Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

中島由貴に聞く、芸歴15年のキャリアが育んだ仕事に対するプロ意識「考え方や仕事に対する姿勢もお母さんから学んだこと」

リアルサウンド

21/1/3(日) 12:00

 諏訪ななか、Machico、木戸衣吹ら人気声優〜若手まで、多数の女性声優がメンバーとして参加する音楽バトルプロジェクト『IDOL舞SHOW』。同プロジェクトは、アニメ音楽シーンの第一線で活躍する音楽プロデューサー・斎藤滋、冨田明宏、木皿陽平の3名が、NO PRINCESS、三日月眼、X−UCという3ユニットをそれぞれプロデュースし、「天下旗争奪バトルロイヤル」と名付けられたレースで競い合う。

 リアルサウンドでは、『IDOL舞SHOW』の各ユニットに参加する新鋭声優を3名ピックアップ。そのラストを飾るのは、モデル、子役とキャリアを重ね、声優として『アイドルマスターシンデレラガールズ』『BanG Dream!』などのプロジェクトでも活躍する中島由貴。現在23歳という若さながら様々なジャンルで活躍してきた彼女は、なぜ声優という道を選んだのか。芸歴15年のキャリアを辿りながら、仕事に対する姿勢、プロ意識を育んだ母親の存在の大きさを聞いた。(編集部)【最終ページに読者プレゼント有り】

「やっぱりお母さんの言ってることは正しかったんだ!」

ーー中島さんは芸能のお仕事を始めて、すでに15年近く。人生の半分以上をこの世界で過ごしているわけですよね。

中島由貴(以下、中島):そっか、そうなりますよね(笑)。あっという間というか、気づいたら15年経っていた感覚ですね。それこそ小さい頃は、やらされていた感も多少あって、友達とも遊びたいですし、普通に生活をしたいという気持ちがあったので、「ダンスレッスンとか演技レッスンとか、なんでやるんだろう?」みたいに考えることもありました。でも、小学4年生ぐらいのときに初めてオーディションに受かって、お仕事をさせてもらう機会が増えて。スチール撮影だったりCMだったりドラマだったりと、立て続けにお仕事がポンポン決まったあたりから「ああ、芸能のお仕事って楽しいんだな」と気づいたんです。

ーーそうだったんですね。

中島:事務所に入る前は百貨店のファッションショーに出たり、百貨店に入っているブランドのカタログモデルとかはちょくちょくさせてもらってはいたんですけど、その頃の記憶はすでにあまりなくて(笑)。

中島由貴

ーー何かやっていたぞ、程度の?

中島:そう。お母さんに「笑顔を練習しなさい」とか「ポージングを研究しなさい」と言われたみたいな、やんわりとしか記憶しか残っていなくて。そこから、中学のときはもう事務所をやめていて、フリーとして学業と両立させながら仕事をしていたんですけど、その頃は雑誌の専属モデルだったり百貨店のイメージモデルみたいなものもさせてもらっていました。中学1から2年ぐらいのときには女子小学生をターゲットにしたファッション雑誌の専属モデルをしていたんですが、その中では私が一番年上で。雑誌的にも自分は中学生だけど、憧れの女の子になれたらなと思いながら仕事をしたりしていました。いろんなお洋服を着て、百貨店を回って撮影会をしたりとか。今思うと、たくさんの子と一緒に写真を撮って名刺を配ったりとかしていました(笑)。

ーー名刺ですか!

中島:その雑誌の編集長さんが「名刺を配ったら名前も覚えてもらえるんじゃないか?」みたいなことを言っていて、毎回撮影会で撮った写真を1枚選んで、それを名刺にして配っていた記憶があります。その頃は個人でアメブロも更新していて、土日は1日3回していたんじゃないかな。あとは、アメーバピグで雑誌を観てくれている女の子たちと交流することもありましたね。

ーー自分の意思が入り始めてからお仕事が楽しくなったり、これをやってみたいという積極性も生まれてきたのかなと思いますが、それと同時にプロ意識みたいなものも子供ながらに少しずつ芽生えてくると思うんです。そういうことを意識したことはありましたか?

中島:「やっぱりお母さんの言ってることは正しかったんだ!」みたいに感じることは増えました(笑)。たとえば、小さい頃に「日焼けは絶対にダメだ」と言われていたのも、モデルをするようになってその意味を理解して、自分から日焼け止めを塗るようになったり、芸能のお仕事をする中での「当たり前」の部分を少しずつわかっていったのかな。そういうのは親の影響が結構ありますね。あとは、小学生のときに入っていた事務所さんからも「日焼けはダメですよ、髪の毛を染めちゃダメですよ、太っちゃダメですよ」と言われてきたので、常日頃から体型を気をつけようというのは、そこで芽生えた気がします。

「マルチな活動ができる人になりたい」から声優に

中島由貴

ーー高校生になってから、初めて声優というお仕事を意識したそうですね。

中島:はい。小学校の頃からゲームがめちゃくちゃ好きで、当時はそのキャラクターに声を当てている声優さんのことをよく知らなかったんですけど、高校に入ってから周りの友達が声優さんにハマり始めて、その話題についていけるように私も勉強し始めたんです。そこから声優さんのイベント動画を初めて観て、ステージ上で朗読劇をやっていたり、後ろでアニメが流れるところに生アフレコをしたり、それこそ歌って踊ったりしていることを知って、「声優さんって声だけじゃなくて、表にも立つんだ!」と驚いたんですよ。私は小さい頃からいろんなお仕事をさせてもらっている中で、マルチに活動してみたい、そういう活動ができる人になりたいという気持ちが強かったので、声優さんってまさにそれに当てはまるのかなって気づいて。高校2年生のときに「私、声優さんになりたい!」と思い、事務所に応募したりオーディションに送ったりした結果、今に至るという(笑)。

ーー実際なってみると、外から見ていた頃との違いに気づくことも多々あったのかなと思いますが。

中島:もともとそんなに知識がなかったですし、ただ単にキャラクターに命を吹き込んでいる人という認識しかなかったので、「アフレコってこんな大人数でやるんだ」とか「ゲームの収録ってひとりなんだ」とか、すべてが新鮮でした。それこそ、言ってしまえば「おうちに帰ってからの宿題が多いお仕事なんだ!」ということもそうですよね。演じる役によっては歌ったり踊ったりすることもあれば、楽器を弾くこともあるので、それをおうちに帰ってからも練習しなくちゃいけないってことと、加えてナレーションやゲームの台本だったりチェックしなくちゃいけないものがたくさんあるので、そこにもびっくりしました。

中島由貴

ーーモデルのお仕事を中心にやっていた頃とは、別の意味での自分磨きが必要になるわけですね。

中島:自分の体や喉のメンテナンスはもちろん、演技や歌、ダンスのスキルというのも補っていかなければいけないので、自分でレッスンしてキャラクターになりきれるように頑張るということが今までとは全然違いますね。それこそ歌って踊ることに関しては先輩方がやられていたものを観ていたんですけど、まさか楽器まで弾くとは(笑)。やっぱりキャラクターの声を演じているからこそ出せるシンクロ度の高さこそが、演技をしているときに感じる素敵な瞬間だと個人的に思うので、大変なことかもしれないですけど納得ですよね。

「楽しいもの」と「腹が立つこと」がモチベーションに

中島由貴

ーー声優業を始めてから最初に感じた大きな壁や苦労って、今思い返すとどんなことがありましたか?

中島:関西出身なので、イントネーションの壁は高かったですね。イントネーションや方言を直すことにはめちゃくちゃ時間をかけたイメージがあって。小学生のときも演技レッスンがあったので、そのときは東京までレッスンに通っていたんですよ。だから周りが東京や関東の子たちなので、標準語なのは当たり前。自分だけ関西弁なので浮いちゃうし、ずっと指摘されるし、みたいなことをお母さんに相談したら「じゃあ直そう!」と超スパルタで、1年かけてがっつり直したんですけど、中学になってから演技から離れて緩みもあって、高校2年生で声優になったときには元に戻ってしまっていて。こんなに方言の壁って分厚いんだなと思いました。

ーー生まれてからずっとその言葉を使って生活してきたわけですからね。

中島:とはいえ、やっぱり方言も失いたくないじゃないですか。私は声優を始めるタイミングでお母さんと一緒に上京したんですけど、お母さんには方言を喋っておいてもらいたいし、でも仕事のためにイントネーションは矯正したい、なのにお母さんと喋ると戻っちゃうみたいな(笑)。今でも収録で「ちょっと訛ってるよ?」と言われることがあるんですけど、昔に比べるとだいぶマシになりました。

ーーこの仕事を続けていく中でつらい思いも経験していると思いますが、そこを乗り越えられたモチベーションにはどういうものがあったと思いますか?

中島:めちゃくちゃ落ち込んだときに、親や友達が些細な言葉で救ってくれることが多くて。地元の友達から突然「元気?」とか「大丈夫?」とかLINEが来るだけでも、落ち込んでいたものが解消される。そういう性格なので、モチベーションとしてはやっぱりいただいたお仕事を自分の全力を発揮していいものにしたいという思いかな。だから、落ち込んだとしてもやめたいとか逃げたいとは思わないですし。あとは、これはたまたまだと思うんですけど、歌ったり踊ったりすることに対してモチベーションが落ちた場合は、突然「このライブを観にいきませんか?」みたいに運良く誘われるんですよね。楽しそうに音楽を表現している姿を観たりすると、「あ、忘れてた! こういうのがやりたかったんだよね。落ち込んでる暇ないじゃん!」みたいに復活するので、基本的に作品への気持ち、プラス自分が表現したいことがモチベーションになっているかな。

ーーそういう意味では、精神的にタフなのかもしれませんね。小さい頃から、失敗したりしてもすぐ次に挽回してやろうみたいなタイプだったんですか?

中島:そうですね、負けず嫌いなので(笑)。「覚えておけよ!」みたいな気持ちがある意味モチベーションになったりもするので、楽しいものを観てモチベーションを上げるか、めちゃくちゃ腹が立つことがあってモチベーションを上げるか、そのどちらかですね。

キャラクターの性格を見て声を決める

中島由貴

ーー歌に関しても聞かせてください。歌うこと自体はもともと好きだったんですか?

中島:小さい頃から好きで、ボーカロイドの楽曲だったりアニソンだったりハロー!プロジェクトさんの曲をよくカラオケで歌っていたんですけど、それを友達には見せることはできても、お金を払っていただいてお客さんの前で歌うということをしてこなかったので、はじめは不安もありました。初めてそういうお仕事をいただいたときも「自分はこの歌い方で合っていますか? これが正しい歌い方なんでしょうか?」と悩みましたし。しかも、「キャラ声で歌うって何?」みたいな。

ーー普通に歌う歌手の方とは、そこからまず違いますものね。

中島:そうですね。キャラクターソングのお仕事をいただいたときに、まず「キャラで歌うってなんだろう? キャラ感を出すってなんだろう?」と思ってほかのキャラソンをたくさん聴いたんですけど、それでもレコーディングのときは「こういうキャラだから、こういう感情で歌うだろう」みたいなところまで頭が回らなくて。その曲の仮歌で歌っている方をそのまま真似して歌っちゃう感じだったので、それでレコーディングが長引いたりすることもありました。でも、練習あるのみかなと思って、カラオケに行って練習したり、おうちでも集中して聴いて歌うようにしていましたね。

ーーキャラ声の話が出ましたが、キャラクターの声は音響監督さんやスタッフさんと相談しながら作っていくんですか?

中島:自分は結構、キャラクターの性格を見て声を決めるというか。声をがっつり変えられるわけではないので、自分の素の声がありつつ、そこにキャラクターの性格を入れ込んで収録しているので、ディレクションしてくださる音響監督さんや周りの方の意見を入れつつ、自分っぽさも残しつつという感じでやっています。で、自分から出たものがちょっとイメージと違うと、声の高さや低さをその都度調整しています。

ーー『IDOL舞SHOW』ではどうでした?

中島:ゆい坊(金剛寺ゆい)に関しては、レコーディング前から「ちょっとアホっぽいよ」と言われていて(笑)。三日月眼の3人の中では元気担当で、妹感のあるキャラクターだと聞いていたので、高めの声を意識していたんですけど、『IDOL舞SHOW』ってキャラクターがたくさんいるじゃないですか。「声の高い子、いっぱいいるじゃん!」と途中で気づいたんですよ。で、ドラマCDの収録では私自身が普段ふざけちゃうところと、ゆい坊のおちゃめなところって似ているんじゃないかと台本を読んで思ったので、そのへんに気をつけて。妹感とちょっとアホっぽいところを出せたらいいなと。そんなニュアンスを当て込んであげたら、可愛くなるんじゃないかなと思って収録に臨みました。

中島由貴

ーー演技の過程でほかのキャラクターとやり取りを重ねることで、自身が演じるキャラクターも成長していくわけですよね。

中島:そうですね。これは『IDOL舞SHOW』だけでなくほかの作品でも一緒ですが、キャラクターによってほかの人との絡み方が全然違って、関わっていく中で成長していく子たちに対して自分も収録のたびに「あのときはこういうことがあったから、時系列的には今この位置だ」ということを考えながら向き合っています。でも、これがゲームの収録になると「これは前回収録しっときよりも前の話です」みたいなことも多いので、そういうときは元に戻したりしますが、基本的には時系列に沿って進んでいくことが多いので、自分も一緒に成長しているようになりますね。だから、キャラクターとともに歩んでいるというか。場合によっては、キャラクターが先に前を歩いていて、それを追いかけることもあるので、そういう面白い発見もあって楽しいですね。

ーーそれって分身ともまた違うわけですよね。

中島:ファンの方からキャラクターが私に近づいているとか、私がキャラクターに近づいていると言ってくださることもありますけど、そういうのって今までなかった共通点が見つかったからこそ、お互いが近づいているように見えているのかなというのは感じます。

やりたいことがその都度出てくるようになった

中島由貴

ーー三日月眼での1年間の活動で、自分の中で見つけられたもの、得られたものは何かありますか?

中島:ドラマCDを経験して「ゆい坊ってツッコミ役なんだな」とか、意外とみれち(岡咲美保演じる若月美鈴)がしっかりしてそうで、ストイックさのあまり自分しか見えていない状態で空回ってしまい、それをまとめるのがゆい坊とか、新たに知ることが多かったんですよね。で、キャスト3人でラジオをやっていたときも、意外とあの2人(木戸衣吹、岡咲美保)がボケ倒して私が突っ込むみたいなことをしていたので、そういう部分では似ているなと感じて。キャスト3人と三日月眼の3人との共通点がここでつながって、意外とかけ離れているように見えていたけど近い存在なのかなというのは1年間通して思いました。

ーーキャスト3人の関係性がキャラクターの関係性とうまくリンクし始めて、この感じがここから活きてくるのかもしれませんよね。

中島:そうなっていってほしいですね。この3人がどんなふうにレッスンをして、どんなふうにライブをやって、どんなことでギクシャクするんだろうとか、そういうことが見られるのも楽しみですし。でも、中の人たちはまだぶつかったことがないので、そこはできればぶつかりたくないですけどね(笑)。

ーーそうやっていろんな経験を積んできたことで、声優としての目標や夢も具体的に描けてきた時期かなと思います。

中島:大きな夢としてマルチに活動するってことは変わりなくて。その中で、以前は唯一無二というか「中島由貴っていう人になりたい」というか、何かを真似するというわけじゃなくて自分らしさ全開の、「ジャンル・中島由貴」みたいなことができたらいいなと思っていたんですけど、最近変わってきたのかなと思うのが「こういうのがやりたい!」っていうものがその都度出てくるようになってきたこと。今まではあまり具体的な夢や目標というのはなかったんですけど、最近は「こういう作品に出てみたい」「こういうキャラクターをやってみたい」とか、それこそ『IDOL舞SHOW』が決まる前はアイドルユニットをやりたいと思っていたので、やりたいことを口に出したりすると叶いやすいんだなと。そのほうが自己アピールにもつながるし、好きなことは好きと言うことって大事なんだなって実感しました。

ーー今回も、こうやって文字に残すことによって誰かの目にとまる可能性が高いわけですから。

中島:本当にそうですね! えっと……ボルダリングがしたいです!(笑)

ーーそれ、お仕事と関係あるんですか?(笑)

中島:やってみたいことで今思い浮かんだのがそれでした(笑)。

お母さんは自分の気持ちを一番わかってくれる一番の味方

中島由貴

ーー中島さんを見ていると、人間関係にも非常に恵まれているように映ります。

中島:確かにそうかもしれないですね。地元の友達も、私がこういう活動をしていても「そういうのはどうでもいいから遊ぼう!」みたいな感じの子が多くて、そういうところはすごく救われたというか。それによって自分もオン/オフの切り替えができたので、そこは恵まれていたなと思います。また、お仕事で関わる方も本当に皆さん優しくて。三日月眼もそうなんですけど、3人がいい塩梅で距離感を取っているのはすごくいいなと思いますね。みんなで収録前に喋っている内容や雰囲気もすごく心地よいですし、素敵なメンバーに恵まれたんだなというのは感じます。

ーーほかの作品で取材したときも、周りのキャストさんは中島さんよりも年上なのに、昔からの友達のようにわちゃわちゃと話している姿が印象に残っているんですよ。

中島:みんな同い年かのように接してくれるんですよね。年が離れていると「話についていけるかな? 中に入っていけるかな?」と思ったこともあったんですけど、全然そんなことなくて。本当に同級生、幼馴染みぐらいにいい距離感を保ちつつ心地よい雰囲気を作ってくださるし、誰もそれを崩そうとしないという意味では、価値観が合っているのかもしれませんね。

ーー中島さんがそういう人たちを引き寄せているというのも、少なからずあるんじゃないでしょうか。

中島:あるんですかねえ(笑)。だったらうれしいなあ。でも、できるだけ楽しくお仕事するのが一番じゃないですか。なので、相手が嫌だなと思うことはしたくないですし、話すときも相手に悪く伝わらないようにと気をつけるようにしています。それこそ、お母さんから「言葉に気をつけなさい、人間関係って大切だから」って話はすごくされましたから。

ーーここまでお話を聞いて、中島さんにとってお母さんの存在がこのお仕事や生き方に強い影響を及ぼしているのかなと感じました。中島さんにとって、お母さんってどういう存在ですか?

中島:お父さんもお母さんもこのお仕事を応援してくれていて、勧めてくれたのもお母さんだし、お父さんはそれを後押ししてくれたし。2人ともすごく協力的で、なんでも相談できるんですよ。仕事の話に対しても2人の意見を聞かせてくれるし、間違っていたらちゃんと「間違っているよ」と正してくれるし。今はお母さんとふたりで東京に出てきているので、お母さんには生活面でも支えてもらっていて、母親でもあり仕事のパートナーでもあるという素敵な方だなとすごく思っています。それこそ、自分の考え方や仕事に対する姿勢もお母さんから学んだことで、自分のプロ意識が固まっていったところがあります。

中島由貴

ーー昔からなんでも話せる関係性なんですね。

中島:学校でのくだらない話もそうですけど、「今日はこの人とごはんを食べて、こんな話をした」とかオチのない話も聞いてくれるし。もともとお母さんも仕事をしていた頃に職場での話をしてくれたので、なんの抵抗もなく話し合えるんです。そういう意味では、お母さんは自分の気持ちを一番わかってくれる一番の味方ですね。

ーー最後にお聞きしますが、約15年の芸能生活の中でいろんな方と出会ったと思います。その中で、中島さんの転機になったような出会いは?

中島:このお仕事を続けていきたいなと思ったきっかけは小学生のときにお仕事をしたことなので、その頃に関わってくださった事務所のマネージャーさんに出会えたからこそ、今も自分に対してもストイックにお仕事ができていると思うので、そのときのマネージャーさんとの出会いですね。今でも「会いたいなあ。今何をしているんだろう?」と思うぐらいなので、本当に感謝しています。

合わせて読みたい

堀内まり菜に聞く、さくら学院卒業後に選んだ“声優”としての現在「大きなところを目指すならより覚悟も必要」
アイドルから声優へ転身ーー花谷麻妃が語る、憧れの世界で直面した苦難と仲間の大切さ「声で世界中の人を笑顔にしていきたい」

■リリース情報
NO PRINCESS 2ndシングル『MUST BE GOING!』
発売中
初回限定盤CD+DVD 1,800円 +税  POCE-92107
通常盤CD 1,200円 +税  POCE-12155
NO PRINCESS
不破ひかる(CV.Machico)、星野しほ(CV.倉知玲鳳)、 明瀬亜美(CV.堀内まり菜)、 胡桃坂らぶ(CV.阿部寿世)

三日月眼 2ndシングル 『キミシダイ Our future』
発売中
初回限定盤CD+DVD 1,800円 +税 POCE-92108
通常盤CD 1,200円 +税  POCE-12156
三日月眼
綾瀬双葉(CV.木戸衣吹)、若月美鈴(CV.岡咲美保)、金剛寺ゆい(CV.中島由貴)

X-UC 2ndシングル 『Papier Mache IDOL』
発売中
初回限定盤CD+DVD 1,800円 +税  POCE-92109
通常盤CD 1,200円 +税  POCE-12157
X-UC
羽美野りさ(CV.諏訪ななか)、猿野さくら(CV.花谷麻妃)、星月小春(CV.豊田萌絵)、掛川こころ(CV.長谷川玲奈)、安奈あき(CV.酒井美沙乃)、百合ヶ丘みさき(CV.鈴木杏奈)、霧野しおり(CV.北原侑奈)、八村かをり(CV.青山桜子)、伊佐山エリナ(CV.二ノ宮ゆい)、清見みさ緒(CV.石飛恵里花)

Fool’s End 『~はなあらし~』
発売中
初回盤CD+CD 1,800円+税 POCE-92111
通常盤CD 1,200円+税 POCE-12159
Fool’s End
佐久間志のぶ (CV.悠木碧) / 森なが穂(CV.竹達彩奈)

ドラマCD『IDOL舞SHOW エピソードZERO』
発売中
3,182円 + 税  PROP-1064
※アニメイト限定販売

IDOL舞SHOW 公式HP
IDOL舞SHOW 公式Twitter
IDOL舞SHOW 公式Youtubeチャンネル

中島由貴サイン入りチェキプレゼント

サイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。

応募方法

リアルサウンド公式Twitter公式Instagramをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドTwitterアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。

※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

リアルサウンド 公式Twitter
リアルサウンド 公式Instagram

<締切:1月17日(日)>

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む