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アンディ・サーキス監督が明かすヴェノムとエディの関係性 『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』特別映像公開

ぴあ

アンディ・サーキス監督とトム・ハーディ (c)2021 CTMG. (c)& TM 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

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現在公開中の映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の特別映像が公開された。

スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪<ダークヒーロー>として誕生し、全世界で大ヒットを記録したトム・ハーディ主演『ヴェノム』。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』はその続編となる。

全米で公開されると、コロナ禍での最大のオープニング記録を樹立。前作を上回る興行収入で初登場 NO.1 の大ヒットを記録している。

本作では、マ ーベルコミック上でスパイダーマンとヴェノムが共闘して戦いを凶悪ヴィラン、カーネイジが登場。連続殺人鬼 クレタスの狂気を取り込んで覚醒したカーネイジの残虐性は計り知れず、世界を混乱に陥れ、その狂気がヴェノムに襲い掛かる。

地球外生命体<シンビオート>が主人公・エディ・ブロック(トム・ハーディ)に寄生し誕生したヴェノム。前作では、ひとつの身体に”共存”しているヴェノムとエディの関係性が時に シリアスに、時にコミカルに描かれ、見どころのひとつとなっている。



公開された映像は、アンディ・サーキス監督がヴェノムとエディの関係性や本作の見どころについて語ったもの。

サーキスは、「トムの一人二役が面白い」とひとつの体を共有する<俺たち>という複雑な役どころを見事に演じ切っているハーディを称賛しながら、「今回も『おかしな二人』のようなコンビが見どころだ」と明かし、インスパイアされた1968年公開のクラシック映画『おかしな二人』のキャラクターのようなコンビネーションに注目して欲しいとしている。

また、ヴェノムとエディの関係性について、「この映画はラブストーリーなんだ。普通に考えるようなラブストーリーではないけれどね」と、実は、ふたりを恋愛関係に見立てて描いたことを明かす。「シンビオートと宿主の類まれな関係を描いた映画だ。どんな恋愛にも、落とし穴や絶頂期や最悪の時期がある。ヴェノムとエディの関係が問題やストレスを引き起こすものであることは間違いないし、 二人とも互いに憎しみに近い感情を抱いている。それでも一緒にいなきゃいけない。相手がいないと生きていけない。それって、人との交わり、愛だよ。人間関係で一番大事なものだ」とふたりの”特別な関係”について語っている。

さらにサーキスは「ふたりは『七年目の浮気』の倦怠期の夫婦のようだ」と 1955 年公開のクラシック映画 『七年目の浮気』に例える。どちらも相手にうんざりしていて離れたくて仕方がないのにヴェノムはエディの身体にしか適合しなかったため、「文字どおり離れられない関係だ」というのである。

ダークヒーローの刺激的なバトルアクションだけでなく、倦怠期の夫婦のような共存生活を送るふたりがどのような関係に発展するのかも注目したいところのひとつになりそうだ。

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
公開中

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