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KERAと緒川たまきが新ユニット「ケムリ研究室」結成 9月に旗揚げ公演

CINRA.NET

20/6/5(金) 17:00

ケラリーノ・サンドロヴィッチ(ナイロン100℃)と緒川たまきが新ユニット「ケムリ研究室」を結成することが発表された。

ケラリーノ・サンドロヴィッチと、彼が「創作のパートナー」と公言する緒川たまきは、記者向けのオンライン映像でユニット結成を発表。立ち上げの経緯や今後の構想などを語った。ユニット立ち上げは、5、6年ほど前から構想し、準備に時間をかけて結成に至ったという。また「ケムリ研究室」というユニット名は、実験基地を想起させる「研究室」と、2008年上演『シャープさんフラットさん』のケラリーノ・サンドロヴィッチが自身を投影したというキャラクター「辻煙」にちなんで名付けられたとのこと。

9月には東京でユニット旗揚げ第1回新作公演『ベイジルタウンの女神』を上演予定。10月には各地公演を予定している。

出演者は、緒川たまきをはじめ、仲村トオル、水野美紀、山内圭哉、吉岡里帆、松下洸平、望月綾乃、大場みなみ、斉藤悠、渡邊絵理、依田朋子、荒悠平、尾方宣久、菅原永二、植本純米、温水洋一、犬山イヌコ、高田聖子。振付は小野寺修二、映像は上田大樹、音楽は鈴木光介が担当する。詳細は順次、キューブのオフィシャルサイトで発表。

ケラリーノ・サンドロヴィッチは「作風は、公演ごとにバラバラになると思います。旗揚げ作品『ベイジルタウンの女神』は『キネマと恋人』同様、間口の広い誰でも楽しめる作品になると思います。ふとした事から貧民街で暮らすことになった、俗世知らずの女社長を巡るコメディです。頭の中には3本分位の構想があり、年一本か少なくとも二年に一度のペースで公演を打ちたいと思っています。緒川さんは、今回ユニットの企画者、主宰者ですので、若干今までと心持ちが違うと思います。世の中の方が目にしていない緒川たまきさんもいっぱいいるような気がしていますし、年輪を重ねて若い時には見せてこなかった幅も、もっと見せたいと思います。できる限りのことをやっていきたいと思っています。是非とも客席で、お会いできることを楽しみにしています」とコメント。

また緒川たまきは「KERAさんが得意とされる群像劇以外でも、短くて少人数のお芝居など、今まであまりやって来なかったものも出来たらいいなと思っています。演劇と映画の繋がり方なども追求していきたいと思います。秋の新作も、演劇ファンのみならず、映画ファンの心もくすぐるようなものになればいいなと考えています。皆様にお届けできるように頑張りたいと思います。そして劇場でお芝居を見るということを楽しんでいただける状況になっていることを祈っています」とユニットへの意気込みを語った。

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