って乗り込み、おしゃれの楽しさを世界中に伝えたのも彼である。秘蔵映像や豪華なゲストたちの証言から浮かび上がるのは、スキャンダラスな天才デザイナーのチャーミングな素顔と輝かしいレガシー。ファッション好きだけでなく、楽しく生きたい全ての人に贈る一作だ。
今回公開されたのは、カルダンと様々なアーティストとの深い交流を収めた本編映像。かつて舞台俳優を目指していたカルダンは、1970年に劇場を買収して、エスパス・ピエール・カルダンを開設。「『ボーデン湖の騎行』で最初のチャンスを与えた」と語るように、フランスの名優ジェラール・ドパルデューはカルダンをはじめ、フランス国内外の才能ある新人を見出した。
さらにエスパス・ピエール・カルダンでのマレーネ・ディートリッヒやディオンヌ・ワーウィック、アリス・クーパーなど大物歌手とのエピソードも。各国の芸術を紹介して、国際文化交流にもく貢献していたカルダンの多方面で数々の偉業を成し遂げたことを裏付ける本編映像となっている。
『ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン』
10月2日(金)全国公開
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