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【日本アカデミー賞】星野源、話題賞に輝き「引っ越し大名!」スタッフとファンに感謝

ナタリー

20/3/6(金) 22:47

星野源

第43回日本アカデミー賞話題賞の俳優部門を受賞した「引っ越し大名!」の星野源が、本日3月6日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われた授賞式に登壇した。

「超高速!参勤交代」シリーズで知られる土橋章宏の小説を犬童一心が映画化した「引っ越し大名!」は、莫大な費用がかかる国替えをテーマとした時代劇。星野は“引きこもり侍”であったにもかかわらず引っ越し奉行に任命される片桐春之介で主演を務め、藩士たちとともに知恵と工夫で無理難題を乗り切るさまを痛快に演じた。

話題賞は日本アカデミー賞全部門の中で唯一、一般投票が可能であるため、星野は「投票してくださった皆さん本当にありがとうございます。話題賞は長い歴史があり、数々の名優の方々が俳優部門を受賞されていて。京都の太秦で撮影した、本当に愛あるスタッフの皆さんと一緒に一生懸命作り上げたこの作品で、映画ファンの皆さんの民意のようなものが反映された賞に選んでいただけて本当にうれしいです」と大きな感謝を伝える。

「この作品は、日本人のアイデンティティをもって、日本人だけのセンスをもって、日本人にしか作れないエンタテインメントを作ったと自負しています。そんな楽しい作品、そして主演させていただき、監督、スタッフ、俳優の皆さん、たくさんの方に支えられながら作ったこの作品で、このような賞をいただけて本当にうれしく思います」と改めて喜びを口にし、「甚だ簡単ではございますが、喜びのスピーチと代えさせていただきます。ありがとうございました」と畏った口調で締めた。

なお話題賞は俳優部門と作品部門の2つに分かれており、作品部門では堤真一と岡村隆史(ナインティナイン)がダブル主演を務めた「決算!忠臣蔵」が受賞した。

映画ナタリーでは、このあとも授賞式の模様を引き続きレポートする。

(c)日本アカデミー賞協会

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